2016 9/4(日) 小倉２歳ステークス(GIII) 小倉芝1200ｍ
予想用・出走予定馬一覧
【小倉２歳ステークス2016予想：出走予定馬の中から注目馬は？】
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小倉1200ｍ戦で勝ち上がって来た馬が多い中で、唯一過去３走いずれも函館1200ｍ戦を使ってきたのがドゥモワゼル。函館２歳ステークスでもしぶとく後方からジリジリと伸びてきての５着と結果を残したが、小倉1200でその末脚を爆発させることができるか。
まあ正直評価が難しいところ。函館の場合向こう正面が上り坂になっているし、スタート地点では下りからの平坦、３～４角また下りという小倉とではちょっとコース形態が違うというのはある。スピードには乗せやすいのでそこで先行出来ればというところかな。前走は外枠も響いたと思うので、上手く流れに乗ってくればちょっと怖い要素はある。ただ時計的には強気になれない。
まずは２走前の未勝利勝ちを振り返っておく。函館芝1200ｍ戦で良馬場、ペースバランスも34.6-35.3とややハイペース、12.0 - 10.9 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 11.8のラップ推移で中間少しラップが落ちるのが早くて、後半そこからは落とさなかったという感じ。７番枠から出負けして後方からの競馬。ペースがそこまで上がらなかった中で後方馬群の外で集団の中では一番後ろで進める。３角で外からじわっと手が動いて進出、ここの段階でペースが落ち着いていてそこで楽々押し上げて取り付くと、そのまま４角では２列目の外に並びかける形で直線。序盤で２列目から鋭く伸びて先頭に並びかけ、Ｌ１では独走というところだった。まあ正直レースレベルに恵まれたのは間違いないとは思っている。ただ、この馬としては３～４角で前が早い段階でしんどくなったところで外から楽々押し上げてきていて、一頭だけ違う競馬をしているのでレースレベルが低くてもこの馬の評価を低くするのは危険かなと。もちろん走破時計は３歳未勝利でも1:08.8が出ていて今年の函館は小倉より出ているぐらいだなあという感じの馬場だった。時計自体は平凡だと思っておいた方が良いだろう。新馬戦でもコントロールしての一足で良さが出たし、この２走は後半要素で良さを見せたと考えた方が良いと思う。
一方でペースが上がった函館２歳ステークスでは伸び切れなかった。ペースバランスも33.5-35.7と２秒以上の超ハイ、11.7 - 10.7 - 11.1 - 11.6 - 12.0 - 12.1とラップ推移でみても後半は終始減速している。14番枠と大外に近い枠からやはり出負け、そこから押して押してリカバーしようとするが中団が凝縮してしまっている中で外外
という形になる。３角の地点ではまだ11.1と速いラップを踏んでいるのだがここで３～４頭分ぐらい外とロスが多い。４角でも大外を回す羽目になって仕掛けを待てずに６頭分ぐらい外を突く。序盤でそこから一瞬脚を使った感じだがＬ１での伸びは微妙でなだれ込むだけに終わった。ペースを考えるとこの馬の走破時計1:09.7というのは平凡で、同日２歳未勝利の勝ち時計1:09.9と大差ない。このレースでもレコードが出ていたように今年の函館は洋芝でもかなり時計が出ていたので、前述のとおり時計的にはこの３走含めてこの馬は高いレベルのモノを引き出してきたとは言い難い。ただ、このレースに限って言えばペースが上がったとはいえＬ４の３角地点ではまだまだ速いラップを踏んでいたわけで、上り坂地点で３角でかなり外を回していた。３角で３頭分外を回したというのはかなり響いたと思うし、４角でもかなり外を回す羽目になった。時計が遅くなった理由としても既に減速している４角ではともかく３角のロスは痛かったと思う。出負け癖があるので外枠の方が安定するが、この函館２歳Ｓみたいに中団が凝縮してしまうとなかなか苦しかったかなと。
血統的には父ショウナンカンプ、母ステキプレゼント、その父ジェニュイン。ステキプレゼントは懐かしい名前だなあという感じで、1200路線でスピードを活かしていた馬。1000万下勝ちの実績はあり、産駒の傾向を見てもほぼ1200路線でとみていいと思う。父はショウナンカンプで、まあバクシンオーもそうだが意外と単調な基礎スピードタイプだけでなく後半型の1200～1400の馬を引き出すことが多い。この馬も基本的には前半そこまで無理をしない方が良いタイプだろうと思う。ただ前走に関しては入りがこの馬のポジションでも34.2とハイペースバランスになっているしその中で特に３角はロスがあった中でＬ１までジリッと食らいつけていて減速地点で踏ん張っているというのもある。意外と単調な流れに対応してきたとみることもできる。新馬は逃げているが出負けからのリカバーだし、それを修正するのはこの次元では期待できないだろうと思うので恐らく後ろからとみておいた方が良い。ただ前掛かりになったところで上手く３～４角の立ち回りができればＬ１で12秒台半ばまで落ちても驚けない今の馬場なら案外怖いかもしれないなと。まあ人気しそうなので評価が難しいところだが、枠と立ち回り一つで争覇圏内に入ってくると思うし、ハイペースへの適応力も前走で見せている。今の段階では函館２歳ステークスのレースレベルがなかなか掴みにくいが、悪くない５着だったと思うので噛み合えば。
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堅くはおさまらない２歳重賞というイメージをお持ちの方もいると思うが、近年の小倉２歳Ｓは極端な結果に終わっている。
１５年、１３年は三連単が１万６７００円、６０１０円と人気どころで決まり、１４年は４７万２６９０円。ただ、基本的に１番人気の信頼度は高く、ここ１０年で７頭が馬券に絡んでいる。前走同コース組が多いが、突出する成績は残せておらず。２歳戦らしく前走ダート組でもお構いなしに好走するケースがあり、馬柱の戦績だけで判断するのは難しいレースだ。
だからこそ元JRA競馬学校教官の徳吉一己を筆頭に、競馬サークル内に幅広い情報のパイプを持つ競馬セブンは、騎手情報に関しては枠順発表前と後の思惑の変化、そして土曜の競馬を確認し終えた後に陣営はどのような最終的な作戦を固めたのか、様々な情報と組み合わせて予測可能だ。
さらにすでに強力な情報を入手している『鉄板軸馬』『爆弾穴馬』に狙いを定めており、直前ギリギリまで『騎手情報』を重点的に洗い出し、展開面を丸裸にした上で的中を狙う算段。今回は特別に直前情報・天候・馬場状態を加味した最終ジャッジ【小倉２歳Ｓ～馬連３点勝負～】を当日9/4の13:30頃に無料配信。「どの馬を狙うべきか少しでも迷っている」という方は、是非とも参考にしてみてほしい。
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