2017 2/25(土)
第26回 アーリントンカップ(GIII) 阪神芝外1600m
予想用・出走予定馬一覧
新馬戦、もみじステークスと連勝し、末脚を見せつけたレッドアンシェルがアーリントンカップに出走予定。前走の朝日杯では勝負を意識した面もあったが噛み合わずに末脚不発となった感が強い。それだけに同じ舞台である今回、まずは持ち味の末脚を引き出す競馬を模索したい。相手は手強いが上手くコントロールしてチャンスをつかみたい。
兄弟馬はマイル~中距離で活躍する馬が多いし、距離自体はそんなに心配していないかな。前走はうまく折り合えなかったうえに最序盤速い中で少し足を使って中弛みでと展開も噛み合わなかった。ただ朝日杯自体そこまでレースレベルが高いとも思っていないので、ここで勝負になるかどうかはやはりしっかりと末脚を引き出せるかどうかに尽きるかなと。
●もみじS(OP) 1着 9頭6枠6番
京都芝外1400m良 1:22.0 35.3-34.4 S^1
12.4 - 10.9 - 12.0 - 12.3 - 11.5 - 11.6 - 11.3
京都芝外周りの1400mでラップ推移的にもL3からそれなりに速いラップだが最速はL1。途中で逃げ馬が逸走してしまったのでややこしいが、恐らく2番手以降は3F戦とみていいだろうと。五分には出たかなという程度、そこからじわっと促されてというところだが途中で降りを受けて下がってしまう。そこからも再度内内を押し上げつつ中団に取り付いて3角。3~4角では中団最内を立ち回っていて逃げ馬が逸走、上手く2列目で直線を迎える。序盤で馬なりで楽に進路を取って加速、L1で抜け出したところにキャスパリーグらがなだれ込んできたが完封、完勝だった。ラストまでほとんど落とさずという感覚かな。L2ではもうちょっと速いラップを踏んできていると思うしL3でもスペースを詰めてきていた。映像的に見ると要所でスパッと切れたイメージなのでその辺りとはやや乖離するが、恐らくL2で2馬身差を捕えて11.2として11.2-11.3なら11.1-11.2-11.3ぐらいとみるのが妥当かなと。L3は読みにくいのだが逃げ馬が1馬身半ほどリードがあった中で逸走したフェードアウトしたこともあるので実質のラップよりも0.2~0.3秒は遅いとみていいと思うし、そう考えればこの馬は意外とTS持続を引き出してきたという結論になる。まあ4角出口での立ち回りの上手さは光ったし、ロスは少なかったがそれでもこれだけやってL1を11.3でまとめてきたのは一定の評価は必要。ただこの時は1000万下のマイルでも1:32.2と好時計、他も軒並み好時計かつ速いラップを踏んでいる。超高速とまではいわないも京都らしく高速馬場ではあるので、最速で11秒を切ってきていない以上質的に高いレベルとまでは言えないかな。3F勝負の中でL1を11.3でまとめてきた点を評価したい。後半特化に近い競馬は間違いないが、それでもポジションを取ろうとして不利があったりでリカバーに脚を使っていたというのもある。総合的に見てもなかなか強かったなと。
●朝日杯FS(GI) 8着 18頭7枠15番
阪神芝外1600m良 1:36.3(+0.9) 48.3-47.1 S^1
12.8 - 11.2 - 11.6 - 12.7 - 12.3 - 11.5 - 11.2 - 12.1
続く朝日杯は距離延長ということで課題は明確にあった。ペースはややスローだが、最序盤は35.6なのでそこまで遅くない、800で遅くなったのは4F目の12.7がかなり緩んでいることで中弛み的な展開になったと。その流れの中で出負けして後方からのスタートとなってしまい、そこからリカバーして出していっての先行策、最序盤の速いうちに脚を使ってしまった。そしてそこから4F目で一気に流れが落ち着いた中で馬群が凝縮し馬体が接触と噛み合わない競馬になる。緩め切ってから徐々に加速していく、その中で好位の外から前を向けずに直線最速地点に。序盤で追い出されるがそこでイマイチ伸び切れず、L1でもいいところなく、ばてず伸びずの8着だった。まあ流れとしてもやはり理想は速い地点で無理をせず、緩い地点で無理なく取り付く。流れを読み取れれば良かったがその逆を行く形になったのはやはり出負け。ゲートが拙かった分焦ってポジションを取りに行く形。そうなると序盤で流れるとそれ以上にロスが出てくるし、息を入れられてしまうともちろん自分にとっても楽になるが、せっかく前半で脚を使ったポジションが後ろから楽に取り付かれるのであまり意味をなさなくなる。3~4角から直線まで鋭さを引き出せなかったし、L1まで伸び切れなかったがこの要因は前半のロスが響いている可能性があると。なのでまあこの一戦だけでマイルがどうかは何とも言い難い。
●2017アーリントンカップに向けての展望
まあ前走の朝日杯だけでマイルどうこうは何とも言えないというのはある。少なくとも出負けリスクがあるのは確かかな。もみじSも決して良いスタートではなかった。距離に関しては大丈夫だとは思っているが、ここ3走を見ても前半無理をしていないときに良さが出てきているのはあるし、もみじSでも結局は自身では36.3-33.6と超スローバランスで走破していることからも、あまり無理に取り付いていかない方が良いかもしれない。アーリントンカップも傾向的には3角で少し緩む形になりやすいので、前半流れて脚を使ってというよりは中弛みを見越して最序盤は急かさず、徐々に取り付く意識でも良いかもしれない。もみじSの映像的な印象でスパッと切れるという入り方だと危ういかなとは思っていて、基本的にはTS持続が武器とみておきたい。朝日杯でも手応え以上には最後踏ん張れていたし、坂の上りで減速を迎えてもやれそうな感じはある。まあ個人的には今年はJF組の方がレベルが高いと思っているし、ヴゼットジョリーなんかはトップスピード戦ではまだまだ侮れない。ペルシアンナイトもそこまでスパッと切れる馬ではないが距離不安なくTS持続はなかなか高いレベルにある。この辺りと比べると少し見劣るかなと。現時点では差し込みでの3着ヒモとして他との比較になるかな。マイルへの対応は出来る、噛み合えば勝負圏内もとは思うけど、トップスピードの質的にはそこまででもない、ゲートが安定しないという面を考えると決定的な武器が無いしなかなか強くは推せないというところかな。ペースが上がってどうかも前走だけでは決められないにせよ良くて未知数としておきたいし、少なくとも信頼は置きにくい一頭だと思う。
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