2017 2/26(日)
第61回 阪急杯(GIII) 阪神芝内1400m
予想用・出走予定馬一覧
阪神1400mの準OP仲秋ステークスを勝ち上がって再度オープン入り、その後重賞では苦戦が強いられているブラヴィッシモが2年連続阪急杯に出走予定。重賞では降級前から苦しい競馬をしていたが、それでも昨年の阪急杯では3着と健闘。上位は強敵だが噛み合えば怖さはある馬だけに、それを武豊が引き出せるかが焦点か。
去年はペース的には噛み合っていたと思うが、馬場という観点で見ると超高速馬場で高いレベルでミッキーアイルに基礎スピード負けしてしまったかなという感じ。ここに出てくる中ではヒルノ、ミッキーに最先着。基礎スピード戦で適度に時計が掛かれば粘り込む形は警戒したい一頭。
●仲秋S(16下) 1着 11頭1枠1番
阪神芝内1400m重 1:22.2 34.7-36.0 H^2
12.5 - 11.0 - 11.2 - 11.5 - 11.8 - 11.8 - 12.4
まずは勝ちあがった仲秋Sから。ここにも出てくるムーンクレストとの一騎打ちで前残りの展開ではあったが、ペースは1.3でかなりのハイ、ラップ推移的にも淀みなく進んでパワー型の基礎スピード特化戦になった。1番枠からまずまずのスタート、押してハナを取り切る形を選択。最序盤はコントロールしようとしていたが、其処で外からムーンクレストが前に出たので抵抗する形でペースを引き上げて3角に入っていく。3~4角でも終始厳しい流れ、コーナーワークでじわっと1馬身ほどのリードを作って直線。序盤でそこからしぶとく抵抗するも外から徐々にムーンクレストに詰められる。L1では一旦前に出かかったところで抜かせず、最後まで接戦を制しての勝利だった。内容としてはやはり前半の基礎スピードをしっかりと活かして後続の脚を削ぐ競馬、そこから突いてきたムーンクレストを前に出させなかったのは立派と言っていい。3着ヴェルステルキングなんかも準OPを勝ち上がっているわけで、レベル的にもまずまず高かった。
●シルクロードS(GIII) 13頭5枠6番
京都芝内1200m良 1:08.5(+0.7) 33.9-33.9 M
11.9 - 10.9 - 11.1 - 11.3 - 11.1 - 11.5
一方で前走のシルクロードSでは前後半両面であまりいいところなく終わった。ペースは平均、4角で少し息が入っての再加速戦にはなっている。五分のスタートから押して押してという形もなかなか先行しきれず結局中団馬群の中で進める形。3~4角でも窮屈な中団馬群の真ん中で進めつつ、4角で外目から追いだされて直線。序盤で3列目から伸びが欲しかったところで伸び切れずジリジリ、L1までジリジリと下がってしまっての完敗だった。まあ元々トップスピード勝負では辛い馬なのでこの結果はある程度仕方ない面はある。1200は忙しいし追走に脚を使わされてしまったのは大きいかなと。厳しい流れなら合うんだが、ある程度のペースでコントロールされて後半に鋭さを要求されてしまうと難しい。トップレベルでは1200m戦で明らかに苦戦しているし、1200m実績もあるが洋芝で重馬場だったりペースが上がらず時計勝負になっていないケースで前半無理をしていないという条件。その辺を考えても1200は恐らく合わない。
●阪急杯(GIII) 3着 18頭2枠3番
阪神芝内1400m良 1:20.0(+0.1) 33.8-34.7 H^1
12.1 - 10.5 - 11.2 - 11.4 - 11.2 - 11.4 - 12.1
昨年の阪急杯も振り返っておく必要がある。超高速馬場の阪神1400でペースはこれでも0.9秒、ややハイまででとどまった。ラップ推移は少し息が入った程度でL3最速。内枠からまずまずのスタートを切ってそのままじわっと先行、上手く2列目ポケットでミッキーアイルの直後を確保する。3~4角でも前にスペースを置いて進路をしっかりとイメージしながら直線で外。序盤でそのまま追い出されるがジリジリ、しかしL1の減速でもジリジリと伸び続けてオメガヴェンデッタとともにジリッと伸びての3着だった。内容的に見ても1400なら基礎スピード的に何とか互角以上に戦えているという感じだし、淀みも小さい中で最後までしぶとく踏ん張った。基本的に最後の消耗で踏ん張って伸びてくるポテンシャルタイプではあるので、その辺りを踏まえても終始流れている展開が合っている、割と単調な馬なんだろうと。
●2017阪急杯に向けての展望
スワンSは直線で挟まれたので崩れたのはその辺が要因だろうがそれでもコーナーの段階で置かれていたのでそこは不満ではある。ここ2走も少なくともパフォーマンス的に物足りないのは事実。休養明けからここ3走は不安材料が多い。昨年の阪急杯や4走前の仲秋Sからも阪神1400で前目で勝負していける状況ならば怖さはもちろんあるし、今回はハナを取り切れそうなメンバー構成というのもこの馬にとっては良い材料だ。ただ基本的にはやはり1秒前後のハイまでには持っていきたいだろうと。例えば一昨年のタンザナイトSでも平均程度でコントロールされるとテイエムタイホーやミッキーラブソングに後半要素で見劣ってしまっている。長く脚を使って食い込めても鋭い脚は使えないのでいかに前半の勝負の度合いを強くするか。その辺りは積極的な武豊に替わることと阪神1400でこのメンバー構成なら狙って行けそうで不気味さは増す。ただここ3走の内容でそれなりに良い場面があればなあというところがちょっと物足りない。まあ京阪杯はネロの圧勝で1200で無理なく運んでばてた馬を拾ってと一定の競馬ができていたし、シルクロードSは一番嫌な展開、コースだったとは思う。1400への延長と阪神1400の適性面、その辺りは好転するし、淀みなく運べた時にはシュウジは手強いとしても一角を崩すレベルはあるかもと思っているので、その辺りが噛み合い切れば。できれば渋ってくれた方が良いが流石に昨年以上の高速馬場はないと思うし、例年通りの2月の阪神1400でしっかりと厳しい流れに持ち込めればチャンスはある。
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