2016年9月12日月曜日

セントライト記念 2016 出走予定馬:ディーマジェスティ、世代最強を示すことができるか?皐月賞馬も秋初戦に出陣…

七騎の会:セントライト記念490_160


2016 9/18(日) セントライト記念(GII) 中山芝外2200m
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セントライト記念2016予想:出走予定馬の中から注目馬は?】
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 2016牡馬クラシック3強の一角、皐月賞で8番人気と伏兵ながら、力でライバルたちを捻じ伏せ一気に台頭を果たしたディーマジェスティがセントライト記念に出走予定。秋の大一番、クラシック最後を飾る菊花賞の前哨戦。もちろん次が本番だが、最強と謳われる世代の皐月賞馬…勝利はもちろん、競馬の内容も皐月賞馬にふさわしい走りを期待したい。


 マカヒキ、サトノダイヤモンドとともにこの世代の3強と言って良いし、実際この馬が一番強い可能性もある。サトノのダービーは2着でも強かったしマカヒキももちろん。それでもあのダービーでラストに一番伸びてきていたのも確か。ライバルのダービー馬は異国の地でニエル賞を制した。こちらも前哨戦で躓いてはいられないぞと。


 まずは台頭の舞台となった皐月賞からもちろん見ていきたい。中山芝内2000m戦で良馬場、当時は相当な風が吹いていてホームストレッチの地点では強烈な追い風だった。まあこの辺りの影響がどの程度だったかは何とも言い難いが、ペースバランスは58.4-59.5と1秒のハイペース、11.7 - 12.5 - 11.5 - 12.4 - 12.2 - 11.6 - 11.8とラップ推移でみてもわかりやすいように非常に道中の緩急の幅が大きく、風の影響を感じさせる。3~4角の地点では12秒台に入っていて少し緩みつつ、4角出口から直線にかけて加速、L1は11.8とペースを考えるとかなり速いラップで締めてきたなという感覚だ。18番枠と大外からやや出負け、無理せずに後方からの競馬を選択していく。道中もハイペースの中でこの馬のリズムを崩さずに、かつ道中の緩みを上手く使って3角までには外からじわっと差を詰めて中団を意識できる位置。3~4角で前がペースを落とす中で押しながら外々を押し上げ、出口では好位列に取り付き直線。序盤でそこから加速ラップなのだがここで伸びて2列目に並びかける。L1でも突き抜けて外からマカヒキが来るもののこれをきっちりと退けての完勝だった。意外だったのは外から前を向いたとはいえ12.2-11.6と加速していく形となった4角出口から直線入りでマカヒキより伸びてきていたこと。加速性能が高いイメージではなかったので同じく外から動いてきたマカヒキに対してここで見劣らず、かつ3列目から2列目までスッと伸びてきた。共同通信杯で見せていた流れた中で良さが出たというのはそんなに驚かなかったが、バテ差しはイメージできても要所でここまで強い競馬ができて、なおかつL1までしぶとくというのはちょっと驚かされた。まあサトノは小さくない不利を受けていたこと、マカヒキにはL1で詰められていたのは確かなので、展開次第で変わってくるかなとは思ったが素直に強いなと感じた一戦である。


 ダービーは1枠に入った時点でちょっと難しかったかなという感じ。東京芝2400m戦で良馬場、ペースバランスも60.0-58.0と2秒の明確なスロー。13.1 - 11.8 - 12.0 - 11.6 - 11.0 - 11.6とスローではあるがその分後半速くなるのも早く、L5で11.8を踏み1段階目の加速、そこから直線に入ってL2最速11.0、2段階加速戦でトップスピードの質まで要求されているし、L2の上り坂地点が最速なので坂地点での坂加速力も問われている。ステイヤー色が強い競馬で、府中適性も問われた一戦と言っていいと思う。その中で1番枠からここでは五分に出て外目に持ち出そうと中団に下げながら進めていく。道中もスローの割に縦長という中で中団馬群の中で我慢しながら、上手くサトノダイヤモンドの直後、マカヒキも近くにいて意識しながら進める競馬。3~4角でもサトノの直後で外には出せない、我慢が強いられる形になるがここで徐々に前もペースが上がって行く。4角出口でサトノがじわっと動いていくのでその直後から直線を向く。序盤で追いだされるが皐月賞ほど良い反応は見せられずにサトノとマカヒキにL2で先に伸びられる。L1ではジリジリとは差を詰めてきたがそれでもマカヒキ・サトノのマッチレースには加われずの3着だった。4着エアスピネル以降は2馬身以上離しているし、中団で構えながら要所の加速でちょっと後手を踏んだが最後はしぶとく伸びてきた。まあ位置的にどうしても前のサトノやマカヒキがあそこからあれだけの脚を使ってくるとなかなかトップスピードの質的に優位に立つのは難しい。それでも思ったより置かれなかったしトップスピード戦でここまでやれたなら本物とみていいと思う。また皐月賞の場合は基礎スピードを高いレベルで要求されていたが、ダービーは明らかに後半勝負、しかも段階的加速の中で最後まで脚を使ってきていて、あの中では一番ステイヤー色が強かったかなという感じ。かなり強いなと再認識させられた。


 この馬の場合共同通信杯の内容が物足りないので早い段階での評価が難しかった。少なくとも低調な一戦という認識だったし、今でも2着以下のレベルを考えると、やっぱりここだけパフォーマンスを落としているとみるべきかなと思っている。東京芝1800m戦で稍重でもあり、47.9-47.4と平均ペースからの12.1 - 11.8 - 11.5 - 11.8 - 12.3とL3最速ポテンシャル戦。淀みなく進んでいたが、L1はかなり減速していた。ここでは2強だったハートレーとスマートオーディンが崩れた中で突き抜けたが、4番枠から五分に出して無理せず下げながらも後方に下げる。3~4角でも最内で立ち回ってロスを極力なくして進めるが手が激しく動く中で後方で直線。序盤で鞭が入っているのだが反応はジリジリ。徐々に伸びてはきてL2で2列目、L1で前のイモータルを捕えて抜け出しての完勝だった。内容的には完勝だが時計的には平凡で、少なくとも1000万下のテレビ山梨杯がマイルだが1:34.5、47.4-47.1と平均ペースでそれなりの時計を出しているし、L1も12.0でまとめている。1800とはいえ結構流れた中で1:47.4という時計そのものはあまり評価できるほどではないと。少なくとも朝日杯では2歳冬の段階でリオンディーズ辺りが準OPと互角レベルのパフォーマンスを見せてきたことを考えると、この段階で1000万下に見劣るレベルではあったので、ここで高く評価するというのはできなかったし、今でもこの一戦をちゃんと考える必要があると思う。


 個人的にはこの辺りを総合的に考えると本質は長距離型になると思っている。皐月賞の場合は全体のペースでは1秒のハイペースなのだが、非常に道中の緩急が大きいレースだった。この馬の地点で目視ではあるのだが、1000通過は60秒前後になる。仮に60としてこの馬の走破でバランスを取れば60-58ぐらいということになる。つまり自身は2秒のスローバランス。一方で共同通信杯はある程度馬群も凝縮していて、大体自身でも48.5辺りで800を入っている。一応スローバランスで走り切っているとは思うが、度合いとして考えても2000でゆったり入って良さが出た皐月賞、ダービーではレースラップで見ても60-58でスローの中で後半2段階加速の競馬の中でL1では一番いい脚を使っていたということを考えても、後半勝負にシフトして良さが出てきたとみるべきだろうともう。もちろん共同通信杯の時は渋っていたので、もしかしたら高速馬場が単純に得意という可能性も有るとは思うのだが、共同通信杯のペースは崩れた2頭と比べてはいけないが、この馬の比較で見た時にベストの条件…ペースバランスではなかったと考えると後半イマイチだった事の説明がつくのかなと感じる。ここ2走のパフォーマンスの方が明らかに上だと思っているし、それが距離延長と前半無理せず入っていることを考えると、案外ゆったり入って長く脚を使いつつトップスピードの質も見せているのかなと。皐月賞がハイペースの中で差し込んだという映像的なイメージになってしまうが、意外と要所でよかったというのもあるしダービーも速いラップの地点で思ったよりは苦戦しなかった。前半無理せず外からしっかりと動いて仕掛けで主導権を取る蛯名との相性は恐らくかなりいいと思うし、ハイペースになったとしてもこの馬自身無理をしなければ対応はしてくると思う。3歳世代の中では最強の可能性がある馬だし、この条件でメンバー構成なら単騎で逃げるような馬がいたとしても実質ペースはそう上がってこないだろう。3~4角からじわっと仕掛けていけるような形になればこのメンバー構成なら2枚上だと思う。取りこぼす可能性があるとしたら昨年のような展開で仕掛けをし切れず前に出し抜かれる形ぐらいかなと。この馬を差してくるような馬は今回のメンバー構成ではなかなか…まあ強いて挙げればマウントロブソンが厄介かなというところ。ノーザン包囲網になりそうな気はするが、ここはきっちり勝ってほしいし、どういう競馬をしてくるか注目したい。




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菊花賞に向けてのトライアル重賞であるが、ここ10年で当レースと菊花賞を連勝した馬は昨年のキタサンブラックのみ。それどころか、2着以下に終わった馬から菊花賞制覇を果たした馬もいない。菊花賞への直結よりも、中山外回りという独特のコース形態が生む、ロングスパート合戦に対応する適性があるかどうかがカギになってくるレース。

ここ10年のうち、前走日本ダービー組が5勝、ラジオNIKKEI賞組が2勝と、ほとんどの年において前走重賞組の好走が目立つ。波乱の年もあるが、春のクラシックで上位に入っていた馬が出走する場合は堅い決着、荒れてもヒモまでという認識でいいだろう。

今年出走する馬の中には「この馬はこのレースから菊花賞へという青写真を描いている」と早い段階から順調に調整できている馬や、「菊花賞云々より将来のために賞金を稼ぐ必要がある」と勝ちを意識している馬もいる。さらに「中山2200mは特殊なコースだから器用さがあるこの馬なら他より有利」という穴馬の存在も注意が必要だ。

このように騎手、調教師、馬主、生産の関係者とも太いパイプを持つ競馬セブンは、人の思惑が結果に影響する”秋のトライアルシーズン”は滅法得意だ。今回無料登録をして頂いた方には情報は勿論のこと最終ジャッジの買い目『馬連3点勝負』まで特別公開。情報配信は天候・馬場状態など、馬券に直結するありとあらゆる要素を加味したうえでジャッジするため、当日13:30頃の配信となるのでそれまでお待ち頂きたい。

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