2016年11月30日水曜日

ステイヤーズステークス 2016 出走予定馬:ファタモルガーナ、長距離路線の古豪、秋に一叩きした今年は違うはず

2016 12/3(土)
第50回 ステイヤーズステークス(GII) 中山芝内3600m
予想用・出走予定馬一覧
ステイヤーズステークス2016の予想用・出走予定馬一覧


 長らく長距離重賞路線で安定感ある走りで存在感を見せてきたファタモルガーナが今年もステイヤーズステークスに出走予定。これが4度目のステイヤーズステークスとなるのだが、過去を見ても2着2度と安定した走り。トウカイトリックやデスペラードといった過去の強豪を相手にも戦ってきた古豪が、今度は新興勢力の台頭に壁となる立場。8歳馬だがまだまだ健在っぷりをアピールしたい。


 昨年のステイヤーズS7着は物足りない内容だったが、それでも今年もダイヤモンドSでは3着に入り存在感を見せているし、天皇賞春も悪くない競馬。まだまだ長距離路線で第一線を張れる実力馬だ。アルバートは強敵ではあるが、モンドインテロとの比較なら個人的にはこちらを上位に取りたいかな、とは思ってる。


ダイヤモンドS(GIII)3着 16頭2枠3番
東京芝3400m稍 3:39.3(+1.5) 63.0-92.1-62.7M
13.2 - 12.4 - 12.6 - 12.5 - 12.3 - 13.1 - 13.3 - 13.8 - 13.3 - 12.5 - 13.1 - 13.0 - 13.0 - 12.6 - 11.7 - 12.6 - 12.8

 前後半1000、中間の1400mとして分けた時に、中間の92.1のハロン平均で13.15になるので、淀みはあまりなかった、という感じ。大きな淀みのない流れでの平均、そこからのL3最速でここだけ11秒台に入っている。かなりタフな競馬だったのは間違いないと思う。正直稍重表記というのもなあ…まあ終始降り続けていたから仕方ない面もあるが。五分に出てそこから押して押してというところだが思ったよりはポジションを取れずに中団での競馬と位置取りが悪くなる。スタンド前では中団で諦めた感じでポジションを上げずに馬群の内内で追走。スタンド前では先にトゥインクルが動く競馬になるが、こちらは内内で我慢を強いられる展開、3角手前では動かそうとして前の壁に突っ込むような感じになるなどスムーズさを欠く。3~4角でも内内で動けずフェイムゲーム二も仕掛けで先手を打たれる。直線で馬場の内を通す選択、外が伸びる中で内から一頭ジリジリと伸び始め、最後はタンタアレグリアの前に出てしっかりと3着を確保した。まあ正直あまり褒められた騎乗ではなかったと思うし。最序盤で思ったよりポジションを取れなかったのは仕方ないにせよ、3角手前以降はリズムの悪い競馬だったなと。まあその中でもしっかりとばてずに最後まで食い込めたのはこの馬のポテンシャルの高さともいえるし、この辺りは流石。


天皇賞春(GI)7着 18頭4枠7番
京都芝外3200m良 3:15.8(+0.5) 61.8-74.4-59.1SS
13.0 - 12.1 - 12.4 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 11.6 - 12.9 - 12.6 - 12.6 - 12.7 - 12.5 - 11.6 - 11.4 - 11.7 - 11.9

 正直天皇賞春は内田の消極策がもったいなかった、と感じさせられた7着だった。個人的には適性的にも面白いと思っていただけに、あのポジションではなく好位でポジションを取れていたら…と。まあ京都3200だと前半の速さも問われるから仕方ないけど。4F戦で極端なトップスピードは問われないものの中間的な脚をコーナーで要求される競馬。ゲートはまずまず、そこから出していくかなと思ったが好位列の中で引っ張る形になって無駄に下げながらの競馬になるリズムの悪い競馬。道中も後方集団の外にまで下げていく形でスローの中で自分の競馬を展開できない。そのまま3角まで動かず、3~4角で前がペースを引き上げコーナーで速いラップを問われる中で後方の外、最速地点で追い出されるがどうしたって置かれて直線。それでも序盤で前がラップを落とす中で外々からジリジリと伸びてくる。L1までいい脚を使ってフェイムゲームと脚色同じぐらい、最後まで良い脚を披露しての7着だった。本当にもったいない競馬で、ダイヤモンドSの場合は出脚が悪かったので仕方ないが、最序盤であれだけいい位置を狙えていたのに不必要に下げてしまった。後半特化になったわけでその中で4F戦で外々ではばてなくても速度的に厳しいし、前もそうそう落とさないのが淀の長丁場。それでもフェイムゲームと比較しても見劣らないレベルで伸びてきたしこれは相当評価できる。京都適性は高かったしペースも緩かった、だからこそポジショニング一つでどうにかなった競馬だった…勿体ないと思う。ただ、逆に言えばこれだけ無駄の多い競馬になりながらアルバートともそう差はなかったし、出し切れなかったアルバートという関係性はあるが中間的な脚を要求されれば互角にやれる可能性を十分に示したと思う。


●ステイヤーズS(GII)7着 16頭6枠11番
中山芝内3600m 3:47.1(+1.2) 64.5-101.7-59.7SSS
13.2 - 11.7 - 13.0 - 13.6 - 13.0 - 12.6 - 12.0 - 12.6 - 12.4 - 12.5 - 13.3 - 13.2 - 13.1 - 12.4 - 11.6 - 12.0 - 11.8 - 11.9

 昨年イマイチだったステイヤーズSも見ておきたい。個人的には状態面が良くなかったのかなと思わせる内容だった。この馬の実力を考えるとここまで崩れるような展開ではなかったはず。まずまずのスタートから無理をしないでじわっと好位列の後ろ、というような感じ。1週目の向こう正面で各馬が結構掛かり気味な中でこの馬も若干前向きではあるがそれでも折り合いを欠いているという感じではなかった。カノンが動いた中でじわっとポジションを上げつつ少し離れた好位で1周目のスタンド前。そこから2周目に入ってくるがスムーズに好位の外で折り合って、無理のない競馬で向う正面。徐々に動いていく意識をもって3角手前では先頭列の2頭分外というところ。そこからメイショウカドマツが一気にペースを引き上げてL4最速、3角地点で速いラップを踏まれてここで動けない。2頭分外でロスもそこまででもなかったがそもそも動けなかった感じだし、直線でも多少狭くはなったがL1の踏ん張りもなく6着と完敗だった。この時は目黒記念からの半年ぶりの休み明け、というのはあったと思うし、ここ5走…まあ前走の京都大賞典は展開的にどうにもならなかったし除外するとしてもこの馬が力を発揮できるレースの中で、パフォーマンス的に明らかに落としている一戦である。過去を見ても3か月程度の短期の休み明けでは問題ないが、5~6か月…半年ぐらいの休み明けではパフォーマンスを落としている傾向でもある。ステイヤーズS2度の2着時もいずれも前走は10月の府中開催。その辺りで状態面に不安があったとみている。L4最速で外を回してロスがあって甘くなったというより、そもそもL4の3角の段階で置かれるような馬ではない、という認識なので。流れを見ても余力をもって入れていたはずだし、この一戦はそこまで気にしなくていいかな。


2016ステイヤーズステークスに向けての展望

 少なくとも春の天皇賞でフェイムゲームとやれているのは非常に大きな材料。ただ個人的に突き詰めれば極端なポテンシャル戦…トゥインクルやアルバートと比べるともうちょっと速いラップを踏む競馬、中間的な競馬の方が合っているかなと思う。なのでステイヤーズSでもデスペラードの2着の時の様に3~4角で11秒半ばを踏むような競馬の方が合っているかなと思う。実際天皇賞春も同じように11秒半ばを連続させる中でのバテ差し。5~6Fのロンスパでもやれるかなとは思うけど、ベストとなると3~4角で勝負かな。この面子なら速度的には優位に立てる可能性が高い。その点でも今週の馬場をしっかりとみて予想したいところ。年末の中山は馬場の傾向が掴みづらいが、時計が明確に掛かっているようだとアルバートにかなり分があるかなと思う。出来れば好位外でゆったり運びながら3角で仕掛けて前にプレッシャーをかけつつ内内に入っていくイメージが理想。その点でも前半のポジション取りは雑になることもあるが、全体を通して押し上げるイメージと仕掛けの意識はしっかり持ってくれる蛯名というのは良いコンビになるんじゃないかなと。前走の京都大賞典は究極的な上がり勝負だし、あの競馬ではどうしようもない。また5か月ぶりで休み明けの影響ももちろんあったはず。そこを叩いてここだし、モンドインテロやカムフィー、ジャングルクルーズ辺りが人気を分けてくれそうなので、個人的にはアルバートと両軸とするならこの馬でいいかなと今の段階では思っている。


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