2016年11月29日火曜日

ステイヤーズステークス 2016 出走予定馬:アルバート、ライアン・ムーア騎手との再コンビで連覇を狙う

2016 12/3(土)
第50回 ステイヤーズステークス(GII) 中山芝内3600m
予想用・出走予定馬一覧
ステイヤーズステークス2016の予想用・出走予定馬一覧


 昨年のステイヤーズステークスでは強烈なインパクトを与えての圧勝、今年は飛躍を期待されたがもう一つ伸び切れない結果が続くアルバートが今年もステイヤーズステークスに出走予定。前走のアルゼンチン共和国杯ではスローの上がり勝負でも2着に入り、徐々に幅を広げてきた感はある。とはいえベストはやはりステイヤー的な競馬。まさにステイヤーのためのこのレース、昨年同様鞍上ムーアを乗せて爆発できるか。


 新興ステイヤー3本の矢の1頭…と目している馬で、シュヴァルグラン、トゥインクル、アルバートのこの3頭は近い将来長距離路線を引っ張ってくれるだろうと。単純なポテンシャルに関しては現役でも屈指だと思っているが、不器用なのがこの馬にとってはネックになっているという感じ。やはり早めのロンスパの競馬が望ましい。


ステイヤーズS(GII)1着 16頭1枠2番
中山芝内3600m良 3:45.9 64.5-101.7-59.7SSS
13.2 - 11.7 - 13.0 - 13.6 - 13.0 - 12.6 - 12.0 - 12.6 - 12.4 - 12.5 - 13.3 - 13.2 - 13.1 - 12.4 - 11.6 - 12.0 - 11.8 - 11.9

 ドスローなのは間違いないが前半から中盤にかけてまで、そこまで大きく淀みなく一貫したスロー、という感じ。後半は4F戦、L4最速ポテンシャル戦で出し切りやすい展開だったと。まずまずのスタートからじわっと下げながら後方に近い中団というところ。1週目の向こう正面の段階ではまだまだかなりのスローの状態ではあったのだが、途中でカノンが掛かってしまって捲っていった古都で前チアのペースが上がり始める。その中でやや後方内目で我慢しながら。1~2角で少し緩んで再び向こう正面でのペースアップ、団子状態の中で中団内内から3角一つ外に出して進出、4角では3列目、2頭分外ぐらいから動いて直線。序盤で狭いところを割って2列目の壁を抜け出す。L1で突き抜けての完勝だった。2着のトゥインクル、3着のカムフィーらを相手に千切ったわけで、まあコーナーで上手くロスなく運べたといってもこのパフォーマンスは1枚上だったと思う。ポテンシャル面で普通に最上位だったと。


アルゼンチン共和国杯(GII)2着 15頭3枠5番
東京芝2500m良 2:33.5(+0.1) 63.0-59.0SSSS

7.5 - 11.5 - 12.5 - 12.7 - 12.6 - 12.3 - 12.8 - 12.5 - 12.4 - 12.4 - 11.7 - 11.1 - 11.4

 前走のアルゼンチン共和国杯では3Fの上がり勝負になった中で最後にジリッと伸びてきた。展開的にはこの馬にしては歓迎できない展開だったとは思うが、それでも適性的に見て相手関係に恵まれた2着だったかなと。やや出負けしてそこからじわっと追走、中団にはつけるという形。道中も内枠で馬群の中での競馬になってしまい、窮屈な競馬で進めていたが折り合い自体はそう苦労せず。3~4角でも中団馬群の中目で我慢しながら前を向けず、ただシュヴァルグランの直後を取って勅撰と底は悪くない流れ。序盤で進路を確保も反応で置かれてジリジリとなる。それでもL2の坂の地点からジリッとエンジンがかかりだすと、L1でのバテ差しは流石というところを見せての2着だった。結果的にハイレベル戦だった日経賞の2F戦でも加速地点で置かれてからエンジン点火してのL1での伸びは悪くなかったし、トップスピード戦でも質的には足りないがL1での伸びは良いものを見せていたといえる。持ち味は削がれるがそれでも一定のパフォーマンスは見せてきたといっていい。


天皇賞春(GI)6着 18頭5枠10番
京都芝外3200m良 3:15.8(+0.5) 61.8-74.4-59.1SS
13.0 - 12.1 - 12.4 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 11.6 - 12.9 - 12.6 - 12.6 - 12.7 - 12.5 - 11.6 - 11.4 - 11.7 - 11.9

 ただ長距離路線の4F戦となった天皇賞春では伸び切れず。頂上決戦ということもあったがポジションも後ろ過ぎた感じもあるし色々噛み合わなかった。出負けして後方からの競馬になってしまってある程度リカバーしようとしていたがそれでも明確に後ろから。スタンド前ではアドマイヤデウスの直後ぐらいで中団に取り付くぐらいの位置取りでは入ってくる。向こう正面でも最内で我慢せざるを得ないポジション、3~4角でもアドマイヤデウスの後ろで進路のイメージを持てず動きだせないまま直線に入ってくる。序盤でそこから進路確保でワンテンポ置かれてアドマイヤが前に出てからの仕掛けになる。そこからもジリジリとバテ差しというところまではいかず、イマイチ伸び切れないままの6着完敗だった。内容的に見てもシュヴァルグランに対してポジショニング等も含めて総合的に見劣ったし、L1の伸びでも優位性を作れなかったのは個人的には物足りなかったところかなと。ただ日経賞やアル共、ステイヤーズSでも坂の上りで伸びている感じでもあったし、直線平坦だと前もなかなか落とさないのでそういった面もあったかもしれない。ただ大枠で見ればルメールと合ってなかった感じで、やはりロスがあっても早めに勢いをつけてやりたいタイプだと思うし、動きたいタイミングで内内で我慢せざるを得なかったのが…というのもあったかなと。


2016ステイヤーズステークスに向けての展望

 まあ正直このステイヤーズステークスは最低限勝ち負けしてほしい、というのが前提にはある。このクラスなら1枚上で、ライバルになりそうなシュヴァルグランがジャパンカップでも結果を出した、トゥインクル相手にこの舞台で圧倒できている…アルバートが力を出し切る、しっかりと4~5Fのポテンシャル戦の流れになれば、ここは力が一枚違うかなと素直に思っている。なので現時点ではあまり逆らうつもりはない。重馬場にまでなるとどうか?とは思うが、良馬場でのスローロンスパならこの馬でいいかな。他の出走予定馬を見てもファタモルガーナが強敵かなとは思っているがカムフィーやモンドインテロならこちらを上位に取りたいかな。特に語ることはない、という感じでステイヤーズステークスをきっちり勝って昨年不完全燃焼だった有馬記念で強気の競馬をしてほしいなと思っている。




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