[ブログで書ける範囲内のオーナー・サイダー馬]
6/4(日)東京11R
安田記念(芝1600M)に出走予定

親の心子知らず―という言葉がある。
親の子に対する深い愛情がわからず、子が勝手気ままにふるまうこと。また、自分が親になってみなければ、親の気持ちはわからない(故事ことわざ辞典より引用)
とはよく言ったモンだが、競馬に置き換えれば馬主が親で、愛馬が子ってとこか。
人間世界でも親の思う通り子供が育たないことは多々あるけど、ここだけの話、馬主と愛馬の関係も似たり寄ったり。
すでに種牡馬を引退(一時期、復帰話が出たが……)、功労馬に転身したのでバラしても問題ないと思うが、かつてサクラメガワンダーという馬がいた。
鳴尾記念2勝を含む重賞4勝を挙げた名馬だが、オーナーは東京ご当地馬主さくらコマース。“府中のサクラ”(※1)と言えば地元民だけに留まらず、オールド競馬ファンは広く知られた存在だ。
それだけに関西馬にも関わらずオーナーお膝元の府中でヤリ……って話が何回もあったんだが、親の心子知らず改め“馬主の心馬知らず(!?)”とはまさにこのこと。
サクラメガワンダーは典型的な内弁慶タイプのお馬さんで、輸送時間が短い関西圏なら安定して能力を発揮できるが、前日入り&長距離輸送を強いられる関東圏だとイレ込んでサッパリ走らなくなる。。。
阪神[4-1-0-3]、京都[2-2-2-1]、中京[1-0-0-1]に対して、さくらコマース地元開催の東京[0-0-0-7](参考までに中山[0-0-0-2])。府中では別馬になると厩舎サイドは百も承知しているのに、馬主関係者の強い意向(命令!?)により関東遠征を繰り返した。
話を今年の安田記念に戻すと、あまり大きな声では言えないが、人気~で公開している東京ご当地馬主の勝負馬にも、サクラメガワンダーほど極端ではないが、ちょっと内弁慶傾向(!?)があるんだよ~
その辺は陣営も重々承知していて、関西圏の競馬だと当週の水曜にビッシリ追うが、長距離輸送がある関東圏に出走する際は一転、1週前に実質的な最終追いを済ませ、レース当週はサラっと流す。
ただ、変則調整の成果か東京中山でも大崩れはない反面、勝ち切れない(←ここがポイント)。対照的に輸送の影響を気にせずビシバシ追った京都阪神に良績が集中している。「同じやり方で関東圏のG1を勝つのは不可能……」。恐らく陣営はそう判断したんだろう。
この中間は馬主お膝元で行われるG1仕様の勝負仕上げを敢行。1週前に鬼時計を叩き出したのに続き、今週も攻めの強さを数段上げて臨んでいる。
その代償として6/1(木)に発表された調教後の馬体重は前走から微増だった。過去に関東圏への長距離輸送で馬体を大きく減らしている傾向を考慮すると、二桁前後のマイナス体重で出走してきても何ら驚けない。これが吉と出るか、それとも凶と出るか?
ただ、日本ダービーで本命を打ったスワーヴリチャードもマイナス12キロと大きく馬体を減らしたのに、陣営の究極仕上げによりレイデオロの2着に好走している。
先週の好例があるし、3歳馬より古馬の方が体質的なタフだからな。その辺に期待しての◎だけど、何度も繰り返すが本質的にO・S馬は典型的な内弁慶タイプだ。
2006年のサクラメガワンダー東京優駿(10着)→毎日王冠(9着)→天皇賞・秋(9着)の惨劇(※2)をリアルタイムで経験した俺だけに、正直言って馬主情報的に人気~のO・S馬はピンかパーに違いない。
それでもオーナーを筆頭とする関係者の熱意は評価したいし、仮に安田記念で凡走しても(オイっ!!)、当日輸送の関西圏に戻れば容易に巻き返せる。
サクラメガワンダーも馬主お膝元の東京3戦はいずれも馬体を減らして全然ダメだったのに、3歳冬に阪神の鳴尾記念をレコードで勝ったからな~
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