●2017安田記念の枠順確定!
2017安田記念の枠順が確定し、前哨戦マイラーズCの覇者イスラボニータとGI4週連続勝利の偉業を狙うルメールに与えられたのは試練の7枠15番。外枠を引いたのもさることながら今回は先行勢が非常に多い、という隊列が非常に読みにくい中でどこにポジションを取ってくるか。そしてギアチェンジが最大の持ち味ともいえる、使える脚自体はそこまで長くないこの馬なので外枠自体やはり歓迎材料とは言えない。要所では動けるが同時に目標にもなってしまう。この状況で勝ち切れるかどうか、あまりいい枠とは言い難い。
昨年の安田記念の覇者であるロゴタイプも大外8枠の16番に入った。最初から逃げるつもりならそんなに悪くない枠ともいえる。出していって内に切り込みながらになるので、各馬が探り探りの中で先手を打ってペースをコントロールすることができる。その場合番手はヤングマンパワーでこの馬もそんなに最序盤は飛ばしたくない馬。そうなればスローに支配ということ自体は狙える。ただしもちろんだがほかに逃げたい馬が2,3頭いた場合、この枠だと行ききれないし最初から逃げと決め打って出していけば当然競り合うことにもなりかねない。クラレントは岩田、ロジチャリスは内田、どちらもガンガン飛ばしたい騎手では決してないので、腹を決めてハナを狙う事に徹した方が個人的には良いんじゃないかなと。
京都金杯馬エアスピネルと武豊は4枠8番になった。良いような悪いような、という感じの枠。内外に先行勢が多い中で真ん中なので出していって壁を作るということは割と楽だと思う。ただし最序盤の展開が読みにくい中でいいポジションを取り切れるかどうかはやはり焦点になってくる。ゲート自体一歩目がそこまで安定して速いわけではないし、一歩目が遅れるとクラレントやブラックスピネルといったところが切り込んできて中団馬群の中、外の各馬が内に切り込んで相対的にポジションを下げてというリスクも付きまとう。一歩目をきっちりと出て好位で進められるかが第一の課題かな。折り合い面も少し不安はあるが壁を作れるのでそこはリスクを取っていい位置を狙ってもらいたい。要所では器用に動けているので内での立ち回りは問題ないし、これなら噛み合えばイスラと逆転も十分狙えるかな。もちろんリスクはある枠だが。
蹄葉炎からの復活、グレーターロンドンは4枠7番に入った。まあこの馬は後ろから行くしかないわけでそんなに枠順を気にしても仕方がない。今回は先行勢が多いので早い段階で下げ切れると思うしそこからはしっかりと外の進路を意識しながら踏み遅れないことだけ。やるべきことは限られているのでサトノアラジンやステファノスの後ろになると思うし、個人的にはステファノスの後ろを取ってスペースを空けながらステファノスより先に動いてスペースを詰めながら直線に入ってほしいかな。
香港からの刺客、マジック・モレイラが操るコンテントメントは3枠5番と内目の枠に入った。恐らく先行策を取ると思うし、その中でひとまず外の逃げ先行馬を当てにしながら内の中では一番前を取りに来ると思う。なので最序盤スッと出していってトーキングやディサイファといったところの前を切っていって内に入る。そしてそこでペースを落として外のロゴタイプ、ヤングマン、クラレントといったところを行かせる形で狙いは2列目ポケットというところだろう。その点からも結構やりやすい枠を当てたかな。
昨年のスワンSの覇者サトノアラジンは7枠14番と外目の枠。これは結果的にだけど結構悪くない。トップスピードに乗ってからがいいタイプなので内で前走みたいにごちゃつくよりは外からしっかりとエンジンをかけてやるという競馬ができるので自分の脚は引き出しやすいだろうと。それと隊列が読みにくい中なので、外から様子を見ながら出たなりで入っていける。まあロスは覚悟しないといけないけど、この馬の脚は引き出しやすい枠の並びと言えるかな。
香港からのもう一頭の刺客ビューティーオンリーは6枠12番とやや外目の枠。この馬も外々から出し切ってロスがあってもしぶとく食い込めるのでこの枠は歓迎。それと香港マイルを勝った時は平均速めで流れていて、その中でロスがありながらも外から一気に差し込んでの勝利だし、ペースが速いなっても問題ないので外枠から最序盤結構自由が利くと思う。イスラボニータを目標に進めることができればこの馬にとっては理想的な入り方になると思うので、この枠の並びならばやはり怖い。
無冠の帝王アンビシャスは2枠4番と内枠を引き当てた。どういう展開になるかによるが、仮に外から内に切り込んでこられて内の馬が下がってくるパターンになるとどうしてもポジションを上げるのが難しい。レッドファルクスより前に入れればいいが多分それも難しいだろう。ゲートの一歩目が遅いのはどうしても治らないし、出していくと掛かる。もちろんマイルなので流れる前提で入っていくかもしれないけど、それでも出負けしてリカバーしようとして内の馬が下がってくると手の打ちようがないし、外にはグレーター、ステファノス、ロンギングダンサーと後ろから行く馬が壁になってしまうので。かなりギャンブル的な枠で、噛み合い切ればいいがそうでなければぶっ飛ぶリスクは極めて大きくなった。
スプリンターズSの覇者レッドファルクスは3枠6番に入った。結構理想的な枠の並びだと思う。まず内枠が欲しかったのは距離延長を怖がらず出していけるというところ、そして周辺の並びが先行馬かアンビシャスやグレーターロンドンといった追込み馬かというところでこの馬にとっては結構好位~中団のスペースを確保しやすい状況ではあると思う。もちろんディサイファやサンライズメジャーが内を確保することを優先してくれば中団~後方になる可能性はあるし、外の馬が切り込んでくると相対的に、というのはあり得る。ただディサイファやサンライズも先行の手を狙って前半の先行集団雁行状態、となれば内のスペースを詰めていける。結構いい枠の並びだが、仕掛けていくときに目標を誰にするか。3~4角では外目に持ち出すことも視野に入れたい。この辺りはミルコは得意なので大丈夫かな。4角まで包まれて動けないというところさえ解消できれば前半は良い枠だと思う。
古豪ディサイファは1枠2番と最内枠を引き当てた。これ四位はどういう乗り方をしてくるかな、という感じ。武豊ならまず昨年同様先行策を取ってくると思うから個人的にはチャンスかなと思うが、四位の場合もともとディサイファの主戦で割と好位~中団ぐらいで末脚を引き出すイメージ。マイルCSでもハイペースの中で不利が無ければってところまで行っていたし、個人的にはここはリスクを覚悟して2列目を狙ってほしいかなというのはある。コンテントメントに前に入られてしまうと楽ではなくなるかな。ただTS持続が最大の持ち味ではあると思うし、内枠で好位まで確保してL3最速戦というような展開であれば怖さはある。もちろんここ数走が物足りないのをどう判断するかだが。
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