私カタストロフィが、競馬ナンデのツイキャス・毎週日曜22時からの「メインレース回顧」にレギュラー出演決定!ラップや騎手など様々な観点から次のレース予想に繋がる回顧をお届けしますので、ぜひお聴きください。
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2016 キーンランドカップ(GIII) 札幌芝1200m良
レース回顧・結果
1:08.5 12.1 - 10.9 - 11.1 - 11.3 - 11.3 - 11.8
34.1-34.4M
ペースを考えると思っていたよりも時計は出たなという感じで、馬場の回復というよりは単純にレベルが高かったんじゃないかなあというイメージ。ただラップ推移的にはやはり再加速戦とはなっていない。まあペース的に見れば上がり切っているわけでもないし、後半も前がL1を11.8に近いレベルでまとめてきている中での差し込だからね。後ろからの馬でもある程度トップスピード面を持っている必要はあったと思う。まあいずれにせよ、思っていたよりちょっとハイレベルだったかなという感じでいいかな。
1着ブランボヌールは好発を切って下手に下げ過ぎずに進めようとしていたがそれでもペース自体が上がらないので掛かり気味になって下げる。好位の外で我慢しながら3角ではまだ3列目、4角で仕掛けて2列目を視野に入れながら直線。序盤でしぶとく伸びるとL1でグンと来て前で粘るシュウジをきっちりと捕えての完勝だった。普通に強かったなあという感じでいいと思う。今のタフな馬場で34.1、ハイレベルでまとめてきたので平均ペースにはなっているが少なくとも遅くはない。この流れの中で掛かり気味に楽々追走できていたし、ゲートも上手かった。ケチをつける要素が全くないし、タフな馬場で決して消耗戦というレベルではない中で徐々に伸びながらL1ズドンだからね。まあある程度流れて減速する競馬の方が良いとは思うし、その点で今の札幌の馬場だとパワー型で楽に追走できたという面はあるかもしれない。高速馬場でどうかというのはどうしても出てくるけど、NHKマイルの内容的にもあまり気にしすぎなくてもいいかな。まあ現時点では少し時計が掛かる馬場の方が合っているとは思っているけどね。いずれにせよ噛み合ったにせよ最序盤から余裕があったしL1の突き抜けのインパクトは大きかった。素直に評価したい。スプリンターズSでも最近は昨年みたいに息が入ることもあるので当てにはできないが、超高速馬場でなければL1のバテ差しが噛み合いそうな感じはるね。
2着シュウジは4番枠から五分のスタート、リカバーして二の足でハナを取り切る選択。内のセカンドテーブルが出遅れたこともあってかなり楽にレースを支配する形だが、それでも34.1と馬場を考えれば決して遅くないペースで入って行く。3~4角でも余裕を持って進めて出口でパンと仕掛けて直線。序盤で一気に2馬身差まで広げる形になるのだが、L1ではちょっと甘くなってブランボヌールの強襲を受けてしまい2着までだった。ドンキとの比較で見ても函館スプリントSからちょっと縮まってしまったのはあるので何とも言い難いが、ひとまずタフな馬場でしっかりとペースを作って結果を出せたし個人的にはこの騎乗でよかったんじゃないかなと思う。もうちょっと飛ばしてどこまでやれるかも見たかったけど、今の段階では基本フラットに入って要所の一足を使ってという競馬を前でやるってのが一番安定すると思うしね。ただこの競馬で甘くなっている以上本番はちょっとリスクを背負う必要はあると思う。小倉2歳Sが内容的に良かったと思うので、ハイペースでも問題ないと思うしハイペースの中での基礎スピード戦でパフォーマンスを上げてくればチャンスはあるかな。まあ総合力が高いのである程度のペースまででコントロールできれば大崩れしないのは魅力。
3着レッツゴードンキは五分には出たが今回は無理せずに下げて中団という形。中団列の外々でペースも上がり切ってはいないのでやっぱりかかってしまう。3~4角でも外々からだがブランボヌールの直後を追走するような形で直線に入る。序盤でちょっと前がふらついたので若干影響を受けつつもジリジリと伸びる。この馬らしい鋭さはなかったがL1までなだれ込んでしっかりと3着を確保した。ん~シュウジとの比較で見れば詰めてきているしやっぱりちょっとタフな馬場で結果が出たという感じはあるのかもしれない。外枠で掛かる懸念はあったし実際掛かったんだけどそれでもL1までジリッと伸びてきてブランボヌールとの比較で見てもラストは悪くない。掴み切れないところはあるんだけど、やっぱり馬場はちょっと渋っているぐらいが良いのかなと。距離に関わらずこの馬はある程度馬場を重視した方が良いかもしれんね。感覚的には高速馬場での後半勝負が合っているとは思うんだけど、ちょっと難しいところ。宮記念も詰まったのが大きいしね。いずれにせよ1200の方が安定しているのは確かなので、勝ち切るまでになると条件が噛み合わないととは思うが上手く枠やペース、馬場が噛み合えばワンチャンスはあるんだろうと思う。今年の北海道スプリント路線はハイレベルとみていいと思うしね。まだ半信半疑な面はあるけど、スプリント路線で上位に上がってきている。
4着ソルヴェイグは5番枠から五分のスタート、二の足でスッと先行するが外の各馬が切り込んでくるのを見て下げて好位列という形。そこでちょっと掛かり気味になる。3~4角でも前のアクティブミノルとの間にスペースを取るがそれが動けず3列目で進路確保に苦労して直線。序盤でそこから狭いところを上手く捌いてしっかりと反応するがL1での伸びが物足りず、最後はシュウジとも脚色同じでドンキにも交わされた。う~ん、結局懸念していたポジショニングの差が逆になって捕まえに行くところで脚を使った感じ。プラス、やっぱり馬場も重くて再加速戦にならなかったというのもあるのかなと。ペース自体は前回の方が速かったが息を入れる余裕があったし、後半は再加速。今回はペース自体は平均で推移しているけどコーナーではすでに速いラップを刻み続けていたし、そこで手ごたえがあるうちに2列目からという形ならまだ面白かったが、2列目のアクティブの後ろで進路がなくて待たされて3列目から脚を使うってのはちょっと難しかったかなという感じ。直線入りでは反応していたし、恐らくこの馬自身はわずかでも加速ラップをL2で踏んだとは思うのだが、一瞬で終わってL1は伸びあぐねたかな。まあ高いレベルでの話だけど、突き詰めれば使える脚がそんなに長い方ではないと思う。斤量がちょっと重くなったのも影響はあるかもしれんが、シュウジとの比較で完敗を喫したのはやはりポジションが大きいかな。
5着ナックビーナスは13番枠からまずまずのスタートを切ってひとまず積極的に先行し、2列目の外というような位置で入って行く。3~4角でも緩まない中で外から勝ちに行く正攻法の競馬となって2列目外で直線。序盤で一瞬脚を使って2番手に上がるのだがL1手前でちょっと甘くなって最後は5着争いにとどまった。う~ん、まあちょっと枠が苦しかった感じはあるかな。2列目ぐらいで良かったと思うし、正攻法で競馬するとああいう形にいなっちゃうよね。まあ相手もかなり手ごわかったと思うので、ここでこの条件で5着なら悪くない。内枠に潜り込んで進めた方が良いタイプだと思うし、軽い馬場で後半にシフトした競馬の方が良い、無理しなければL1も結構踏ん張る馬だから、京阪杯とか京都1200路線だと面白そうな一頭になると思う。賞金的には本番は難しいし、適性的にも宮記念の方が合っていると思うので、そこを目指すローテにしてほしいかな。
6着エポワス(本命馬)は3番枠からまずまずのスタート、結構押して押して先行策を取ろうとするが、ある程度流れる中でポジション取りで少し苦労、ミルコも終始手が動いた状態。3角で鞭が入り、4角でようやく手応えに余裕が出てきたところで直線入で前が壁、ワンテンポ待たされて内に入り込み、L1で食らいつくも6着完敗。まあ詰まったのもある程度影響はあったと思うけど、3角までの段階で追走に苦労していたのはやっぱり1200の基礎スピード面の課題だと思う。もうちょっと時計が掛かるかなと思っていたので、個人的にはそこが予想的にちょっと違ったのかなと。詰まったけどL1は減速しているしもうちょっと伸びてほしかったからね、その辺りを考えると前半の基礎スピード不足があったと思う。明確に渋っての9秒台という競馬なら足りたと思っているけど、まあ上位勢を褒めた方が良いんだと思う。
8着サトノルパンは9番枠からやはり出負け気味、そこから外からの切込みもあって前には行けず後方でこの馬のスタンスで入って行く。3角でも外々を回しながら徐々にポジションを上げ、4角では中団の外に取り付こうとするがそこで勢いがちょっとなくなるような感じ。そのまま最後までだらだらとなだれ込むような形での8着完敗だった。ん~まあ結果的に自身は後傾ラップで入っているんで脚自体は引き出せたと思うんだけど、あの位置で3~4角で外々でちょっと削がれるのが早かった気がする。まあこの馬場で前半もそこそこ速いから、無理をしなかったといっても多少は削がれたのかなというのもあるし、結局洋芝でそこまでトップスピードの質そのものを要求されなかったというのもあるのかな。今回はちょっと条件的に合わなかった面もあると思う。まあ1200路線では少なくともビッグアーサーには内容的には見劣っているし、恐らく今の3歳勢が来ることでスプリント路線の勢力図もかなり変わってくると思うから、難しいところだね。ただ噛み合ったときの武器はある馬なので、後半勝負で鋭さを要求される競馬、内枠で上手くポジションを取れるという条件が揃えばってところかな。評価の順列的にはやっぱりちょっと落とさないといけないとは思う。
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