中山11R スプリンターズステークス(GI) 芝外1200m 良、標準馬場想定
【展開予想】
土曜は雨が降ると思ったら降らなかった、けど思ったより時計が掛かったというような感じでちょっとよく読めない感じの中山の馬場だった。騎手も多分そんな感じはあるのかなと、レースメイクをする側は嵌めている感じで、後ろの馬が仕掛けのタイミングを遅らせている感じはある。土曜も雨が降ったというわけではないのにこの感じなので、日曜で急激に回復というのは考えにくいかな。まあこのメンバー構成だから流れれば7秒台前半ぐらいは出てくると思うが多分それぐらい。恐らくある程度力の要る馬場になっていると思う。
そのうえで展開だが今回の予想のカギを握りそう。内に先行勢がごった返した中で一応は外のミッキーアイルがハナを狙う候補ということになる。ただ相当内までの距離があるのでこれが行き切るならペースを引き上げて行く必要があるのと、内に速い馬がいないことが前提となる。ただ、その中で内からはビッグアーサー、ソルヴェイグ、シュウジ、ベルカントと非常に出方が読みにくい逃げ番手馬が勢ぞろい。特にベルカントやソルヴェイグは二の足が速かったしこの辺りが内からハナを主張するとミッキーは恐らくハイペースの中での2列目外になるのかなという感覚かな。まあミッキーが外から行き切るか内の各馬が主導権を取るのか。これ次第で随分変わってくると思うが、個人的には内のソルヴェイグが前走やや出負けして一列後ろでいけなかったことをコメントしていたのでこれがスタート良く出ればハナを取り切る形になるかなと思う。ベルカントも速いのでこの2頭のどちらかが狙ってくるんじゃないかな。ペース的には一応33.0-34.5~33.5-34.2~3辺りをイメージしておきたい。いずれにせよハイペースで8秒は切ってくるだろうと。一応平均ぐらいまでは幅を持たせてもいいと思うけど、今回は出方を探りたい馬が多いのとギャンブルを打ちたい騎手もいる、ビッグアーサーが前走逃げたことで前の意識が強く流れる意識が強くなると思う。
【予想】
◎13レッドファルクス
〇04ソルヴェイグ
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△01ビッグアーサー
△11ダンスディレクター
×05シュウジ07スノードラゴン
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×
◎レッドファルクスの本命は人気に関わらず正直ある程度決まっていた。余程内枠で包まれて動けないような並びなら難しいかもしれないが、CBC賞のインパクトがあまりにも大きすぎる。あの当時は確かに超高速馬場ではあったので今の中山の馬場と繋げるのは危険な面もあるが、それでもペースバランスが33.8-33.4とスロー気味の平均、ラップ推移も12.2 - 10.7 - 10.9 - 10.9 - 10.8 - 11.7とコーナーで10秒台を終始刻み続ける外から差すにはえげつないラップ。これを外枠から追走に苦労も外々から終始3~4角でも4頭分ぐらいロスがありながら10秒台のラップでついていく、直線入りで前が誤差程度とはいえ出し抜く加速のラップをL2で刻んでいる中でそこからジリッと伸びてL1で前が普通にしんどくなったところでも4馬身差ぐらいを猛然と伸びてきて捕えるというちょっと考えられない競馬をしてきた。普通にこの馬に本命を打つということはビッグアーサーより強いと思って狙うというのが一つある(ビッグを落としたのはもうちょっと他の理由はあるが)。この競馬で差すというのは中京1200、開幕週で内外フラットでコーナーで10秒台で4頭分外って遠心力もとんでもなくかかるしそこで内へ内へ持って行くイメージを持ちながら追走して直線でばてないってのはちょっと異次元のレベル。もちろん適性面がどうかはやってみないと分からないけど、この馬の感じなら馬場は多少タフでも34.5-33.0ぐらいのバランスでも7秒半ばで入っていけると思う。中京だと坂スタートだから行き脚がつかなかった感じだけど、中山1200で外枠、外2頭が逃げ番手ならそれを行かせてから下りで勢いをつけていけるしそこからの積極性はミルコの右に出る騎手はなかなかいない。休み明けだったり色々突っ込むところもあるんだけど、あの一戦の段階で条件が整えばスプリンターズS本命と思っていたので、これはもう信念を貫く。1200だけじゃなくマイルまで含めて今後が楽しみな一頭。追込みが決まりにくいけど、その常識を覆すだけの才能を感じたのでここは自分のその時の直感を信じる。
〇ソルヴェイグはこれもここまでの過程と騎手込を評価してかな。今回一番前への積極性がありそうなのがソルヴェイグなんだよなというところ。前走のキーンランドCは前に行きたかった感じなんだけど、一歩目がそこまで速くなかったので難しく好位列での競馬になったし、12.1 - 10.9 - 11.1 - 11.3 - 11.3 - 11.8とペースは34.1-34.4で平均、コーナーで速いラップをという形で好位列の一つ外、そこからの伸びという点ではやはり物足りなかったし基礎スピードを活かしたポジション差が欲しいタイプだろうと。その点ではレースメイクにかけては積極的だし今の中山の馬場を掴んでいる感のある田辺でこの馬の函館スプリントSで見せたゲートの良さを引き出せればというところかな。その函館スプリントSでは洋芝とはいえ高速馬場で33.4-34.4と1秒のハイペースバランスを外枠から好発切って番手でしっかりとレースをハイに支配、そのまま直線で11.8 - 10.6 - 11.0 - 11.5 - 11.3 - 11.6とL2再加速の余力を持って出し抜いてしぶとくシュウジの強襲を退けた競馬ができたと。基礎スピードが問われたことでレッツゴードンキに対しては明らかにパフォーマンスを上げてきているしシュウジ比較でもペースが上がったことで勝ち切れた。斤量差は変わらないのでこの内容は素直に評価したいところだし、基本ペースが上がりやすい中山1200というのはいいはず。主導権を狙える馬で、ハイペースバランスでハイレベル戦だった函館スプリントSを制してきたんだからこれは素直に評価したい。高速馬場とはいえ7秒を切るのは向こう正面上り坂が続く函館ではなかなか難しいからね。しかもラップ推移的にもかなり余裕があった。人気を落としているけど素直に。
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この馬も結局は新興勢力狙いということになる。ビッグアーサーが追い切りで微妙でなければ恐らくソルヴェイグではなくビッグが本命で良かったかなと思うんだが、この馬もビッグがイマイチなら枠の並び的にもチャンスは出てくる。前走でも34.1-34.4と平均ペースだが12.1 - 10.9 - 11.1 - 11.3 - 11.3 - 11.8と非加速ラップでL1で猛然とバテ差してきたわけで、この内容からも早めにエンジンが掛かった状態でなだれ込む競馬が理想。今回はビッグアーサーを目標にしながらの競馬が可能だし、そうなれば要所の進路どりに困ることはビッグが詰まらなければ無いわけで。かつビッグアーサーが少しパフォーマンスを落としてくるようならL1のバテ差しでビッグを差すというところまであっても驚けないかなというところはある。ハイペースは2歳時だが重賞でぶち抜いている馬だし、少なくともバランス的には不安はない。後はそこまで高速馬場ではないにせよ7秒台の決着にはなるだろうというところに対応してくればというだけ。レースレベルの高いところでやれているわけなのでこの馬も積極的に狙いたい一頭。
△ビッグアーサーは予定より一つ落とした。場合によっては本命もあるかな、でも基本は対抗と思っていたんだが2つほど予定が狂った。まず一つは直前追い切りが良くなかった。1週前の段階では良かったので正直心配していなかったんだがL2で飛ばしたといってもちょっとL1の減速が目に見えていたし、力強さというよりは少し空回りしていた感じ。それともう一つが、土曜を見た時にちょっと時計が掛かっているなと感じたこと。確かに宮記念も強かった、セントウルSも強かったんだが、オパールSも含めて基本的に超高速馬場に近い状況での厳しい流れ、ということになる。阪神Cは悪くないけどタフな馬場での後半勝負で内からジリジリ、ダンスディレクターには明らかに後半要素で見劣っていた。距離適性というのもあるが例えば淀屋橋Sなんかでもまだ覚醒前だったにせよエポワス相手に阪神1200、稍重で少し時計がかかる34.0-35.3のハイペース、12.1 - 10.8 - 11.1 - 11.4 - 11.8 - 12.1減速ラップで結構苦戦していた。圧倒的なパフォーマンスは高速馬場による所が多いので、その辺りを考えると今週の中山の馬場がちょっと気になった。この2つが両方揃ってきたので一つ下げたいなと感じた。2倍前後で圧倒的1番人気に支持されているけど、勿論地力はまだ最上位だと思うがそれでも新興勢力が夏にここまで台頭していることを考えると絶対視は危険かなと思う。重賞1番人気連勝記録も更新中でそういった流れもこの馬に集まりそうだし、消し切るのは難しいがそれでも不安そのものはそこそこあるかなと。
△ダンスディレクターは逆に少し時計がかかる馬場で浮上させた形。この馬の場合絶対的な時計勝負になった時には1200はちょっと短いかなと思っていたんだが、土曜を見る限り早くても7秒台前半ぐらいの決着で収まるだろうと。その中でハイペースなら折り合いもそんなに気にしなくていいし、この馬はエンジンの掛かり自体は悪くないけど気性的なもので、阪神Cみたいに後半外から勢いをつけての競馬をしてきた方が高いパフォーマンスを見せている。京都適性が高いのも恐らくこの辺で、坂の下りでトップスピードにじわっと乗せて維持してくるのが理想かな。CBC賞ではウリウリに出し抜きを喰らったが33.4-35.7と2秒以上のハイ、重馬場で力がいる中で11.9 - 10.4 - 11.1 - 11.2 - 12.3 - 12.2の消耗戦中団馬群の中で進めたが進路がなくて立て直すロスが坂の上りであったことを考えると悪くはない。まあペースが上がり切るよりは後半勝負にシフトできる方が良いとは思うんだが、それでもこの馬場でパワー型の後半勝負で強い競馬ができているこの馬、CBC賞でも自身フラット走破でやれてきたことを考えればこの馬場なら浮上させたいかなという感じ。阪神Cは自身後傾で外から正攻法、L3最速のTS持続を考えればかなり強かったからね…。
×シュウジは枠的に内枠でおっと思ったんだけど意外と内に先行馬が多く、ソルヴェイグやビッグアーサーの出方、またミッキーアイルとかを意識してどの位置を取ってくるかというのは結構ポイントになる。この馬はここ2走を見ても一歩目が遅いし、小倉2歳Sでも出負けして内からリカバーという形。ただ今回は内に先行馬が多くて外のミッキーが内に切り込めば当然だけど内の好位列までのスペースはすぐに埋まって隊列は決まってしまいそう。まず最低限といえる2列目ポケットを獲れるかとなると個人的には微妙かなと思う。一番理想的な形はソルヴェイグがハナを切る形を読んで番手外でミッキーを内に入れさせず番手外を確保できるパターンだけど、ゲートがカギになるし前走で逃げて完敗しているから意識的に逃げの手は打ちにくいだろう。そういったところを考えても今回意外と隊列の中でここ2走より後ろになる可能性は高いかなと。キーンランドCでは平均ペースで完璧に進めたがL1甘く、函館SSでもハイペースを2列目ポケットで我慢しての再加速戦で動けてと基礎スピードやギアチェンジ、ポテンシャル面といったバランスを上手く持っている馬なので余程後ろにならなければ力関係的には勝ち負けできるレベルだと思うんだが中山1200だと下りスタートで前も最序盤は意識的に出していくし、というところ。ちょっと悩んだけど3着ヒモまでとしておく。
×スノードラゴンは前走のセントウルSはこの馬にしてはかなり積極的だったなというぐらいオーバーペース気味についていった。33.1-34.4だから1秒以上のハイで基本この馬の場合前半無理はできない中であれだけ行けばしんどくなるのは仕方ない。敗因がハッキリしているしゲートが安定してきたことを評価したい。今回はまず土曜を見ても極端な高速馬場にはなってない。まず6秒台の決着なんてことはないだろう。その中でペースも今回は上がりそうで3~4角で最内を立ち回ってのばて差しというのはビッグアーサーや▲馬を視野に入れつつ狙えるという点で内差し狙いの大野としてもやるべき競馬が一つしかないという点ではやりやすいと思う。流石に今回は先行せず、前走の先行ショックで速い流れについていかせるというのが意図だったと思うし、中団で脚を残しながらのL1バテ差しならば。CBC賞はなだれ込み切れなかったがああなるのが普通でレッドファルクスが異常。勝ち負けは難しいと思うが嵌り切ればのL1ズドンは警戒しておきたい。
消の前にまず悩んで泣く泣く拾えなかった馬から。サクラゴスペルは悩んだけど昨年よりレベル的には高いと思うのでその中でノリが上手く死んだふりして打ちのスペースを確保、ビッグアーサーや▲といったところの直後からするすると差し込んでくる形でというところかな。近走の敗因も結構不可抗力的なところもあるし、過去オーシャンSではハイペースで完勝しているわけで適性自体は意外と幅広くいまだにちょっと掴めないところはある。昨年は中弛みからのTS持続と特殊な中で上手くノリが内内でという競馬をしてくれたのもあるが、後半要素もそこそこ高いレベルに無いとウキヨノカゼの強襲は防げなかったはず。その点も含めてどんな展開でも結構やれる馬なんだから人気が無いのであればヒモ穴で狙うのは昨年同様悪くない手だと思う。ちょっと悩んで追い切り自体は微妙だったというところがなぁ…。その点で近走復調しつつあって馬場が少し重たくなったことで基礎スピード不足が解消、バテ差し狙えそうなスノードラゴンを浮上せざるを得なかったという感じ。
消からミッキーアイルは単純に状態面がどうか、というところ。ノーザンの天栄明けになるんだが、過去のこの馬の追い切りの良さと比較してもやっぱり映像的にもラップ的にも良くないし、1週前から微妙だなと思ってみていたんだが今週も同じようにバテがきつい。そもそも宮記念後疲労で休養が長引いているわけだし、しがらきでなく天栄での調整で帰厩後も結構一杯に追われていて仕上がり程度に疑問があるのは勿論大きい。外枠で逃げるのかどうかというのもあるんだけど、そもそも内の各馬の出方次第では逃げの手を打ち切れない可能性もある。色々なことを考えてもちょっと狙いにくいなという感じはある。まあ昨年のスプリンターズSは騎乗に大いに不満があるんだけど、宮記念もドンキが不利を受けたということを除けばレースレベル的にはアクティブミノルがフラットで4着に突っ込んできたレベルで、それが北海道シリーズで正攻法で結果が出なかったことを考えると個人的には宮記念を過大評価はしにくいというのもある。まあビッグアーサーとこの馬は強かったのは確かだけど、新興勢力を舐めてはいけないというところかな。万全な状態でない中で外枠からレースを作り切れなければ崩れても驚けないし、離れているとはいえ2番人気…宮記念でビッグに完敗だった、ビッグも追い切りが微妙とはいえこちらもなかなか微妙。ビッグは消せないとなればこちらを切るのが馬券的には仕方のないところかなと。3着ヒモで狙うにしても内で潜り込めそうなフラットタイプの差し馬の方がチャンスがありそうだしね。
消からレッツゴードンキは岩田の神業的な内への持って行き方があれば或いは…とは思うんだが、流石にそれを狙うにしてもサクラゴスペルやブランボヌールやティーハーフと言ったところが狙うだろうから内に入り込むとなるとそれより後ろになってしまうだろうと。函館SSでは33.4-34.4とハイの中で好位の3列目ポケットでジッとして上手く噛み合ったが再加速地点は良くてもL1は甘く、前走のキーンランドCで後半勝負に特化してL1でグンと来ていたようにバランス的には恐らく1200では後傾向き。中山1200でペースが上がって外枠、内に入れるにしても下げ切らないといけない、相手関係も強敵で全盛期のウリウリほど瞬間的なキレがあるわけでもないと思うのでこの枠ではちょっと難しいんじゃないかなあ。北海道組は評価しているけど、その中ではこの条件では純粋にちょっと足りないと思う。
第50回スプリンターズS(G1)
【2004年勝利騎手大西直宏渾身】
この馬が万が一馬券圏外だった場合
◆大西騎手得意のスプリントGⅠは春にもズバリ的中!↓↓
◎ビッグアーサー
○ミッキーアイル
▲アルビアーノ
馬連1点目:890円的中
3連複:1740円的中
3連単:6690円的中
?ビッグアーサーはまた逃げ戦法で大丈夫?
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その答えは...
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