2017年4月4日火曜日

内田騎手のベテランらしい好騎乗が光ったロジチャリス【ダービー卿CT回顧】

続いて順番は前後するけど、土曜のダービー卿CTを振り返ろう。

ロジチャリスは、序盤から積極的にポジションを主張した内パク(内田博幸騎手)の好騎乗だね。それに、重賞とは思えないスローのペースも追い風だった。出しては行ったもののクラレントをハナに行かせて、自分は絶好の2番手で待機。直線では一旦キャンベルジュニアに交わされそうに見えたけど、あれは内パクからすれば「してやったり」の展開。勝負どころの手応えは確かに絶好なんだけれど、早く抜け出しすぎるとソラを使うかもしれないからね。むしろ追い出しを待ちながら外めに切り替えて、キャンベルジュニアと併せる形に持っていたのが乗り役の技だよ。実際、本気でスパートしてからはもうひと伸びしているでしょ。あれは直線を向くまでに脚が溜まりきっているから可能なこと。見ている側からすればヒヤッとさせられただろうけど、着差以上の完勝と見るべきだろうね。

キャンベルジュニアは、チグハグな立ち回りがちょっともったいなかった。スタートではグッと力を入れて前に行かせようとしているのに、ロジが出たところで手綱を抑えて控えさせてしまっている。あの場面で馬が怒っちゃって、その後もズーッとハミを咥えこんでいた。抑えるなら初めからスタートもソロっと出ればいいわけで、どっちつかずの不完全燃焼な競馬になってしまったね。あとスローの流れも向かなかったけど、それでも2着に入ったのはこの馬の力。上手くハマればGIIIくらいはいつでも勝てる器だろう。

グランシルクは、ゲートの出が悪かったとはいえちょっと後ろから行き過ぎた。あのペースであの位置からでは届かないのが当たり前。むしろ3着でもよく頑張っている方だろう。終いはしっかり脚を伸ばせているし、この馬もキャンベルと同じで重賞を勝てる実力があると思う。やはりあとは展開が向くかどうかだね。

マイネルアウラートは、いつもより1列後ろからの競馬。でもスローペースだと確実に脚を使う馬だから、その分直線でも伸びを切らさなかった感じ。本来はロジのポジションか、もしくはハナに行ったほうが良さが出るタイプだろう。筋力がついてくればもっと走り方が変わってくるだろうけど、もう6歳だから大幅な成長は望みづらいかな…。

ダイワリベラルは、これもグランシルクと一緒で後方よりのポジションがキツかった。おまけにズーッと馬群の外々を回っているからね。よく言われる話だけど、中山マイルの外枠はやはり不利。5着まで来ただけでも内容は悪くないよ。


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