2017年4月6日木曜日

【桜花賞2017の有力馬診断(中篇)】~四位Jの熟練のトライアル権利獲得力の賜物でチューリップ賞2着頂きミスパンテール~

大西直宏騎手の桜花賞2017予想無料
ワールド:桜花賞週490-160
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【桜花賞の有力馬診断(中篇)~四位Jの熟練のトライアル権利獲得力の賜物でチューリップ賞2着頂きミスパンテール~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
―ヴゼットジョリー 牝3 福永 55 栗東 中内田
前々走阪神JF時には、放牧先から馬体を減らして帰厩+中間熱発という順調さを欠いた調整過程で、実際にも馬体重マイナス10キロの痩せた馬体。
その後もカイ食いが細い面は依然としてある模様で、今期初戦アーリントンCでも煮詰めた調教を課さずともプラス2キロ止まりだったのは春シーズンの活躍期待値を低く見積もらなければならない要素で、現に今回のフォトパドックを見ても新潟2歳S当時の充実した馬体は取り戻せていない印象。

これまで『父ローエングリンの現役時代のイメージで、当産駒=スピード勝ったマイラーというイメージがされるかも知れないが、必ずしもそれは色濃くなくて、少なくとも当馬は距離1400デビュー馬ながらも適距離はマイル超だろうタイプ。適性としては距離マイル~2000までは大丈夫そうで、キレる脚はないが持続力に秀でている。今後も、この距離適性(距離長めでもOKの牝馬)を武器にすればソコソコはやれそうだが…。』・『スラッとした馬体で軽い馬場で長い距離が合っている。東京2000のフローラSなんかはピッタリだと思うし、そういう条件替わりでの3歳以降の期待ができる馬。』と書いた通りのオークス穴期待馬でしたが…。

前走アーリントンCは牡馬挑戦でしたが、決して牝馬路線よりも手強い相手関係に挑んだというワケではない。そこでマイル路線では上位とは力差が認められるという4着だった。
阪神JFとアーリントンCとで2走続けて右回り阪神コースで内にモタれていた辺りでパフォーマンスを落としていた面もあって、適距離(中長距離)の左回りコース=つまりフローラSなら割と良い線行くのではと思っていますが、3走続けての阪神マイル条件では更にやれる馬だと見るコトはできない。


▽リスグラシュー 牝3 武豊 55 栗東 矢作
今思えば前々走アルテミスSは3着以下は500万下でも苦戦している馬ばかりで、前走阪神JFは見た目こそロス大だったものの展開が嵌まったモノという見方をすべき説も有力で、つまりはマイルでは底が割れたと見て良いのかも知れない。
スラリとした細身の体型で、如何にも距離長めが向きそうなハーツクライ産駒。
オークスならばチューリップ賞で差を付けられたソウルスターリングとの差は詰まると見るが、同コースでは打倒ソウルスターリングは無謀で、別路線の他有力馬に対してもそこまで威張れない馬なのではないかと思う。

 
▽ミスパンテール 牝3 四位 55 栗東 昆
チューリップ賞で実績馬リスグラシューを下した新星候補。
ただし、勝ちに行ったリスグラシューに対して、四位Jで権利獲り第一の騎乗をされたのがコチラだった。2強ムードに乗じてその間に入り込んだというのが真相で、パフォーマンスとしては絶対的なモノではなかった。
もちろん長期休み明け初戦でここまで走ってくれるなら次走への期待値は高まるというモノだが、その一方では上級馬は出ないダイワメジャー牝駒の差し馬という点で果たして本物なのかという期待値は高くなくて。
前走は様子見の一戦だったとして、勝負の脚質転換をしてくるなどとなれば話は別ですが、前走同様の競馬にはそこまでのインパクト・大物食いの魅力は感じない。


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2強は間違いなく強い…それをまとめて後ろから差すのは結構難易度が高いはずで、もし一発があるとすれば前目から粘れる馬という視点も捨ててはならないだろう。
その点で言えば、今期は2戦共に早めに抜け出す形になったせいで=単走になったせいで本領発揮できたとは言い難い〇〇〇〇〇が、今度こそ前に強力な目標を置いて競馬できればもう少しギリギリの所まで走ってくれるイメージはできます(その為には例年とは異なる馬場バイアスの助けが前提になりますが…)


―スズカゼ 牝3 松山 55 美北 伊藤正
結果的には好走歴は福島と中山の小回りコース(3戦3好走)で、その他の外回りコースでは5戦5凡走という戦績。
3走前菜の花賞では中山向きの機動力を見せての完勝…前走アネモネSでも如何にも中山マイル適性を示す様なHペース先行粘り込みの競馬だった。
今回の外回りコース替わりは条件的に厳しくて、尚且つ桜花賞という先行馬受難のレースでは苦戦必至だ。


▽ミスエルテ 牝3 川田 55 栗東 池江寿
2歳時は馬体重維持に悩まされてG1での好結果は残せなかったが、その反省も踏まえて思い切った直行ローテを選択された今回はそれが功を奏した模様で中々の好状態でレース本番を迎えられそう。
ただ、気性面での成長は微妙で、調教でも行きたがる面を見せつつで本番での折り合い不安は依然として残る。
この桜花賞というレースは、それこそファンタジーSの様な最後方競馬が嵌まるレースでもあるので、そういう川田Jらしい肝の据わった騎乗ならば一発あっても良さそうだが。
逆に前走同様の先行策ならば、母系は米の早熟スピード血統であるのと、桜花賞の先行馬受難のレース傾向からも、そこで粘りを見せられるような馬ではないと思うが。


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