メルボルンカップ(GI) フレミントン競馬場芝3200ｍ 良～稍、標準馬場想定
【展開予想】
結局メルボルンカップの予想もやりたいなと、やっぱり競馬ファンである以上…ただラップを見られるようなレースもカレンミロティックだけだし、何せ他に至ってはyoutubeで探すのも一苦労するという始末。ただ、その中でできる限りの予想を。展開予想なんてまず読めないんだけど、コース形態が扇形のコースで１～２角が短く３～４角が非常に長いという感じ。その中で４角のポケットから１角までの長い距離を使っていくので狙いとしては外枠の先行馬がという感じ。それと、３～４角が緩く長いので基本的に４角で内で我慢しながら徐々に直線にかけて一足を使える馬が良い感じかなと思っているので、多頭数でもあるし基本は先行馬から入っていくのが良いだろうと思う。しかしさすがにメルボルンカップで自信をもっての予想というのは難しいので、あくまでざっくりとファンとして楽しみたい。
【予想】
◎03カレンミロティック
〇06ハートネル
▲04ボンダイビーチ
△08ウィックローブレーブ
△12ジャメカ
３連複◎軸〇▲△BOX
３連単Ｆ◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×
◎カレンミロティックは応援というよりはメルボルンカップと相性が合いそうだなという感じから本命にした。１着までとなると瞬間的にしか脚を使えないのでそこがどうかだけど、この面子で逃げ馬を行かせながら外枠から番手を確保というのは結構楽だと思うし、できれば内ポケットが欲しいけどいいポジションは狙えるはず。天皇賞春でもそうだが基本的にポテンシャル面での良さとそこからの一足をという点で二段階加速が売りの馬。12.6 - 12.7 - 12.5 - 11.6 - 11.4 - 11.7 - 11.9とスローからの４Ｆ戦の中で上手く２列目ポケットからキタサンブラックを目標にしながら直線でしぶとく伸びてキタサンに脅威を与える。Ｌ１で差し返される甘さは見せたが、例えばゴールドシップの年でも12.4 - 12.3 - 12.5 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 11.5 - 12.0と徐々に加速しながらＬ２最速の地点で明確に出し抜く脚を披露しているように緩やかに加速していきながらの後半の一足が魅力。この辺はデルタブルースが勝ったようなイメージで進められれば面白いなと。まあデルタはポテンシャル特化型だったとは思うんだが、この馬は段階的に使っていい脚は瞬間的だがそこまではじわっと上げていけられるステイヤー色が強く出てきた。その点でも３～４角の長いコーナーで各馬が動いたところで内からじわっとペースを引き上げて行く競馬は合うと思うし、そのうえで直線でのもう一足も良い。前走のオールカマーは平均ペースだったのもあるし、今のこの馬にしてはちょっと距離が短かった感はある。メンバー構成からもチャンスはある。
〇ハートネルは聞いたことがあるなと思っていたら、theBMSでトゥザワールドを破った馬だった。この時がローズヒルガーデンズ競馬場の2400ｍ戦で２頭のマッチレース、３～４角でトゥザとともに外から動く形になって、トゥザが外、ハートネルが内という中で動いていって直線でトゥザが甘くなってこちらが抜け出した形。まあコースロスの差もあったとは思うので何ともだが、少なくともあの当時のポテンシャルタイプとしても日本ではそこそこ強敵だったトゥザワールドを撃破できたのは一定の評価はしたい。ターンブルＳではここでも有力馬のジェメカを相手に正攻法でＬ１でぶっちぎった形だからこの辺からもポテンシャルタイプとみた方が良い感じはする。前走のコーフィールドＣでは２着なんだがその勝ち馬のウィンクスは十何連勝もしているオーストラリアの化け物牝馬。勝ちに行って４角でもゴリゴリの競馬で明らかに消耗していた中でそれでも２着は死守したという感じで強いのは強いと思う。瞬時に動けるかはちょっとわからんのでメルボルンＣのイメージとしては踏み遅れなければいいがな、という感じはあるが能力は高いと思う。
▲ボンダイビーチは英セントレジャーの２着馬で、勝ち馬のシンプルヴァースが内ポケットで直線包まれていてそこで強引に弾いてきた（イメージ的にはジェンティルドンナでオルフェーヴルをはじいたＪＣの岩田のイメージかな） 、そこからの接戦では大きく見劣らず最後まで伸びていた。ドンカスターの2800ｍでやれたなら距離的には問題ないのと、あとコース形態的にはドンカスター競馬場とフレミントン競馬場は相似で、１～２角が短く３～４角が長い。そういったところである程度先行しながら入って行って直線で伸びてきた、というのも良い材料かな。まあムーアだし内枠である程度ポジションを取って我慢してくると思うので瞬時に動けるかはやってみないと分からん面もあるが、適性的に見てもこの距離が合っていると思うし安定感も高い。
△ウィックローブレーブはごめんなさい、全く映像を見つけられなかった。ただ単に外枠を引いて世界の魔術師ランフランコ・デットーリが3200ｍもあれば何かやってくるだろうと。
△ジャメカは２走前のターンブルＳではハートネルに完敗を喫したが、2400ｍの距離となったコーフィールドＣでは好位の外から３～４角でも楽な手ごたえで入ってきて押し上げながらしっかり反応して動けているし、直線最後まで楽だった。また完勝だったが、この時の３着馬がエクソスフェリックとの差が大体３馬身半ぐらいかな。しかも最後は立ち上がってガッツポーズという感じ。そのエクソスフェリックがプリンセスオブウェールズＳでビッグオレンジ相手に約３馬身差の３着となる。斤量差もあったにせよ、圧倒して余裕を持っての内容だったことも大きいし、要所で動けているのも評価したいかな。人気は読めないけど、オークスもフレミントン競馬場の2500ｍ戦で強い勝ち方をしているのでコース適性、距離も含めて3200が噛み合う可能性はあるかなという感じ。
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