2017 NHKマイルカップ(GI) 東京芝1600m
予想用・出走予定馬一覧
誰がどう見ても過去最強クラスに大混戦、荒れそうな雰囲気がたっぷりのNHKマイルカップに前哨戦のニュージーランドトロフィーを制したジョーストリクトリが武豊とのコンビで出走予定。前走のニュージーランドトロフィーでは12番人気という低評価を覆しての完勝で一気に台頭してきたが、やはり軽い馬場に対応できるかが焦点。今年の春GIでは結果を残している武豊が府中のマイルでこの馬をどう導くか。2週連続武豊&清水久詞調教師のコンビで2週連続GI制覇なるかにも注目だ。
今更だけどBMSキングヘイローで初の重賞勝ち馬なんだよなあ…。頑張ってほしいという気持ちもあるし、調子の良い武豊というのは厄介だけどここまでのこの馬の傾向的に見ても高速馬場適性は高くないと思う。成長を見せてきたとは思うが馬券的に良馬場で先週の馬場だと簡単ではないかなあ。
●ニュージーランドT(GII) 1着 16頭3枠6番
中山芝外1600m稍 1:36.0 48.4-47.6 S^1
12.9 - 11.6 - 11.8 - 12.1 - 12.3 - 12.0 - 11.7 - 11.6
前走のニュージーランドTはシュタルケが騎乗して内から上手く抜け出しての完勝だった。レースの概要としては稍重で結構時計が掛かっていた中で、0.8のややスローバランス。ラップ的には全体でも緩めだが中盤で12.1-12.3-12.0とコーナー地点で遅いラップを踏んで4角出口から11秒台に加速してのL1最速戦。そこまで流れていないし仕掛けどころも結果的に遅かったという中で抜け出した。
6番枠から五分のスタートを切る、各馬が馬場が悪い中探り探りの中でじわっと楽に好位の内を確保する。そこからは中盤以降少しずつ落ち着いていく中で好位列の内をキープ。3角辺りでは進路どりで上手くメイソンジュニアの直後を取って4角では2列目に押し上げて内に切り込み直線。序盤での反応はそこまでよくないがそれでも先頭に並びかける。L1できっちりと突き抜けての完勝だった。
馬場は稍重で時計も掛かっていて、同日の1800m牝馬限定1000万下野島崎特別が48.9-48.4と平均で1:49.1とハロン12を全然クリアできなかった。その馬場状態でこちらはハロン12ぴったりの1:36.0。もちろん距離や内外回りの違いはあるんだが、単純に時計的に優秀なうえで2F戦で余力を持っていたといえる。後ろが伸びてこなかったが、外から動いた馬にもチャンスがある中弛みからの2F戦なわけで、単純に前の3頭が強かったとみていいと思っている。そのうえでこの馬はL1にきっちりと突き抜けた。ただ、この末脚を引き出せた理由はパワー型の馬場で基礎スピード不足を補えた可能性が高く、またマイルへの延長でゆったり入れたのも大きいと。個人的にはこの一戦を見て感じたのは1800~2000で見てみたいなという印象だった。もうちょっと距離があれば普通の馬場でもゆったり入って主導権を取って長く脚を使ってこれそうな感じ。もちろんここは時計的になかなか優秀だと思っているし、ここの上位はNHKマイルカップでもチャンスはあると思っているが、適性を考えるとボンセルヴィーソの方がという感はある。
●ファルコンS(GIII) 6着 16頭2枠4番
中京芝1400m良 1:21.5(+0.4) 34.0-35.3 H^2
12.0 - 10.8 - 11.2 - 11.8 - 12.1 - 11.4 - 11.8
このファルコンSでは軽い馬場で総合力が問われた一戦。とりわけいえるのは前半の34.0が示す通りの基礎スピード面。先行馬はこれを引き出したうえでかつ3~4角の緩みに対応、そこからの2F戦、坂の上りでの加速といったギアチェンジ面を要求されている。基礎スピード色が高いレベルで問われたのは間違いない。
4番枠からまずまずのスタートを切って先行策、最終的には前が結構やりあったので好位の中目で我慢しながらというところ。3~4角でも好位の中目でペースが落ち着く中で我慢させられて3列目で直線。序盤の坂の上りでの加速で置かれて動けない。L1にかけてはそれなりに盛り返したが要所の反応の甘さを見せての6着完敗だった。
前半のペースそのものはそれなりに対応していたと思うが、3~4角で息が入ったことでそこからの再加速に苦戦したという感じ。ただNZTでも内からしっかりと加速ラップの地点で動けていたし、ここで動けなかった要因として内で我慢をさせられたことだけというわけではなさそう。恐らく馬場が軽かったことで34.0のペースについていったのが厳しかったかなという感覚で、実際NZTで馬場がタフ、ゆったりと入ることで後半の伸びに繋げてきていたところからも恐らくそうじゃないかなと。
●アーリントンC(GIII) 5着 12頭5枠5番
阪神芝外1600m良 1:35.2(+1.1) 47.2-46.9 M
12.3 - 11.0 - 12.0 - 11.9 - 11.9 - 11.4 - 11.3 - 12.3
この馬をなかなか評価できないのがこのアーリントンCの完敗。ペースバランスは0.3の平均ペース、ラップ推移的にも大きく淀みなくのL2最速戦、L3の段階で速いラップを踏んでいてL1は相当落としているので出し切りやすい競馬だったといえる。時計的には勝ったペルシアンナイトは優秀でラップ推移と時計比較でみても1000万下は超えてきたと言えるが、流石にそこから1.1秒も離されると何とも言えない。
5番枠からまずまずのスタート、無理はせずに控えて好位の内内と悪くない入り方。そこからペースがある程度上がったのを見越して中団の後ろぐらいで進めていく。3~4角でも仕掛けを待ってロスなく立ち回って直線、序盤で狭いところを突こうとして少しバランスを崩して立て直しつつ進路を確保。しかしL1の段階では脚色甘く最後はジリジリだった。
パトロールを見ると少し踏み遅れて追い出したときに少し窮屈になったので影響がまったくなかったとは思わない。ただそれでもここまで離されたしL1の段階での余力がなかったのは確か、またL3の4角地点ではロスなく入ってきているので少なくともL1でもうちょっと抵抗が欲しかったとは思う。惰性をつけてしまいたい坂の上りの前でのことなので響いているとしても、もうちょっと頑張ってほしかったというのが本音。ここでもペースが上がっていたこともあるし、イマイチ伸び切れなかったのはその辺かもしれない。馬場自体は開幕週のこの時点ではそこそこ時計も掛かっていたし、その中でとなるとマイルでそこそこ流れたことで良さが出にくかったかなと。バランス的に見てもNZTの方が強い競馬をしているからね。
●2017NHKマイルカップに向けての展望
今の自分の評価としてはやはり1600は気持ち短いと思う。府中のマイル戦でしかも今年は結構Aコースの段階でイメージより一段上の高速状態だと思う。超高速とまでは言えないけど、かなり速いラップを踏んでいるケースが多いし、例年よりは軽いイメージ。今年のメンツだと何とも言えないが、32秒台は視野に入れないといけない。そうなると平均で見ても46.5-46.5はクリアしないといけないと。アーリントンC、ファルコンSの内容的に見ると軽い馬場で基礎スピードを問われてとなるとこの距離ではちょっと難しいかもしれないなという感覚。タフな馬場で3Fの前後半を2秒近いかなりのスローバランスで底を見せなかったというのは個人的には中距離指向が強いとみている。
この時点で人気を背負うとリスクはあるかもしれないが、いっそ前半はあまり無理をしないのも手かもしれない。前走のニュージーランドTでは馬場が渋って適正ペースが分からない中で結果的にゆったり入れたことが後半の末脚に繋がったとみているし、であるなら前半はそこまで無理しなくてもいいかもしれないと。もちろんそれで鋭くトップスピードを引き出せるかは正直未知数だが、個人的にはこれまでの競馬を貫くと基礎スピード面で優位に立つ馬が手ごわいかなと。NZTを評価するならもちろんポジション的にあそこでやれたのは大きいとは思うが、後半の2Fで底を見せなかったことになると思う。高速馬場で後半特化で鋭さを引き出せるかがカギだが2F戦だったなずな賞でも前を向いてエンジンの掛かりが微妙だったもののラストの伸びは目立ったので、前半無理せず後半脚を出し切る形が嵌る可能性を探った方が、と個人的には感じるかな。基礎スピードも最低限持っているがそれでついていって甘くなることがアーリントンC、ファルコンSと高いレベルの基礎スピードを問われたことで露呈している。前走のパフォーマンスは高く評価しているので、後はそれが高速府中で噛み合うかどうか、どう噛み合わせるか。武豊の手腕にも期待したいが、現時点では色々コメントなどで判断して決めたい。雨が降れば面白い。
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