2016年12月28日水曜日

東京大賞典 2016 予想:本命08アウォーディー

大井10R 東京大賞典(GI) ダ2000m 重~不、標準ダート想定
展開予想
 馬場は前日で不良、恐らく回復したとしても重までだろう。ただ前日の時計を見ているとちょっとかかっている印象はするのでイメージ以上に少し時計が掛かった馬場なのかなと。大井は以前ほど軽くないイメージだけど、ひとまず標準ダートぐらいとしておく。そんなに高速ダートにはならない気がする。


 展開だが、本当に逃げ馬がいないのでこうなるとコパノリッキーが多少出負けしたとしてもどうしても行かせざるを得ない形にはなるのかなと思う。アウォーディーとしてはどうしてもコパノを意識しながらの競馬になるが、同時に流石にここで逃げの一手というところまで意識して入っていくのは難しいから先行はするだろうけど番手までだろうし、後はノンコにしてもサウンドにしてもゲートがそんなに良くないから前には行けないだろうと。ハッピースプリント辺りが行く可能性もなくはないだろうけどここ数走の内容から逃げるまで行けるかどうか。モズライジンも最近は出負けが目立つ。かなり展開が読みにくい。コパノが普通に逃げられる可能性も高くなったと思うので、その辺りを意識しつつ、向こう正面でも武豊アウォーディーは少し離れた位置で様子を見ながら3角手前まで我慢するという意識で入っていく。イメージ的には今年の帝王賞のような感じになる可能性が高くなったかなと。


予想
◎08アウォーディー
〇02コパノリッキー
△11アポロケンタッキー
△14サウンドトゥルー
×05ノンコノユメ09カゼノコ
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×


◎アウォーディー


 この馬に関しては前走のチャンピオンズカップは2着でも一番強い競馬をしたという評価。前走に関しては48.8-49.5と平均ペースではあるんだが12.5 - 11.8 - 11.8 - 12.4 - 12.3 - 13.0と3角が最速地点なわけで、しかも中京はコーナーもそこまできつくない中で下り坂だからどうしてもスピードに乗せて入っていきやすい。その早い流れでのコースロスというのはかなり響いただろうと。それでもかなり際どいところまで粘れていた。大井だとコーナーで最速という形はまずないし、ポテンシャル戦でもコーナーでの通す位置の差が出にくい小回りの大井なら前走の様に外から動いていく形は取りやすい。また急コーナーだった川崎でも外から先頭列に並びかけてプレッシャーをかけに行けるぐらいで、少なくとも武豊とアウォーディーというコンビなら急コーナーでも動けるというのは非常に大きな武器。ペース自体は上がらなくてもいいと思うし、上がってもいいと思う。そのうえで3角手前でしっかりと勢いをつけてコーナーで勝負をという競馬ができればこの馬が一番かな。幸タルマエだと懲りずにコパノを潰しに行ってサウンズにやられる気しかしないけど、豊だしチャンピオンズカップを踏まえてある程度バランスを取った乗り方をしてくれるはず。


〇コパノリッキー


 今回結構面白い立ち位置で、簡単に逃げさせたくはない各馬の意識と、とはいえレースを引っ張ってくれそうな馬がいないという微妙なメンバー構成という中で、案外逃げられる可能性は高くなったかなと。内枠で出負けのリスクが常に付きまとう馬だけど、他もそんなに出足が速い馬もいないからね。この馬の場合前走のチャンピオンズCは明確な敗因があって、ペースは良い塩梅だったが12.5 - 11.8 - 11.8 - 12.4 - 12.3 - 13.0とL5最速でポテンシャル特化の競馬になった。この馬は究極的にはロンスパで上がり切っての消耗戦は苦手で、チャンピオンズカップで相性が悪いのも早仕掛けに完全に振り切ると3角の下りからの5F戦でとなってしまう。大井で強いのは向こう正面で上がっても上がり切らずにコーナーで息が入って直線での加速が問われやすいというのがある。ハイペースのフェブラリーSでも息が入れば鋭さを引きだせているように、息を入れて緩い地点から加速するギアチェンジを持っているのがこの馬最大の長所。帝王賞を勝った時が62.2-61.3と1秒近いスローからの12.5 - 12.7 - 12.2 - 11.5 - 12.4とL2最速を2列目外からコーナーで一気に動いて出し抜きの勝負。こういう競馬が戸崎にできるかは個人的には不安だけど、この馬は基本的にノーマークの時にこその馬。ここ2走でサウンドに流石に警戒が流れるのと、そもそも逃げ馬がまったくいないので各馬も出方が難しい。戸崎と合うかは微妙と思っているけど、展開に恵まれる可能性はやはり考慮しないといけない。


△アポロケンタッキー


 この馬はチャンピオンズカップで正攻法の競馬をする形、中団内目でロスは少ないが、それでもL1まで手応え以上にしぶとく伸びてきたのは立派。12.5 - 11.8 - 11.8 - 12.4 - 12.3 - 13.0と後半のロンスパが顕著。ポテンシャル戦で最後までジリッと伸びたのは評価したいがそれでもポテンシャル的にサウンドトゥルーの方が上ではあると思う。3角の立ち回りは内目だったしね。それと1800だと基礎スピード的にいい位置をなかなかとりにくい感じはあるし、大井の2000でこのメンバー構成なら最序盤も結構探り探りになりそう。その中でこの枠ならとりあえず出していって様子を見ながらアウォーディーを目標にという競馬はしやすそう。シリウスSなんかでも最速地点で外から動いていけるだけの脚は見せていたし、まあ能力的には最上位のMAXのパフォーマンスと比べると若干見劣るとは思うけど、この条件で展開が読みにくい中でロンスパになってもL2最速が顕著になってもある程度戦えそうなのは魅力。ここは試金石かな。


△サウンドトゥルー


 悩んだのは悩んだ。多分想定する展開だとペースが上がり切らずに3~4角での動き勝負になりそうなのでそうなるとサウンドにとってはどうしても後手を踏んで直線L1のバテ差しにかけないといけない。そのパターンだとコパノもアウォーディーも手ごわいしコパノを潰しに行く馬がいればバテ差せるチャンスは広がるけど、それ以上はないかなと評価している。ただ、全体のペースが読みにくいし前半があまりにスローになったり、或いは流れて向こう正面で緩んだりといったときに取り付いて上手く噛み合う可能性はある。いずれにせよ展開が嵌り切らないとというのはあると思っているので前走みたいに完璧に嵌った後で各馬が意識をしてくる今回はなかなか楽ではないだろうと。ポテンシャル面ではアウォーディーの方が上だと思っているし、あくまで対アウォーディーでいかにコースロスなく進めてのバテ差しか、だと思うので大井ではアウォーディーを上位に取るべきかなと。


×ノンコノユメ


 この馬が一番悩んだんだけど、やっぱり冷静に見た時にここ2走は物足りん。特に前走のチャンピオンズCは完璧に立ち回っていたんだけど、結局L1の伸びがなかった。コーナーで動けない馬なので3~4角最速だと当然だけどここで置かれるのは仕方ない。ただアポロケンタッキーを差せなかったというのはやっぱりちょっと不満が多いなと。昨年のチャンピオンズカップでもサウンドトゥルーと同じようにバテ差しで来ていたわけなので、2走前のJBCクラシックも決して悪くない流れの中でイマイチ伸び切れていなかった点も含めるとセン馬となってからのパフォーマンスは評価は少し下げる必要はありそう。大井自体はサウンドと逆の展開で良さが出ると思うし、直線での再加速戦自体には対応できるので3~4角で息が入りやすい、コーナーで各馬が動きにくいコースは相対的に合うと思う。サウンドとノンコの評価を適性分析的に本音を言えば逆にしたかった、というところでその点では難しい予想になった。


×カゼノコ


 この馬はノンコノユメ同様のパターンで警戒したいかな。一応上位勢はポテンシャル面を高いレベルで持っている馬を集めていて、それならノンコとともにカゼノコの様に緩い流れからのギアチェンジ性能に良いものを見せている馬を押さえておきたいかな。川崎記念、L1最速の流れでタルマエに食らいつく競馬ができていたようにギアチェンジ戦がベストだと思う。大井だとそれでも使える脚の長さでちょっと足りないかなと思うし、ここ2走がこの馬もあまり良くないからね。ただ今回は前半も各馬が牽制しあってという可能性が高いしこの枠で徐々にリカバーしながら3角まで入っていけるだけのチャンスはあっていい。この辺はサウンドトゥルーを目標にしながらか、できればそれより前で入っていくか。直線入りでの加速度が高い方がこの馬にとっては良いと思うのでそうなった時の久々の激走に期待したいかな。




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