2016年10月2日日曜日

凱旋門賞 2016 敗因分析・結果:マカヒキは早々に沈んで14着…ペースが速かった

ホースメン会議:毎日王冠468_90


2016 凱旋門賞(GI) シャンティイ芝2400m良
マカヒキの敗因分析

2:23.61 82.57(FA11.80)-24.41(FA12.21)-12.39-12.35-11.89

1200-1200…合成ラップで70.77-72.84
日本式で補正すれば大体で69.7-72.8ぐらいHHH

1:22.57
1:46.98
1:59.37
2:11.72
2:23.61

 日本では1番人気に支持された日本ダービー馬マカヒキは直線ずるずると下がって14着大敗となった。敗因を分析していく。


 マカヒキは14番枠からまずまずのスタートを切って早い段階で好位の外につけていく。ただペースが意外と速く、ラビットがペースを引き上げて行く中でそれでも馬群はやはり固まった状態で内に入れるスペースはなく3~4角に入って行く。3角の下りでペースが上がったわけでもなく、4角の上り以降も終始変わらない流れの中で好位外から良い位置で直線に入って行く。しかし直線入りの段階で既に手ごたえがまったくないまま明らかに苦戦。そのまま最後まで伸びは見られず、世界の頂点を決める土俵には上がれずの14着大敗だった。


 ファウンドが内から凄い反応できていた段階でペースが速かった、と考えるのが妥当で、オブライエン勢が上手くハイペースに乗ったというのはあるが、終始淀みなく2400m全体の競馬になったことでトップスピードを引き出す余裕が全くなかった。マカヒキはこれまでそういった厳しい流れでも皐月賞の様に後方で脚を残して緩みで取り付いてというパターンでは脚を引き出す余力を見せたが、流石にこのレベルで好位で流れに乗ってとなると厳しかった感じ。恐らくだがこの負け方はオーバーペースになると思う。まあもちろんレース中の故障の可能性もなくはないし、まずは無事にとは思うが崩れるとしたら未経験の淀みない厳しい流れに乗った時かなとは思っても流石にシャンティイのコース形態でああいうペースになるというのはなかなか読めなかったかなあ。


 個人的には内外どうこうってレベルではないと思う。やはり前半の基礎スピード面で無理をした感じ。でないと一足も使えない理由にはならんからね。コーナーでペースが大きく上がったわけでもないし、もちろんここでのコースロスが影響的に小さいわけがないが、それでも沈むとなると話は変わってくる。良馬場で超高速に近い状態、欧州で上り下りのある(まあアスコットやエプソム辺りと比べて極端ではないが)中で2:23.61、日本式なら22秒台に突入しているであろう中、実質的に3秒近いハイペースになるわけなのでその中についていってしまったというのはあると思うし、レースの流れの中に敗因がハッキリとあるのでもちろんその他の要素も考えられるけど、展開的に苦しかったと考えたいかな。予想するのも欧州競馬は難しいなあ。



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