最後に、月曜のフラワーCを振り返ろう。
ファンディーナは、ここではちょっと力が違ったね。全体的に馬体の作りが緩いという評価は変わらないんだけど、それにしても競馬が上手い。出たなりで番手を楽にキープして、折り合い面もほぼ問題なし。上手く逃げていたドロウアカードを早々と交わして、あとは悠々と突き抜けるんだもの。スピード能力も高そうだからマイルも問題なし。抜群の競馬センスを考えれば馬込みに入っても十分やれそうだし、感覚的な話になるけどとにかく死角というものを感じない。馬格があってトビも大きいから本当の完成はまだ先になりそうだけど、陣営には無理せずジックリ馬を作っていってほしいね。
シーズララバイは、道中は馬群の後ろの方でゆったり脚を溜めて、直線だけで前を交わす競馬。ロスなく運んだ分の好走といった印象で、それほど強いという印象は受けなかったな。読者の方には申し訳ないんだけど、ファンディーナの実力が抜けていたせいで、ほかの馬の力関係は測りづらいというのが正直なところだね。
ドロウアカードは、豊が馬を遊ばせながらいい逃げをしたよ。レース後のコメントで「61秒で行こうと思っていた」なんて言ってたけど、実際に1000m通過タイムは61秒1とほぼジャスト。こんな芸当ができるのは人並み外れた体内時計を持っている彼ならではだね。しっかりとレースメイクできていたからこそ、ファンディーナに早めに交わされても脚が最後まで切れなかった。今回は乗り役をほめるべきレースじゃないかな。
エバープリンセスは、上位勢の中ではちょっともったい競馬だった。スタートが大外だった分ゲートが開いて外に逃げてしまったし、2コーナーまではハミを噛んでかかり気味。最後は惜しいところまで伸びていたんだから、序盤がスムーズなら馬券圏内はあったかもしれないな。
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