2017年3月2日木曜日

チューリップ賞 2017 出走予定馬・プレ予想:アロンザモナ、こうやまき賞は不利が大きいが、出遅れないかはポイント

2017 3/4(土)
第24回 チューリップ賞(GIII) 阪神芝外1600m
予想用・出走予定馬一覧
チューリップ賞2017の予想用・出走予定馬一覧


 こうやまき賞は後ろからの競馬もコーナーで不利、前走の紅梅ステークスでは中団からしぶとく伸びて勝利をモノにしたアロンザモナがチューリップ賞に出走予定。前走は1400mで流れたということもあるにせよ、力強く抜け出し好センスを見せた。再度マイルへの延長に相手も超一流馬。色々な課題を克服して桜花賞に向かえるか。


 ここは2強崩しができそうな馬を競馬ファンも狙っていくと思うんだけど、このアロンザモナはこうやまき賞で不利があったこともあってまだまだ未知数なところが多い。ただ、マイルどうこうよりもちょっと安定性に欠けるゲートがカギになりそう。トップスピードの質はまだ微妙なラインだと思っているし、TS持続は未知数だが新馬の様に前受して有力2頭に対して有利なところを作っていく必要がありそう。前走の感じだと流れた方が安定しそうな気はするが、とにもかくにもゲートをしっかりと出ること。


紅梅S(OP) 1着 9頭3枠3番
京都芝外1400m稍 1:22.4 34.2-36.4 H^3
12.0 - 10.7 - 11.5 - 11.8 - 12.3 - 12.0 - 12.1

 まず前走完勝の紅梅Sから振り返る。こうやまき賞からの距離短縮というのもあったが、それ以上にやはり2.2とこの距離では超ハイの流れ。ただこれは一応単騎逃げ馬、離れた番手で大体35秒前後かなというところで大体平均~ややハイ程度だろう。ただそれでも基礎スピードをある程度高いレベルで問われている。3番枠から五分に出て出していきながらある程度先行争いに入っていきつつも、最終的には離れた中団で進めていく。3~4角では2列目以降がじわっと差を詰めていくという中で中団の中目から追走、手が動きながら4角でも中団で直線。序盤でふらつきつつも徐々に差を詰めてきて2列目の外、L1でそこからしっかりと抜け出して粘り込むエントリーチケットを捕えきり後続を寄せ付けなかった。まあ強かったのは間違いないが、問われているのは少しタフな馬場な中での基礎スピード勝負というところ。L2の地点で大体4馬身差を1馬身差なので一応11.4~5ぐらいをL2で使ってきている、L1でも11.9前後。頑張って差し込んだし相手も手ごわかったがやはり最序盤の流れが速かったというのはある。この位置でも35.9-35.2でややスロー程度、基礎スピード面で各馬の脚も削がれていた中でのもので、適性的に阪神マイル、前哨戦のチューリップ賞と合うかどうかは微妙なライン。


こうやまき賞(5下) 8着 13頭4枠5番
中京芝1600m良 1:36.7(+1.3) 48.6-46.8 S^2
12.8 - 11.8 - 11.9 - 12.1 - 12.8 - 11.8 - 11.0 - 11.2

 ここでは3~4角の中間地点ぐらいで不利があって大きく外に持ち出すロスがあった。この地点ではまだ緩かったので何ともだが、大きな不利だったのは確かだろうと。出遅れて後方からの競馬、そこからは無理せず最後方で進めていく。ペースも遅い中で最後方、3角では流石に外目からじわっと押し上げていくような感じ、4角に入ったところで不利があって大きく外を回す、前もこの辺りからペースアップという中で最後方列で直線。序盤でそこから一瞬脚を使ってくるがL1ぐらいでは鞍上も強くは追わずという感じでの8着完敗だった。まあL1が11.2なわけでそこまでで不利があって前は加速、こちらはロスがあってという形では難しい。L2で伸びてきたのも4角不利を受けて以降の段階では前を向いて押し上げようとしていたから反応面はもちろん速くなるが、如何せん後ろ過ぎたので何とも言い難い。


新馬戦 1着 18頭4枠7番
京都芝内1600m良 1:36.5 49.7-46.8 S^3
12.6 - 11.8 - 12.5 - 12.8 - 12.4 - 11.8 - 11.4 - 11.2

 新馬戦なので仕方ないがやはりドスロー、ラップ推移的に見てもL1最速戦で仕掛けも遅く前受しての2F戦というような感覚でいいだろうと。ただ馬場自体はエリ女の当日なので秋京都開催の中では比較的高速状態だったとみていい。ここではまずまずのスタートからかなり押して促されて先行策、ハナを切っていく。そこからはしっかりとペースをコントロールしてドスロー、折り合いながら3角。3角の下りでじわっと加速、そのまま2列目勢が競りかけてくる中で、出口で仕掛けて直線。堂々と出し抜きL1まで加速ラップを踏んで後続をしっかりと寄せ付けずの完勝だった。まあレベル的には微妙な一戦で、この馬は強い競馬をしてきたと思うがドスローでこの時の馬場、2F戦ならL1の11.2は個人的にはこのレベルまで来ると高く評価はできないかなと。じわっと加速しながらでL1が最速なのでもちろん底は見せなかったといえるんだけど、この時の馬場でこのペースで上がり3F34.4、最速11.2、上位陣も後半勝負でそこまでの強敵ではなかった。最序盤もそこまでスッとというわけでもなかった。瞬間的な質というより、これでL1最速なら長く脚を使ってきたかなという感じ。


●2017チューリップ賞に向けての展望

 素材としてはまだ底を見せていないので何とも。ただ、こうやまき賞も不利はともかくとしてあそこまで派手に出遅れたのは気になるし、前走もスタートからの二の足は微妙。個人的にチャンスがあるとすれば新馬戦の様にしっかりとハナを取り切って息を入れて前受、そこからの坂の下りからじわっと加速して出し抜く形かなと。リラヴァティとかのイメージで前でしっかりと主導権を取れれば新馬の内容からはチャンスはある。ただ、前走はペースが上がった中でのパフォーマンスなので息が入りやすいチューリップ賞とは求められる適性がちょっと違っただろうと。ここを評価されること、そしてこうやまき賞が不利で読めないというところで人気を集めるようなら、ゲートの不安定性やTS持続の未知数さ。トップスピードの質的にも今のところトップレベルには無いというところから、中団以降での競馬ではソウルスターリングやリスグラシューといった最上位勢を穿つだけの力があるとはちょっと考えにくい。あくまで前受してどこまでかなという立ち位置にいると思うし、新馬の上位勢のレベルを考えてもここはあまり強くは狙いにくいかな。




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