中山９Ｒ 山吹賞(５下) 芝外2200ｍ 稍～重、ややタフな馬場想定
【展開予想】
少し渋ってという中で馬場も重たいイメージで良いと思う。展開だが逃げそうな馬がこれと言っていなくて、ビートマッチがここも逃げるかどうかは微妙なところだが他にいないからひとまずは出たなりで出していく。ミヤビベスト辺りがハナを切ってという競馬を狙ってくるかもしれないのでこれが外から主張する形になるんじゃないかなと。雨でペースを上げたくない意識が働くし前半は恐らく上がってこないだろう。63～64秒ぐらいの入りになるのも覚悟しつつ、それでも馬場も渋って影響があるので後半も６０秒が出ればいい方だろう。イメージとしては一応63.5-12.5-60.0ぐらいとみておく。時計勝負にはならんだろうし基礎スピードは流石に無視はできないがポテンシャルを最優先にしておきたい。
【予想】
◎09サーレンブラント
〇08チャロネグロ
△04グローブシアター
△12ウインイクシード
３連複◎軸〇▲△BOX
３連単Ｆ◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×
◎サーレンブラント
２走前の東京2400の内容は繋がりそう。ペース自体は61.0-61.0と綺麗な平均ペースだが、13.0 - 12.3 - 11.9 - 11.8 - 12.4 - 12.6と府中にしてははっきりとしたロンスパになったし、その中で後方外目から直線でジリジリ、Ｌ２でもまだジリジリだがＬ１までそれを維持し続けて最後まで伸びてきての完勝だった。次点の上がりが36.1という点からも優秀だし、２着のトータルソッカー比較で見ればチャロネグロよりも高いパフォーマンスを見せているといえる。前走の中山2000の場合はスローからの12.9 - 12.1 - 12.0 - 12.1 - 11.6 - 12.2とＬ２最速で２段階加速になってしまってここでちょっと置かれている。この辺りからも完全なコテコテステイヤーっぽい感じなので馬場悪化、距離延長でゆったり入って田辺辺りが動いた後をつけていければこの馬の出番かな。
〇チャロネグロ
ここは馬場が読みにくい中でしっかりとペースの流れ、淀みを掴める田辺というのは大きい。２王前の中山2000では62.0-60.0とかなりのスローからの13.3 - 12.4 - 12.1 - 11.9 - 11.7 - 11.9とポテンシャル戦で後方から進めつつ中弛みの向こう正面で外からじわっと取り付きながら３角で手が動く。そのまま３～４角で外々を回しながらも直線最後までしぶとく伸び続けての完勝だった。３着以下は離したし、当時の馬場状態で５Ｆ戦でしっかりと外から動きながら上がりを34.7でまとめてきているのは優秀と言って良い。血統的にもステイヤー色の強い競馬ができているし、馬場が渋って後半特化まで行った方が良いタイプかなと。
△グローブシアター
ん～まあ流石にちょっと馬脚を露してはいるんだけども、前走の弥生賞とかは63.2-60.0の超スローからの13.4 - 12.7 - 12.3 - 11.9 - 11.4 - 11.7とＬ２最速が明確なトップスピードよりの競馬でここで置かれてしまっていた。兄と比べると基礎スピード的に前向きさが足りない馬だけど、エピファネイアのイメージで行くなら距離自体は問題ないと思う。この距離でゆったり入ってのポテンシャル戦で変わってくればというところかな。ホープフルＳは正攻法での結果だし、マイネルスフェーン比較でみてもここでの京成杯組よりは上位に取るべきかなという感じ。
△ウインイクシード
ここ２走は内容的にはなかなかではあるが、正直ゆりかもめ賞はレベル的には若干疑問がある。この時は超高速馬場で、サーレンブラントが勝った未勝利の日よりは一段時計が出ていたと思う。それでも61.7-59.6とかなりのスローからの12.3 - 12.2 - 12.3 - 11.5 - 11.5 - 12.1と３Ｆ勝負の中で後方外から動いてすぐに直線半ばぐらいで先頭に立つレベル。ただＬ１で甘くなっていてこの辺りは課題。要所の脚は未勝利でもそこそこ見せていたが、ポテンシャル面では強敵も多いとは思うのでその辺りかな。今回は恐らく田辺チャロネグロの目標にはなると思うので、それに動かれてさらにその動きを目標にしてくるサーレンブラントのポテンシャルに対してどこまで粘れるか？という点で今回は２、３着狙いとした。前走は同日1000万下には時計・ラップ補正で両方確実に足りない。馬場が重くなって目標になって長くポテンシャルを要求されるとというところかな。
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