2017年3月26日日曜日

マーチステークス 2017 レース回顧・結果:インカンテーション、超ハイペースに乗じて華麗なる復活劇!

単独での回顧ライブとなります。ラップや騎手など様々な観点から次のレース予想に繋がる回顧をお届けしますので、ぜひお聴きください。ライブ前にコメントで質問、レースの流れで気になったこと等を書き込んでもらえたらありがたいです!
http://twitcasting.tv/c:nandecas

競馬ナンデトップページからも視聴できます
http://www.keibanande.net



2017 マーチステークス(GIII) ダ1800m稍
レース回顧・結果

1:52.0 48.7-51.3 H^3
12.7 - 11.7 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 12.7 - 12.3 - 12.5 - 13.8 

 今週の4重賞はどれも難しかった…。ただこのレースに関しては前提の展開でここまでの超ハイは全く予想できなかったので仕方ないかなと思う。当てられないレースだった。このレースに関して言えばパッと見て上位3頭を見てなるほどという感じ、中山1800でもここまで上がってしまうと基礎スピードを重視すべき、というのはあって東京マイルの基礎スピード戦でやれたというのはその辺だろうと。アスカノロマン辺りも頑張ったし、ロンドンタウンも一定の適性は見せたけど、ここまで特化する形になるとスピードタイプが強かったなという感じはある。ただここでインカンテーションですか…。


1着インカンテーション


 4番枠から好発、ハナを意識しつつも控えて2列目ポケットで進めていく。そのまま単騎気味で逃げるコクスイセンから離れた3番手、内内で我慢してこの馬自身では恐らく49秒前半ぐらいで進めていく。3角の緩みで取り付く形で2列目のポケットで我慢、4角再加速でここが速いという流れの中でポケットで上手く立ち回って2列目で直線。そのままジリジリと伸び続けてL1でディアデルレイとアスカノロマンの間を割って復活の勝利となった。う~ん…流石にここで復活まで行くというのは読めなかった。流れ的には厳しいペースで、ショウナンアポロンが出遅れたことでスッと前を取れたというのはあるけど、それでも48.7は馬場を考えればかなりのハイだし、この馬の位置でも49秒台でこれでもかなりのハイペース。消耗戦で強いタイプではあったし、3角の緩みで取り付き4角が最速という中でロスなく立ち回れたが、まさか勝つとはというのが正直なところ。相手関係を見てもアスカノロマンは結構この流れでも強い馬だったし。う~ん難しいけど全盛期まではともかくかなり近いところまで復活したとみていいんじゃないかな。フロックで片付けられるほど簡単な競馬はしていないし、まあこの馬も東京マイルのフェブラリーSで2着実績、これもハイペースからの中弛みではあったが基礎スピードを問われて結果を出していた馬だから、前半ここまで厳しい流れになったことがプラスに働いたのはあると思うけどね。


2着ディアデルレイ


 15番枠から五分のスタート。そこからじわっとスピードを活かして2列目の外。道中ではコクスイセンが単騎で逃げる中でインカンテーションを内に見ながらの3列目ぐらいで進めて3角。3角で緩んだのでここで取り付いてアスカノロマンを見ながら2列目で直線。序盤でそこからジリジリでなかなか伸び切れないがL1の減速でしぶとく踏ん張ってアスカを交わして2着を確保した。この馬も前走の総武Sはペースが遅かった中で後半勝負になって甘かった、という認識なんだが今回は全体のペースが速い中でしっかりとポジションを取って進められて、前半の基礎スピードを引き出せたのが好走要因かなと思う。もちろんハンデも55kgではあったけど、それでも実績を考えるとちょっと重かったかなという感じはするぐらいなので、結構頑張った2着だと思う。ただこの感じからもやっぱり全体のペースが上がった方が良い感じはするね。


3着アルタイル


 5番枠からやや出負けしたかなという感じだがそこから無理せず中団で進めていく。道中も中団馬群の一番後ろぐらいで進めながら3角。3~4角でも中団馬群の内目で前にスペースがあるところを上手く突いて中団に押し上げて直線。序盤で外に出してからはジリジリと伸びてきてL1までしぶとく伸びてきて3着を確保と波乱の片棒を担いだ。この馬も基礎スピードが問われたことで結果が出た一頭かなと思う。出負けして後ろからになったがそれでも全体でここまでハイペースになったのは良かったし、しかも3~4角で上手くスペースの空いたところをつけた。L3最速の流れではあるのでここで脚を残せえたのは結構大きかったかな。嵌った面はあるしハンデも54kgでもあったし、というところかな。まあそれでもこの馬はやっぱり全体で流れてしまった方が良いんだろうね。


4着ロンドンタウン


 12番枠からやや出負け、そこから積極的にとりついて中団という感じ。ハイペースの中でリカバーしつつ中団外々で進めながら3角でも外目から積極的についていって好位3列目で直線。序盤でちょっと甘くなりかけたがL1でしぶとくジリジリと盛り返すような感じ。それでも外のアルタイルに差されての4着と完敗だった。まあでも思ったよりはやれたなという感じ。流石にここまでハイペースに流れ切ることは想定外で、その中で外々から終始脚を使う形になったからかなり厳しいなと思ってみていた。自身で平均までならともかく、恐らく上がり38.7、前半の出負け気味とリカバーということを考えても前半にかなり脚を使って基礎スピード面で高いハードルを課せられて、それでも最後まで格好はつけてきたしアスカノロマンには先着した。この分なら今後も重賞戦線で戦って行けると思う。今回はかなり展開的に厳しかったと思う。


5着アスカノロマン


 14番枠からまずまずのスタート、押して押して先行策、ハナを取り切るかというところでコントロールして番手を確保。コクスイセンを行かせて離れた番手で進めながら3角。3角でコクスイセンに馬なりで並びかけ4角では楽な手ごたえで直線。序盤で抜け出したが流石にハイペースで苦しい形になってL1は甘くなっての5着までだった。3角で取り付けた段階でコクスイセンも一足を持っていたという感はある。そこで取り付いてからペースを引き上げられた形になるので4角の12.3でちょっと足を使わされたかな。外からディアデルレイも来ていたのでここで抵抗するのは仕方ないし超ハイに近い流れだったわけなので辛かったと思う。まあそれでも頑張った5着かな。やっぱ厳しい流れの方がこの馬はパフォーマンスは高いと思う。


7着メイショウスミトモ


 6番枠からまずまずのスタート、そこから無理せず中団で進めていく。道中も淡々とした流れの中で中団の中目で進めながら3角。3~4角でも中団馬群の中で仕掛けを待ちながら直線だが進路が無い。序盤で内目に進路を取ってスムーズにという流れだが、L1までジリジリとなだれ込むまでの7着完敗だった。まあロス自体は比較的少ない方ではあったと思うし、前半無理をしなかった中で脚を引き出せなかったという点で考えても基礎スピード的に苦しかったのかなと思う。もうちょっとゆったり入れた方が良かったかな。展開が噛み合わなかった面はあると思う。まあ単純にちょっと力的に足りなかったかなとも思うが。


12着コスモカナディアン


 11番枠からやや出負け、無理せずに中団で進めていく。道中も中団馬群の中目で進めながらも追走しつつで手応えが微妙。3~4角でも中団の中目から追走で手が動いていてロンドンタウンの後ろから上手く進路を取る。ただ序盤で伸びずに下がってしまって後は良いところなくの惨敗だった。この馬は掴みにくいところはあって、ある程度流れても対応はしてきていたと思うんだけど、ここまで崩れたのはやっぱり基礎スピード特化に近い形では厳しかったのかもしれん。まあここ2走が距離を延ばしたことでゆったり入って後半のポテンシャル面や段階的に脚を使ってくる良さが出てきていたので、消耗してしまったと考えるのが無難かなと思う。ここまでハイペースだとちょっと難しかったかな。





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