2017年5月19日金曜日

オークス 2017 出走予定馬:アドマイヤミヤビ、桜花賞惨敗の雪辱なるか?末脚の鋭さ、持続力は折り紙つき…挽回を期待だ

2017 5/21(日)
第78回 優駿牝馬(オークス) (GI) 東京芝2400m
予想用・出走予定馬一覧
オークス・優駿牝馬2017の予想用・出走予定馬一覧

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 新馬戦こそ取りこぼしたが、そこから未勝利、百日草特別、クイーンカップと並み居る強敵たちを相手に撃破してきたアドマイヤミヤビがオークスに出走予定だ。ただ前走の牝馬三冠第一弾の桜花賞では雨の影響が如実に出ていた馬場で持ち味の末脚を削がれての惨敗となってしまった。重賞制覇の舞台となった府中で末脚を復活させ、2週連続アドマイヤ祭となるか。


 オークスを考えると能力的にはこれが一番だと思っている。そして枠の並びを見て展開面で読みにくい、極端なケースもあり得るなというところも感じたので外から展開の異常さを察知できる位置でミルコというのも信頼しやすいかなと思う。桜花賞の敗因は個人的にはある程度はっきりとはしているんだけど、それでも不満はあるし、全く悩まないわけではない。ただ全頭展望を終えた現時点でもオークスで本命を打つならソウルかアドマイヤミヤビかな、という感覚は変わってこないかな。2頭ほど気になっている穴馬がいるので、この辺りを最終的にどう判断するかだが。


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クイーンC(GIII) 1着 16頭8枠15番
東京芝1600m良 1:33.2 46.8-46.4 M
12.3 - 11.1 - 11.4 - 12.0 - 12.3 - 11.3 - 11.2 - 11.6

 この馬の評価を一変させられたのがクイーンCになるし、いまだにこれがベストバウトだろう。ペースバランスは平均だが、3~4角で12.0-12.3と明確に中弛み、そこからの3F勝負となった。なので前半無理せず中盤で取り付く競馬が噛み合ったという見方もできる。


 15番枠から五分に出てそこからじわっと促しつつだが最序盤はついていけず一旦中団の外で落ち着く。道中も終始手が動いていて促しながらだが、出負けしたアエロリットが動いてくれたのでその後ろから3~4角の緩みで楽にポジションを押し上げる。仕掛けを待っていたアエロリットのすぐ後ろで4角出口でしかけながら直線に入ってくる。序盤でアエロリットの後ろからジリジリと伸びるがまだここではつまらない。L2の坂の地点でグンと伸びてここでアエロリットに並びかける。L1ではしっかりとアエロリットの前に出て半馬身差の勝利だった。


 敢えて言わせてもらうが、ここでアエロリットに勝ったからと言って東京マイルでアエロリットより強いとは思っていない。もっと言えばレーヌミノルもだが、アエロリットにとっては中盤の緩みが微妙に噛み合わなかった。逆に基礎スピード的に不安があったアドマイヤミヤビはここである程度解消してきたとはいえ中弛みで取り付けたのが幸いしている。実際終始手が動いていたし、そのうえでアエロリットを目標にしながら直線までに差が一列しかなかった。これは基礎スピード的に見てかなり恵まれていたと思う。逆に言えばアドマイヤミヤビがここの上位では一番距離的に長いところに適性があるとみている。実際後半3~4角の緩みで動いていって直線でアエロリットを差し切っているしL1もアエロリットが想像以上に手ごわかったが3着以下は突き放している。TS持続も相当なレベルにあるし、アエロリットもTS持続を評価していたらNHKマイルCでL1の踏ん張りは相当なレベルだった。嵌ったのは多分にあるしマイル適性は微妙だが、後半はかなり強い競馬だったとみてまず間違いない。L2の地点で3馬身差ぐらいはあったとみているが、この区間でレーヌとの差を2馬身ぐらいには詰めてきていたし、L2で一番伸びたのはこの馬。トップスピードの質をこの流れでしっかりと引き出せたのは大きい。


百日草特別(5下) 1着 11頭2枠2番
東京芝2000m良 2:03.4 63.8-59.6 S^4
13.1 - 12.2 - 12.4 - 12.9 - 13.2 - 12.9 - 12.8 - 11.8 - 11.0 - 11.1

 百日草特別でも強豪牡馬を撃破しての完勝だった。ペースは超超スローで結果的には2F戦に近いレベルと仕掛けが遅かった。坂の上りで11.8-11.0と0.8の急加速を問われていて、ここの適性が相当問われた一戦だし、質的に高いレベルのトップスピードを持っていなければ勝負にならなかったと言っていいだろう。


 2番枠からじわっと進めながら無理せず中団の内内でという形。道中もドスローで団子状態の中中団馬群の中目で我慢しつつ3角。3~4角でも流れは遅く13秒に近い中で我慢して3列目で直線。序盤で追い出されて反応マウ先ずだがアウトライアーズがギアチェンジが早く出し抜かれる。しかしL2の坂の上りで徐々に伸び始めて2番手に上がると、最後は1馬身差を捕えてカデナの追撃を振り切ってきっちりと勝ち切った。


 この時は高速馬場だったが、GIIのアル共がドスローの3F勝負でもシュヴァルグランで33.7、ヴォルシェーブでも33.5とそうでもなかった。アルバート含め上位2頭はトップスピード特化戦はさほどでもないが、それでも2F戦で上がり3Fで見て字面だけではあるが古馬重賞を越えてくるというのは流石に驚き。特にL1は11.1で1馬身差を差し切っているわけでこの馬はL1で10秒台を視野に入れてきている。極端な超高速馬場とまではいっていなかったし、その中でこれだけ速い脚を長く維持してきたというのは素直に評価しないといけないと。皐月賞でアウトライアーズやカデナが伸びあぐねたが、どちらもこのレースとは問われた適性面が180度違ったというのもあるので、一概にあれだけで見限るのは早計。少なくともドスローのトップスピード特化戦としてはかなり高いレベルにあると今でも思っている。最後方からスペースがあったので一頭だけ早めに追いだしたので早い上がりを繰り出せたアルジャントゥイユ以外の上位3頭は質的にレベルが違ったと思う。余談だがアウトライアーズはなぜNHKマイルCに出てしまったかなあ…と。適性的にも2400ならという感じだったし息を入れて動き出しで勝負してほしかった。


桜花賞(GI) 12着 17頭8枠15番
阪神芝外1600m稍 1:35.5(+1.0) 46.5-48.0 H^1
12.7 - 10.9 - 11.1 - 11.8 - 11.8 - 11.5 - 11.9 - 12.8

 先述から入るが、百日草特別組は馬場の差はあれど全体のペースが上がったことで崩れた馬が上位3頭だったという感じ。この馬もクイーンCでは中弛みがあったので取り付いていけたが、タフな馬場で流れてしまったことで基礎スピード的にも苦しかった感じだし、トップスピード面も引き出せないような馬場状態が災いしたかなという感じ。全体のペースも淀みなくのL3最速でL1は消耗している。こういう競馬が合わなかったと考える必要があるかなと。


 15番枠から出負けして最後方近くからの競馬。ただ最序盤から追走に苦労していて後方馬群の更に後ろから、最後方列でアエロリットの直後。3角でも鞭が入っているぐらいで追走できず、4角ではかなり激しく追われるが苦しい状況で最後方列で直線。序盤でアエロリットの外から追われるが一瞬は悪くない。しかしL1では決定的に伸びあぐねてアエロリットがバテ差すのに対してこちらは伸びあぐねての12着大敗だった。


 L2まではアエロリット比較では悪くなくて一旦は前に出るかも、という程度だった。3角辺りでの絶望的な手ごたえから考えるとここは悪くない。ただL1で大きく減速するラップで明らかに苦戦した。この辺りはやはり全体のペースも速かったこと、トップスピードを問われずに勢いをつけきれなかったこと、またどちらともに言えるが馬場の影響が大きかったとみていいと思う。出負けしてもクイーンCの様に緩めば取り付けるが、全体で淡々とした流れになってしまうと取り付くのは難しい。淀みが無くタフな馬場というのはこれまで鋭く脚を引き出してきたこの馬にとっては適性的に苦しかったと思う。


2017オークスに向けての展望

 少なくとも素材的には世代では一番だろうと思っている。この世代はソウルスターリングの記事でも書いたと思うが、本来はソウル、アドマイヤ、アエロリットの3強だったとみている(ファンディーナは別路線なので除外するとして)。その3頭で比べるならば、基礎スピードが高い、全体の総合力の高さが一番なのがアエロリット、ソウルスターリングはギアチェンジや基礎スピード面の高さのバランス、立ち回りで勝負するタイプ。アドマイヤミヤビは後半の末脚の鋭さ、持続力が一番。そしてこれら3頭いずれも非常に高いレベルでバランスを取れていると。ただし、ミヤビに関して言えば高速馬場で緩めばこなせたが、タフな馬場の消耗戦をクリアするだけのパワー型の基礎スピードは持ち合わせていなかったのかなと。ただ逆に言えば本来中距離向きだとは思っていたし、あの桜花賞で崩れたのはある種仕方ない。


 この馬はとにかくトップスピードの質で勝負したいタイプだし、アエロリットをL1で綺麗に差し切ったTS持続も含め、素材的に同世代の牝馬では最強だとみていいと思っている。後はタフな馬場で走り切った桜花賞の反動が無ければというところ。百日草特別時は出し切ってない中での上がり33.5でしかも今年の冬・春の府中のように超高速馬場とまではいかない時期にやってのけた。10秒台もL1で恐らく出せている。スローの上がり勝負ならソウルスターリングよりこちらだと思っているし、2400なある程度流れても大丈夫だと思う。末脚の絶対量が武器である程度馬の能力に依存した乗り方ができるし、その点でもミルコとの相性は本来いいと思う。勝ちに行ったときに内を綺麗に立ち回ったソウルスターリングに足元をというのはあると思うし、リスグラシューが3角辺りで早めに外から動いてその外から勝ちに行ってリスグラシューに粘られるケースもある。色々なケースはあるけどそれでもこの馬が末脚を引き出すことができれば実力的には一枚上なんじゃないかなと現時点でも見ている。後はドスローヨーイドンで詰まるリスクがあるが進路があれば瞬時に動けるソウルと、素材的に魅力がある外枠でミルコの仕掛けに依存するアドマイヤミヤビ。どちらを選ぶかというところかな。ドスロー団子まで行ってしまうとミヤビの方が信頼度は高いと思っている。展開が読みにくい今回は最悪のケースを考えつつ予想しないといけないので、その点を踏まえてもアドマイヤミヤビ本命に傾いてきたかな、という感じ。



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第155回 天皇賞・春(G1)
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新潟1日目11R邁進特別
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第14回 福島牝馬S(G3)
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