2017年1月2日月曜日

シンザン記念 2017 出走予定馬:トラスト、唯一の重賞馬…テンが速くポジショニングはメンバー随一でこれを活かしたい

2017 1/8(日)
第51回 シンザン記念(GIII) 京都芝外1600m
予想用・出走予定馬一覧
シンザン記念2017の予想用・出走予定馬一覧


 メンバー中唯一の重賞馬、札幌2歳ステークスで逃げて完勝、朝日杯フューチュリティステークスでも5着と一定のパフォーマンスを見せ続けているトラストがシンザン記念に出走予定。前走はマイルの2歳王者決定戦となったが5着で離されたもののそれなりの走りは見せた。あのパフォーマンスで今回のメンバー構成、どこまで戦えるかは微妙なところだが、ここで覚醒となるか。


 前走の朝日杯FSは5着だけど着差で見ると0.7で完敗のレベル。マイルの距離は個人的にはちょっと短い気はしているし、札幌2歳Sも結果的にレースレベルとしてかなり疑問が出てきたのも事実。少なくともトップスピード面での不安がある以上なかなか強くは推しにくい。ただ京都マイルは3角までのポジションの優位性が出やすいし、坂の下りからじわっと分散させて野4F戦となれば結構面白いところもある。力自体は少なくとも一線級相手には見劣るので、後は今回のシンザン記念のメンバー的に見て通用するかどうかというところ。


札幌2歳S(GIII) 1着 13頭4枠5番
札幌芝1800m良 1:49.9 49.0-48.3 M
12.3 - 11.7 - 12.4 - 12.6 - 12.6 - 12.3 - 12.0 - 11.8 - 12.2 

 ペースはスロー寄りの平均、上手く中盤息を入れつつ徐々に加速しながらのポテンシャル戦でL1まで落とさなかった。内容通り完勝ではあったが、結果的にはレースレベルが微妙だったのはあるかもしれない。好発から押してハナを主張、主導権を取り切るとペースをコントロール。向こう正面から3角にかけて徐々にペースを引き上げつつ、3~4角で手を動かしつつ徐々に2列目を引き離し加速しながら2馬身半差ほどで直線。序盤で勝負を決め、L1までしぶとく脚を使って後続の追撃も許さず、2馬身半差の完勝だった。最序盤の段階でテンの速さを活かしてすっと主導権を取れたし、テンの1F12.3は札幌の洋芝1800としてはかなり速い。この辺りがトラストの良さと言っていいのかなと思う。またポテンシャル戦では低調な面々だったかもしれないがそれでも底は見せなかった。内容的には良かったと思うし、クローバー賞との比較でみても1800への延長で基礎スピードが活きたこと、息を入れて後半要素のポテンシャルもまずまず高いレベル、総合的に良さが出たという感じだったかな。


東京スポーツ杯2歳S(GIII) 5着 10頭5枠5番
東京芝1800m稍 1:48.7(+0.4) 48.2-47.7 M
13.0 - 11.4 - 11.7 - 12.1 - 12.4 - 12.6 - 12.0 - 11.2 - 11.9

 一方で昨年2歳戦線でも屈指のハイレベル戦だったといえる東スポ杯では5着と微妙な内容に。ペースは平均だが3~4角の中弛みがあったし、そこで取り付いて直線に入った馬がスムーズにという流れだったとみている。個々でも好発を切って主導権をというところ、同じマイネル軍団のマイネルエパティカに譲って番手でコントロール、それでも2列目以降とは2馬身ちょっとの差をつけて進めながらペースは平均で3角。3角でもまだリードはあったのだがここでペースを緩める。4角で各馬がペースを引き上げてくる中で2馬身差のリードぐらいで直線。序盤で追いだしを待ってL2で追い出されるが取り付かれてしまってキレ負け、並ばれる。L1では甘くなっての完敗だった。結局後続の上がり勝負の土俵に自分で上がってしまうようなコーナーでの息の入れ方で、ペース自体はちょうどいいぐらいの流れ、リードもとれていたがコーナーで余裕を持ちすぎたかなという形。ただ逆に言えばやっぱり息を入れてトップスピード戦でという形では強さを見せられなかったともいえる。その点では適性面に課題を見せた。


朝日杯FS(GI) 5着 18頭8枠18番
阪神芝外1600m良 1:36.1(+0.7) 48.3-47.1 S^1
12.8 - 11.2 - 11.6 - 12.7 - 12.3 - 11.5 - 11.2 - 12.1

 2歳王者決定戦に挑んだ前走の朝日杯FSでも先行策からの粘り込を図ったが及ばなかった。ペースはそこまで速くなく1.2のスロー、ラップ推移を見ても中弛みがあってのL2最速戦。まずまずのスタートを切って大外からじわっと内に切り込んでいってペースを主導、スローに持ち込む。3~4角でも番手外で進めて直線に入るが最速地点の序盤でのキレも微妙で喰らいつくだけ。L1では甘くなって勝負圏内からは早々に下がったがそれでも5着には踏みとどまったという形。まあこの辺でもトップスピード面で明らかに見劣っていたし、ペースを引き上げることもできたかもしれないが結局スローに、という競馬になってしまった。ここ2走からもトップスピード戦ではちょっと難しいなという感想。


●2017シンザン記念に向けての展望

 ひとまずテンが速いのは武器で、これはマイルでも高いパフォーマンスを維持している。一方で息を入れてのトップスピード戦ではひとまず足りない、というのは露呈していると。時計勝負に対応できるのか、基礎スピードだけで勝負できるかという点で微妙ではあるが、少なくともスローでトップスピード戦ではなかなか難しい。ただ、京都マイルだと3~4角で速いラップを問われる形になったとしても内内を立ち回れば何とか戦えるレベルにはあると思うし、朝日杯も沈みそうで何とか5着まで踏ん張れていた。京都マイルで4F戦ぐらいに持ち込んで分散しながらコーナー最速、最短距離を通せれば或いは…というところかな。今回のメンバー構成を見ても確たる主役は不在だし、ディバインコードやコウソクストレート辺りの出方はカギになりそうだけど、スピードタイプの逃げ先行馬もいない。主導権を握れる可能性は高いので、その辺りでの浮上はあるかもしれない。朝日杯のレベル自体GIと言ってもそこまでのモノではなかったと思うし、これまでのパフォーマンスを見てもマイルよりはもうちょっと長い方が良さそうな感じはする。淀みなく入ったクローバー賞でもそこまでのインパクトはなかったので、現時点で強くは狙いにくい。テンは速いしメンバー構成からも枠に関わらず逃げ、番手を狙うのはそんなに難しくない、自分の競馬に持ち込みやすく崩れにくいと思うので、実力的には物足りなくても京都外回り特有の3角までのポジション差で優位に運んでの粘り込は警戒したいかな。



今週は三連単20万馬券は当たり前の「シンザン記念(G3)」


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