2017年4月4日火曜日

【桜花賞2017の有力馬診断(前篇)】~ソウルスターリングの最大の敵は、メジャーエンブレム級でも不利一つあると覆せなくなる桜花賞特有の外差しバイアス~

大西直宏騎手の桜花賞2017予想無料
ワールド:桜花賞週490-160
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【桜花賞の有力馬診断(前篇)~ソウルスターリングの最大の敵は、メジャーエンブレム級でも不利一つあると覆せなくなる桜花賞特有の外差しバイアス~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
〇アドマイヤミヤビ 牝3 Mデムー 55 栗東 友道
クイーンCは、昨年はメジャーエンブレムの先導でのHペースの真っ当な体力勝負になったが、今年も同じくダイワメジャー牝駒レーヌミノルの先導での昨年に準じる様なHラップでの純粋な能力比べのレースに。
つまり、能力がある馬しか上位入線が許されない振るい落としが行われたレースで、その上で昨年よりもHレベルなメンツが揃った上での力比べだったワケだから、ココでの結果は後々にも大いに繋がる質となったはず。

それを勝ち切って見せたアドマイヤミヤビだが、コレは相当の有望株と見て間違いない。
ハーツクライ牝駒の血統的にも、これまでの中距離で強かった戦績・距離マイルでは忙しい競馬になっていた経緯からも、確実に距離マイルの壁はあったはず。それを、しかも上記のペースも楽ではない中で、忙しい追走にも追っ付るシーンもありながら真っ向から流れに乗る競馬を挑みながらも、結果勝ち切った辺りは相当奥を秘めていると見て良い。

奥を秘めているというのは更に距離が延びた時に見込める魅力の話で、引き続き距離マイルという点は何とも言えないポイントになるが、ただし桜花賞というレースはそこまで距離下限適性に捉われないで良いレースなので…。
例年で言えば開催終盤でやや外有利な馬場になって、結果として単純なマイラーよりもスケールある王道を行く外差しタイプ馬が結果を出し易いという傾向になっている。
今年も前週の段階でその兆候が出始めており、その上で今週末も雨予報…距離マイル不安はそこまでシビアに考えなくて良さそうだ。

―アロンザモナ 牝3 幸 55 栗東 西浦
デビュー戦は[11.8-11.4-11.2]という加速ラップで逃げ切る見所大の競馬で勝利。
2戦目は出遅れで後方からの競馬になったのと、外へ張られる致命的な不利を受けたのと、自身の左回り適性も問題だったか、無理な大外ブン回し競馬になって直線でまともに脚を使えずという度外視すべき敗戦。
3戦目紅梅Sでは今度はスタートを決めて先行策で、順当に力発揮すればこれ位は走って当然という勝利。
そして、いよいよ一線級との戦いとなった4戦目チューリップ賞では、力負けを認めるしかない7着止まりに。
能力的に及ばないのもそうだろうし、兄姉は阪神で5勝・京都で0勝というデータ通りに平坦京都巧者の走りをしているので急坂阪神コースでパフォーマンスを落としたのもあるだろうし、つまりはベストは現に残している戦績通り平坦1400コースだろう(今回条件では苦戦必至)。

―ショーウェイ 牝3 松若 55 栗東 斉藤崇
―ベルカプリ 牝3 藤岡佑 55 栗東 西浦

ショーウェイはメイショウボーラー産駒らしく、また実際に怖がりな性格らしく、逃げて初勝利と重賞激走の戦績の持ち主。
ベルカプリも同じ気がありそうな馬で、コチラも2勝は共に逃げ切り。
共に前走Hペース逃げ番手競馬をしているだけに行き脚付きそうですし、上記の癖からはそういう競馬に拘りそうでもあるし、今年の桜花賞も基本的にはイーブンペース以上で流れて外差しの展開になりそう…。


〇ソウルスターリング 牝3 ルメール 55 美北 藤沢和
断然1人気馬で強い云々を語ってもしょうがないので…もし桜花賞で死角があるとすれば、桜花賞は外差しディープインパクト産駒の庭であるという傾向だろう。
桜花賞の楽ではないペースの非内有利馬場を前目から凌ぎ切るというのは相当の能力が必要であり、今年のHレベル牝馬世代でそこまでの抜けた能力がソウルスターリング1頭にあるかという話…昨年メジャーエンブレムみたくこれまでが上手く行きすぎている分で力を出せる形が必ず作れるかという点での不安も無きにしも非ず…当日の馬場差次第では何かしらの外差し馬にやられる可能性はある(ただし、それがあったとしても、馬券内からもこぼれるというシーンは想像できない)。

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今週末の阪神は雨予報…もしまともな道悪馬場になればの条件付きで大穴で狙いたいのが〇〇〇〇〇だ。
コノ馬は父ブラックタイドと母系にはBTの血で、実際に全兄はダート馬という血統。それでいて牝馬としては目立つ馬っぷりの良い雄大な馬体。
近走でも力強い捲り脚で体力を前面出した競馬で捻じ伏せるというレース内容をしている。
もし良馬場の桜花賞となれば直線でのキレ負けが目に浮かぶのですが、まともな道悪となれば一転して無視できなく重厚適性馬として候補に考えたい一頭です。

―カワキタエンカ 牝3 和田竜 55 栗東 浜田
桜花賞の2週前の君子蘭賞勝ち馬が、桜花賞に参戦してくるのは近年ではなかったケース。その君子蘭賞を目先を獲りに行く様な逃げ切り勝ちだった点からも、あまり期待値が高い直近好走馬のパターンとはかけ離れる。
その君子蘭賞勝ち馬の諸先輩同様に[フローラS→オークス]路線を歩んだ方が良さそうな距離適性でもあると思うので…(距離マイルだとそこまで弾けない)。

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