2016年10月2日日曜日

凱旋門賞 2016 出走馬:ニューベイ、ゲートセンス良く前目で我慢しながらギアチェンジ鋭く…今年は斤量重いのがどうか

ワールド:スプリンターズS490-160

2016 10/2(日) 発送予定時間:日本時間23:05予定
凱旋門賞(GI) シャンティイ芝2400m
予想用・枠順
凱旋門賞2016の枠順・出走馬確定


凱旋門賞2016予想:出走予定馬の中から注目馬は?】
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 昨年の凱旋門賞参加馬の中で最先着となるのが3着に入ったニューベイ、シャンティイでの凱旋門賞になる今年も出走予定だ。前走は愛チャンピオンSを使ってきて4着と崩れないところは見せたものの2着ファウンドにも完敗の内容で、2400m戦になる今回の巻き返しを狙う。


 枠の並び的には結構良いところだなあと思うし、去年の凱旋門賞みたいに前目内目を確保できれば結構要所で動ける脚を持っているので侮れないというところ。


 まずは昨年の凱旋門賞を見ていきたい。ロンシャン芝2400m戦で良馬場、88.78-24.19-11.95-10.76-11.55とレースラップで見ても後半3Fで加速しているのが分かるが特に注目すべきはL2の速さとL3の遅さ。フォルスが過ぎて直線入りに入ってもまだデットーリとゴールデンホーンは我慢していたという形になる。その中で内枠から好発を切ってスッと2列目のポケットで我慢するというポジショニングの上手さを見せる。ただ外から一気にゴールデンホーンが上がってラビットを突いてスペースを広げ、前に入られてしまう。3角の下りではゴールデンホーンの直後でスペースが少しなくなり窮屈、それでもゴールデンホーンの直後からフォルスを通過して直線で追いだされてしっかりと内内から反応する。ただL2の最速地点ではゴールデンホーンにキレ負け、手応え微妙となったところでL1踏ん張ってトレヴの強襲を退けての3着は確保という結果。


 総合力タイプとしてはちょうどいい物差しであるフリントシャーにL2-1では優位に立てなかったがゴールデンホーンの直後からスッと進路を取ってからの反応という点では結構良かったなというのがまず率直な感想。また本来であればゴールデンホーンの位置で競馬ができたぐらいとにかくスタートが良くポジションを取れていたわけで、そこが想定より一列下がってしまったというのはあまりいい材料ではなかったはず。あれに関してはデットーリの神騎乗が大きい。ただ終いの鋭さという点ではやはり10秒台に入ってくるとゴールデンホーンの決め手に屈した感はあるし、L1まで含めて素材としての観点ではやはりちょっと見劣るなというのはある。少なくともフリントシャーに素材的に見劣って、というのはフリントシャーも総合力タイプでフォワ賞では出し切る形でルーラーオブザワールドに敗れたりと善戦マンの印象が強い、そういったところに総合的に足りなかったわけなので少なくとも上手く噛み合わないとというのはある。 競馬センスの高さは流石だが。


 例えば前走の愛チャンピオンSなんかでもカラ競馬場の2010m戦でまあほぼほぼ62-66ぐらいのイメージのペース(日本式の計測で考えて)の厳しい流れの中で好発からしっかりと外目、先行策を取りながら2列目で立ち回る。3~4角でも我慢しながら仕掛けを待って手ごたえは楽な状態で我慢しつつ4角で上手く出す。そこから追いだされて一瞬は伸びかけるんだがそこからの外差しに対する抵抗は甘く、最後は3着も残せなかった。まあ内容的に厳しい流れの中で先行して粘ったというのは高く評価できるし、基礎スピード面も結構なレベルにはあると思うが、ここまで流れると後方からバテ差しの馬に対しては苦しかったかなと。イスパーン賞でエイシンヒカリに完敗を喫した時は道悪の巧拙が出た感じもあるが1800でかなり消耗したというのはあると思うし、基本的には長距離でポジションを取って我慢してというタイプだろうと思う。


 面白いのが昨年のニエル賞で、この時の2着がここにもそこそこ穴人気しそうなシルバーウェーヴでもありしっかり見ておいて損はないかなというところ。レースラップが動画からは取れなかったので何ともだが、重馬場で時計は2:35.10、重馬場で時計も掛かっていた。レースの内容的には好発を切って先行争いに加わる、逃げ馬を行かせて番手を確保と完璧なポジショニング。そのまま少し下げて3番手で進めつつ折り合いをしっかりとクリア、我慢しながらフォルスでは少し窮屈になって2列目の真ん中で直線に入ってくる。序盤でまだまだ持ったままで他の馬が追いだしている中一頭だけ反応が違う。L2付近で追いだされるとしぶとく抜け出し喰らいつくシルバーウェーヴをL1まで寄せ付けずの完勝だった。この段階ではシルバーを問題としていないし相当強い競馬をしてきたなといえる。凱旋門賞3着も納得ではあるが、ここは重馬場で少し時計が掛かっていたし、案外極端な上がり勝負よりは少しタフな馬場の方が合っているかなとは思う。


 いずれにせよ非常に器用な馬でゲートが上手くポジションをしっかりと取っていける馬というのは恐らくシャンティイで多頭数でとなると非常に大きな武器になる。凱旋門賞を見ても素材的にはフリントシャーや仕掛けが明らかに遅れたトレヴとの比較で何とか3着を踏ん張れたという程度だが、あれはL2で10秒台に入ってくるほど極端なトップスピード戦でもあった。緩い地点から加速していくまでのギアチェンジが秀でている馬になると思うので、その点ではシャンティイでもスローで我慢しながら直線でスッと加速という競馬が活きてくる可能性は高い。坂加速だとトップスピードに乗るまでに各馬時間がかかる感じだし、シャンティイの前哨戦を見ていても、ヴェルメイユ賞なんかでもL1が落ち込まないから要所での動き出しのウエイトは小さくないと思う。フリントシャーも総合力タイプで昨年の凱旋門賞自体展開は良かったと思うし、トレヴだって実力馬なのでそう考えると総合力勝負では侮れない一頭になるのかなと。ただ今回は59.5kgとかなり背負わされることになるし、昨年の凱旋門賞は3歳馬で斤量も56kgと軽かった面は大きい。この辺りをどう判断していくかというのは大きな材料かなと思う。イスパーン賞も前走愛チャンも斤量は結構背負っていたし、そういった影響もなくはない。まあ良い材料の方が多いとは思うが、勝ち切れるかどうかという点まで来ると斤量や近走の物足りなさというのを考えていく必要はあるだろう。



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