2017年1月1日日曜日

【中山金杯2017の有力馬診断(後篇)】~小回りコースでは2戦1勝+重賞4着の戦績際立つスクリーンヒーロー産駒グァンチャーレなど~

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(※挨拶的な内容は金杯の前あたりに…年始は東西金杯の有力馬診断掲載の平常運転をします。)
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【中山金杯の有力馬診断(後篇)~小回りコースでは2戦1勝+重賞4着の戦績際立つスクリーンヒーロー産駒グァンチャーレなど~】
▽シャイニープリンス 牡7 江田照 56.5 美北 栗田博
内枠からインに拘る競馬をした時に良績多数という馬で、4走前は福島2000のフルゲート戦で致命的なロス発生する大外枠→3走前は東京2000で物理的にも不利な外枠→前々走は陣営も怒り心頭という最後方ポツンと不完全燃焼が続いていたが、ようやく良績戦法叶った前走の場面で即一変を見せた。

ここも同様の競馬が叶うならば好走圏内の一頭と見るが、昔から[人気になって凡走→人気を落として激走]というパターンが定着している馬に対して後追いで重い印を打つのはやや憚られる。

もし内枠を引いた場合には無視できなくなるが、もし外枠でも引いてくれれば良績競馬の再現は無いと見て軽視の方向で。


▽グァンチャーレ 牡5 ○○ 55 栗東 北出
使える脚が長くないタイプで、良績はラスト1Fが失速しないラップ戦と、又は内枠から距離損ない競馬できた場面に集中している馬。
3歳秋以降重賞OPでは、内枠時には3戦3好走⇔外枠時には4戦4凡走という両極端な戦績で。

前走リゲルSは凌ぎ合いになるタフな馬場状態はマイナスかと思ったが、それでもラストは一杯一杯になりつつも3着を死守…結果的には内枠イン追走が功を奏したのと、4着以下があまりに不甲斐ない馬だらけだったのも大きかった。

内回りコースではこれまで脚を溜める形で2戦して1勝と重賞4着という魅力ある条件で、もし内枠からジッとできる形なら少し面白いと思うが、もし中外枠から外を回ってなし崩し的に脚を使う形を強いられると厳しくなるだろう。


―マイネルフロスト 牡6 松岡 57 美北 高木登

最近は[序盤は掛かり追走→後半は早々に気の抜けた走りで伸びず]のレース振りが目立つが、どうも気性が悪くなって全力で走れない場面が多くなっている模様。
上手くレース運びできれば前々走アンドロメダSみたいに好走できるのだが、それよりも一列後ろの競馬になると3走前アイルランドTみたいに掛かって
終いに脚を使えずだったり、前走ディセンバーSみたいに逃げてもモロかったりなど…。
松岡Jの継続騎乗では劇的に変わってくる想像はし辛いが…。


★○○○○○○(←中山金杯の大穴◎候補馬)の馬名は人気ブログランキングへランキングで公開中!
基本凡走でたまに激走という掴み所の無い馬なのだが、強いて言えるコトは逃げた時の激走率が一番高い。
1000万時代も逃げて0.7秒差圧勝、準OP時代も逃げずに2連続凡走の次に逃げて勝利。

OP昇級後は…
初戦は逃げず2番手から前に厳しいペースを粘り5着は悪くないパフォーマンス。
2戦目は痛恨の出遅れ後方競馬で何もできずの大敗。
3戦目はマイネルハニーを筆頭としてマイネル軍団先行勢が大挙出走するレースで、優先順位が下の立場で持ち味を生かす競馬が許されなかった場面だった。
4戦目も恐らくマイネル軍団の使い分けで不適距離のマイル戦の方に回されて、距離短くて自分の競馬に持ち込めないし、ペースも速くて展開不利も受けて、何もできずの大敗…。

これまでの幾度となくの穴激走キャリアからも、距離2000戻りと本来の積極競馬が見込まれるシチュエーションからも…ソロソロ大穴激走があっても驚けないが。


―ライズトゥフェイム 牡7 吉田隼 55 美北 加藤征
この時期には4年前も勝利、3年前も勝利を含む3連続好走、2年前も1月から連続好走、1年前も重賞4着の過去ベストパフォーマンスを記録という冬馬。

戦績も中山専門馬と言っても差し支えない様な過去で、この中山小回り条件で短足ピッチ走法を生かした一瞬の脚で追い込みが得意戦法。

その昨年中山金杯では4着プチ激走で、その後は外回りコースだったり、内有利展開で追い込めず展開だったり、ダートだったりで止む無し敗戦続きだった。
今期初戦アイルランドTは不向きな東京コースの持続戦で、直線ではやや窮屈な場面と大外を回ってくる形ながらも5着までとは横一線の9着はそこまで悪くない。
2戦目ディセンバーSも一応は上がり最速の競馬。

条件的には揃っているのですが、それでも1年前の上昇一途で挑んできた時とは雲泥の近況での中山金杯参戦なので今年は衰えで無理だと見るべきでしょうが…もし差し追い込み決着想定ならば最後の最後でマークしても…。


―ロンギングダンサー 牡8 大野 54 美南 田村
一昨年の春以降の好走歴は東京新潟中京。
OP昇級後の好走善戦歴は新潟東京。
他コースでは別馬の様に走れていないという戦績。3走前新潟記念は良績コースと大混戦での軽ハンデと外差し展開がド嵌まり、前々走毎日王冠もヒストリカルが3着に食い込んだ様に外追い込み馬に超有利なバイアスに乗った4着激走。

中山ではその2激走の様な競馬はできないという過去で、また良績集中するのが夏付近という点でも今時期に走れるのか疑問が大きい。

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