月曜恒例の重賞回顧を始めようか。昨日の函館記念だね。
マイネルミラノは、内めの枠を引いて、同じ逃げ馬のオツウが外めの枠を引いたのがまずは良かったよ。スタートを決めて丹内が何が何でもハナに行く構えも見せたぶん、オツウの北村(友)は諦めて控えてくれたし、すぐに先手を取れたからね。1コーナーまでに早々と息を入れられたうえに、そこからはうまくペースも落とせていた。オツウが強引にでも競り掛けて来たらこうはいかなかったはずで、逃げ馬とすれば最高の競馬ができていたよ。これからも今回のような競馬ができればいいけど、どうしても枠順、同型の出方次第になるだろうから…。それに、今回はいかにもローカルのGIIIといったメンバー構成で、相手に恵まれた感も否めない。メンバーが強くなって同じような競馬ができるかどうか、たとえできたとしても、そう甘くはないと思うけどな。
ケイティープライドは、ペースがペースだけに好位で流れに乗れたのと、インピッタリを通ってロスなく運べたのが良かったよ。もちろん52キロの軽ハンデも大きく効いた感じだけど、浜中が本当にうまく乗っていたね。ただ、次も今回と同じうまい競馬をしろと言われても、そう簡単にできるほど競馬は甘くないからなぁ(苦笑)。ロスなくズルい競馬ができたぶん、初めての二千をこなせたフシもあるから、次も走れるかとなると何とも言えないところだね。
ツクバアズマオーは、中団よりも後ろからの競馬で、今回のペースからすると位置取りが後ろ過ぎ。インコースを通ってロスなく運べた反面、前の馬が止まらない展開になったぶん、直線でゴチャついた所にも入ってしまったしね。まともに追えたのは残り100mぐらいで、そう切れる脚を使えないこの馬にはキツい競馬になっちゃたよ。まぁ、スムーズさを欠く危険性があるのを承知のうえで、インでロスを抑える競馬を選択したのかも。人気もないことだから、(吉田)豊は一発狙うつもりでイチかバチかの勝負に出たのかもしれないから、こればかりは仕方がないんじゃないかな。逆に外を回ったら回ったで、距離ロスが出てキツくなるかもしれないし…。この馬も次も走れるかとなると、どうだろうね。
マデイラは、1番枠から労せずして内ラチ沿いの経済コースを取れたうえに、ペースがペースだけに前々で運んだのも良かった。いずれにしても絶好の1番枠を最大限に生かして、最高の競馬ができていたんじゃないかな。52キロの軽ハンデでも4着が精一杯だから、完全な力負けとし言いようがないよね。まぁ、最近の成績からすれば良く走っている方で、シンガリ人気でこれだけ頑張れれば上等でしょう。
バイガエシは、いくら何でも位置取りが後ろ過ぎだろう。大事に乗ろうとする気持ちもわからなくもないけど、せっかく内めの枠を貰ったうえに1番人気に推されていたんだから、もっと積極的な競馬をしてほしかったなぁ。外からマクる競馬をして圧勝したとはいえ、あくまでも前走は1000万の条件戦。あの時とは相手が全然違うだけに、同じ競馬をしたらさすがに苦しいよ。まぁ、まだ1600万条件に出られるわけで、徐々にステップを踏みつつ力を付けていけばいいんじゃないかな。
ネオリアリズムは、ハミを噛んで折り合いをつけるのにひと苦労。あんなに短く手綱を持って上から引っ張ったら、うまくなだめられるわけがないよ。ティータンは初めての日本の競馬、しかも洋芝の函館のペースを掴み切れていなかったのかな。リズムの悪い走りになりながらも最後までバテていなかったから、気分良くスムーズに運べれば変わってきそうだね。
レッドレイヴンは、バイガエシほどではないにしろ、位置取りが後ろ過ぎだね。池添はハナから前に行く気がない感じだったけど、今回のようにペースが遅くなれば苦しくなるのは当然のこと。後ろからの競馬に固執しないで、スタートしてから他馬の動き、ペース次第で位置取りを決めればいいのに…。いずれにしても池添らしくない競馬で流れに乗れていなかったから、今回の結果は度外視でいいんじゃないかな。
ファントムライトは、スタートしてサッと好位を取れたのに、3~4コーナーではアラアラの手応え。そこからはズルズル下がる一方で、あまりにもだらしない競馬だったなぁ。調教では体の使いがイマイチだったし、当日はプラス14キロの馬体重。その辺が響いたのか、雨で渋った洋芝に脚を取られたのかも。この馬に限らず、道悪を苦にした馬は他にもいそうだね。
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