2016年8月30日火曜日

新潟記念 2016 出走予定馬:アデイインザライフ、前走の強烈な捲りも2段階加速の感じ…本当に良い脚は一瞬でそれまでにどう持って行くか

ワールド:新潟記念490-160

2016 9/4(日) 新潟記念(GIII) 新潟芝外2000m
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新潟2歳ステークス2016予想:出走予定馬の中から注目馬は?】
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 ローカル重賞の常連たちに対して、今年になって1000万下、準OPと連勝で駆け上がり勢いをつけてきた上り馬アデイインザライフも新潟記念に出走予定。1800路線では甘かったこの馬が、ここ2走は2000への延長が噛み合ったというのもあるだろう。休み明け初戦にはなるものの、力をつけてきた今のこの馬の実力を試す恰好の舞台となりそうだ。


 ここ2走はポテンシャル戦で結果を出してきたという認識、新潟外だとその辺りがカギになってくるかなと。とても難儀な馬だが、考え方によってはノリの腕一つでどうとでもなる感じはある。


 まずはここ2走を見ておきたい。2走前の東京2000m1000万下戦では長らく勝ち切れなかったクラスを卒業した。稍重だがダイヤモンドS同日で明らかに表記以上に時計も掛かっていて、ペースバランスで見ても64.1-62.4とスローペースだが全体的に時計が掛かっているのが良くわかる。12.6 - 12.6 - 11.6 - 12.3 - 13.3でラップ推移的に見ると、スローだが仕掛け自体は早い方でL3最速、L1は13秒台まで入ってしまっているが、それぐらい時計が掛かっていたのは間違いない。3番枠から出負けして無理せず後方から入って行くが、東京2000の内枠でもあって2角でリカバーする形で中団まで押し上げる。道中も流石に少し掛かり気味で進めながら中団の最内で3角に向かう。3~4角では3列目の最内で我慢を強いられながら直線。序盤の最速地点で進路確保しスッと伸びてくるとL2の減速地点でグンと突き抜けて堂々先頭。L1では流石に消耗してきたがそれでも後続もなかなか詰める脚を引き出せず、完勝だった。いずれにせよL3の段階でスッと動けていて直線半ばまでは目立つ脚を使っていたし、この馬場でこの仕掛けならL1の減速も仕方ない。他も伸びてこなかったように堂々力でねじ伏せたとみていいはず。もちろんこの馬場に対する適性も当然あったと思うが、ゆったり入ったことで良さが出た感はある。スローからのL3最速で比較的ステイヤー的な競馬になった中で良さが出たのは一つポイントになりそう。


 前走の常総Sは準OPでの強敵と言って良いストレンジクォークを撃破した。中山芝内2000m戦でペースバランスは60.1-59.5と平均ペースで、12.3 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 11.6 - 12.0とラップ推移的に見ても12秒前後を続けながら4角出口~直線入りで最速11.6、という割とレース全体は総合力を擁する展開だったといえるが、この馬はその中で8番枠から出負けして最後方からの競馬となる。1000通過で大体62秒前後というところで後半勝負に特化する形を選択。3角で外に出してここから徐々に進出、4角でも大外をぶん回しながらも馬なりで押し上げていって中団に取り付いて直線。序盤でその勢いをもって最速地点でグンと伸びて先頭に立つ。L1でその勢いを維持したかったが流石にちょっと苦しくなってストレンジクォークらとの激しい大接戦を何とか制したという形。相手もバーディーイーグルやエアアンセムと言った強豪だったし、トップハンデの57kgを背負って堂々とした後方一気の捲りで勝ち切ったのだからひとまず高く評価したい。この馬自身のバランスで考えれば概ね62-57.5ぐらいの感じで入ってきているわけで、3~4角で大外を回して5Fで57.5というのは相当優秀。ただ、L2の最速地点で恐らくこの馬自身トップスピードに入っていたと思うし、ここで脚を使ってしまってL1で甘くなった感はある。逆に馬なりでトップスピードにまで恐らく乗っていない状況下の連続というのは証明できていて、この感じなら恐らく段階的な加速が利くステイヤー寄りというカテゴリーに入ってくるんじゃないかなと思う。ここ2走から感じるのは距離延長は歓迎できるだろうと。


 1600~1800路線でも悪くはないのだがやはりトップスピード戦だと詰めの甘さは出ている。5走前の節分Sは東京マイルで47.2-46.7と平均ペース、11.8 - 11.7 - 11.3 - 11.8 - 11.9とL3最速TS持続の形でほぼ最後方に近い位置から直線序盤で追いだされて一気に伸びてくるんだが、L2あたりで鞭が入ってL1でちょっとずつ勢いがなくなってくる。カフェブリリアント相手に最後までジリッとは詰めたが直線入り~半ばのインパクトから比べるとL1の伸びは平凡だった。また3走前のtvk賞も同じで、東京1800でスローからの12.3 - 11.9 - 11.1 - 11.2 - 12.0とL3最速戦。最後方に近い位置から直線外に持ち出して追いだされてからの反応は良くL2ではグンと来ているのだがL1で伸びあぐねている。1000万下レベルでも甘さを見せていることから考えてもTS持続は甘いと言わざるを得ないだろう。


 ひとまず本当に良い脚は一瞬だが使える脚自体は長いという難しい馬かな。段階的な加速をしてやって最初の仕掛け自体は早く進めたいものの本仕掛けは遅らせたいタイプだろう。前走の常総Sが丁度そういう解釈で、捲って行くのであそこが本仕掛けかなと思うんだが、ラップ推移的に見るとL2の最速地点4角出口~直線入りで加速ラップでも差を一気に詰めているようにL2でもう一段階ギアを上げている。 最後のトップギアに入れると一瞬の爆発的な切れを発揮するんだけど、それを使っちゃうと一気に甘くなる感じなので、これをいかに最後までとっておけるかがポイントになる馬だろうと。使える脚が長いことは実際後半特化した前走で57秒半ばを捲って出してきたことからも明らかで、この部分はかなり評価したい。新潟外回りだとちょっとギャンブル的な騎乗は必要かもしれないなと感じる。入りからハイペースになったとしても問題ないと思うし、変な話だが60-57.5で走れば57秒台までは届く範囲。マイルで流れても一瞬の爆発力は見せているので基礎スピードの幅は広いだろうからね。それよりも後半勝負になった時がカギだろう。例えば後方のままスローで直線を迎えてしまうと追い上げるまでの鋭さは間違いないが、一気に脚を使ってしまわないといけなくなる。それよりは3~4角の地点で段階的な加速が問われる中で外から動いていくぐらいの意識があっていいだろうと思う。トップスピードに早い段階では乗せず中間的な速さを連続させていって、そのうえでもう一段階のギアを抜け出すのに使うのが理想というところかな。いずれにせよ前走のパフォーマンスをしっかりと発揮しきれればこのメンバーでも通用するとは思う。ただ、単純に後方一手になってしまうとスローになったら終了だろう。ただ乗り方次第ではスローでも問題ない馬だし、ある程度流れる競馬もむしろ究極的なトップスピード持続戦になりにくい分だけ歓迎できると思うのでそう考えると面白い馬になる。まあノリなのでよく言えば展開を読んでくれるし期待できそうだが、悪く言えばポツンが炸裂する可能性も高い。特に府中での競馬を見てもこの馬とのコンビではあまり動かないイメージなので、良馬場でスローペースで直線勝負の中後ろからにならなければなあというところかな。ゲートが安定しない分、展開を読みながら入って行ける外枠の方が良いと思う。



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ワールド:新潟記念300-250


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