2017年3月29日水曜日

大阪杯 2017 出走予定馬・プレ予想:ロードヴァンドール、ここ2走は成長の証も…ここは強敵ぞろいで同型も手ごわい

2017 4/2(日)
第61回 大阪杯(GI) 阪神芝内2000m
予想用・出走予定馬一覧
産経大阪杯2017の予想用・出走予定馬


 今年はまさに覚醒の年か、年明け早々準OPを卒業すると重賞で2戦連続好走を果たしたロードヴァンドールが果敢に大阪杯に出走予定だ。前走の金鯱賞では並み居る実力馬たちを相手にハナを取り切って2着を死守、賞金を積み上げてきた。とはいえ流石に今回は相手が一気に強化される。その中でどこまで自分の競馬を貫けるか。


 流石にマルターズアポジーと違って点がそこまで速いというほどでもないし、実際小倉大賞典ではマルターズ相手に競って行って潰された格好の4着。キタサンブラックとの比較としてみてもやはりなかなか優位性は見つけられない。上昇してきているのは間違いないけど、それでもちょっと壁はあるかなと感じている。


金鯱賞(GII) 2着 16頭8枠15番
中京芝2000m良 1:59.4(+0.2) 60.4-58.8 S^2
12.6 - 11.3 - 12.6 - 12.2 - 11.7 - 11.7 - 12.0 - 11.9 - 11.4 - 11.8

 まずは前走2着の金鯱賞から。この時はかなり馬場も軽かった、その中で1.6とかなりのスローからの6Fのロンスパ2段階加速というような競馬にはなっている。大外8枠から坂スタートで五分に出て、パドルウィールを交わしてハナを取り切る。そのままスローにレースをコントロールしつつだが3角手前辺りからはペースを引き上げて3角に入っていく。3~4角ではある程度促されているような感じだがそれでもラップ推移的には減速、ここで取り付かれて直線。序盤で手応え以上に脚を見せて先頭をキープ、L1で踏ん張ったところをヤマカツエースに捕えきられ、スズカデヴィアスにも決定的にっ仕込まれたが何とか2着は確保した。強い競馬をしてきたなとは思うし今が成長期ではあると。ただここでちょっと気になったのは3~4角では引き付けたというよりはこの馬自身が少し減速していたような感じは受けた。鞍上は手を動かして促していたし、それでもラップ推移的には少し落ちているというのは引っかかって、もしかするとコーナーでの動きが得意ではないタイプかもしれない。


小倉大賞典(GIII) 4着 16頭8枠16番
小倉芝1800m良 1:46.2(+0.4) 46.2-48.2 H^2
12.2 - 11.1 - 11.5 - 11.4 - 11.4 - 11.7 - 11.7 - 11.9 - 12.9

 この小倉大賞典も個人的には評価している。ペースは2.0でかなりのハイ、ラップ推移的に見ても淀みない基礎スピード特化戦でこれまでの適性的に見ても簡単なレースではなかったはずと。その中で大外枠から好発、押して押してのハナの主張だがマルターズアポジーが速過ぎて流石にそとから出は無理、2列目の外と難しくなった。そこからのハイペースにも2列目の外で積極的についていく。3~4角ではマルターズアポジーが楽な手ごたえなのに対してこちらは必死に追われるが置かれる。直線序盤で苦しいかなというところを手応え以上に踏ん張っての4着だった。ここも直線地点でそこそこ踏ん張れているのは一つ感じた。基礎スピード特化で1800では短いと思っていたんだけど、ここでやれたというのが一つ大きな成長だったのかなと。もちろんマルターズアポジーには完敗でこういう競馬ではちょっと辛いとは思うが。


寿S(16下) 1着 9頭5枠5番
京都芝内2000m稍 2:03.6 62.8-60.8 S^2
12.7 - 11.6 - 13.4 - 12.7 - 12.4 - 12.8 - 12.2 - 11.6 - 11.9 - 12.3

 3走前の寿Sは京都2000でL3最速戦。コーナー地点最速の流れとなった。2.0のスローからのL3最速ポテンシャル戦というところ。これを5番枠から五分に出て押して押してハナを主張、ハナを取り切る競馬。道中もスローでコントロールして3角の下り。ここでじわっと手を動かしつつペースを引き上げていく。4角でも手を動かしつつ楽な手ごたえで直線に入ってくる。序盤でここから追いだされてしっかりと寄せ付けずに粘り込む。L1では外からハナズレジェンドに食い込まれたがそれでもきっちりと封じ切った。ここでは3~4角での加速ができているので少なくとも右回りではそこまで気にするほどのことでもないのかなと思う。早めの仕掛けでコーナー最速、他馬に脚を使わせての捻じ伏せ方だったと。渋っていて速いラップを問われなかったことも良かった面はあるかもしれない。


2017大阪杯に向けての展望

 まあキタサンブラックはもちろん言うまでもないが、逃げ番手馬の次点としてマルターズアポジーと比較するとやっぱり決定的な武器はないかなと思う。マルターズの方がテンが速いし、枠の並び次第と言いたいところだけど、基本的にはハナを取り切るのは簡単ではない。マルターズが出てきて逃げたとして、キタサンブラックは恐らくそこまで突かずに入っていくだろうからこの馬が番手という可能性が一番高いかな。その中でマルターズアポジーを相手に外から動いていって先着できるか?となると個人的には懐疑的かな。マルターズは2000でもコントロールしてしっかりと完勝しているし、小倉大賞典でも基礎スピード特化の勝負を仕掛けてマルターズに返り討ちだった。個人的にはロードヴァンドールは2000よりも長い距離で試してほしいというところもあって、この距離だと基礎スピード的に最上位相手には通用しないかなと。マルターズアポジーがダービー卿の方に向かえばハナを切れる可能性も高くなるので馬券対象として浮上してくる一頭だけど、金鯱賞の内容からもスローロンスパでとなるとやはりL1で明確に甘くはなっているし圏内に残るというのも一苦労かな。まあ現時点では恐らくては出さない。2200~2400辺りで見てみたい一頭かな。



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