2017年8月23日水曜日

新潟2歳ステークス 2017 出走予定馬:コーディエライト、2走目で距離延長、激変の圧勝…新潟マイルはカギも侮れず

2017 8/27(日)
第37回 新潟2歳ステークス(GIII) 新潟芝外1600m
予想用・出走予定馬一覧
新潟2歳ステークス2017の予想用・出走予定馬一覧

 新馬戦では1200mで完敗も、前走1400mへの延長で楽に主導権を取って完勝してきたコーディエライトが新潟2歳ステークスに出走予定。ダイワメジャー産駒らしい先行力と器用さを兼ね揃えているが、今回は相手も強化。とはいえ混戦模様、立ち回りの上手さを活かして粘り込みを見せられるか。


 いかにもなダイワメジャー産駒だし、基本的にTS持続力を最重要視したい新潟のマイルでどうか?というのは微妙なところだろう。


新馬戦 3着 11頭4枠4番
阪神芝内1200m良 1:10.9(+0.6) 35.6-34.7 S^1
12.4 - 11.5 - 11.7 - 11.5 - 11.3 - 11.9

 新馬戦では1200mと言ってもやはり緩い流れ、スローからの加速戦でL4-3-2と加速しているし比較的長めの距離の適性を問われている。L2最速11.3で高速馬場ということもあって後半も速い脚を要求された。


 4番枠からまずまずのスタート、そこからおっつけられて先行策、2列目の外にはつけていく。3~4角でも2列目の外から勝負に行くが置かれて直線。序盤の最速地点でジリジリ、L1も前との差は詰まらずの完敗だった。


 まあ正直この一戦だけ見れば完敗だったなというところ。基礎スピード的にも楽ができたし、その中で促されつつのポジション。後半加速していく流れになった時に対応できなかったしそのまま良いところない3着だったなと。正直あまりいい印象は抱けない平凡な内容だった。


未勝利 1着 12頭6枠7番
中京芝1400m良 1:22.2 35.6-34.8 S^1
12.5 - 11.3 - 11.8 - 11.8 - 11.7 - 11.3 - 11.8

 前走の未勝利戦は驚くほどの圧勝だった。超高速馬場で時計自体はそこまで速いわけではない。ペースは0.8でややスローに突入、ラップ推移的にも中盤11秒後半でコントロールしてそこからの2F戦でL2最速11.3。そこそこ速いラップを踏んで突き抜けた。


 7番枠からまずまずのスタート、そこからじわっと促されるだけで楽にハナを主張しペースをスローにコントロールしていく。3~4角でも仕掛けを待つ立場、4角でパンとアクションがあって直線。序盤で一気に加速で出し抜き勝負を決める。L1まで独壇場、誰も寄せ付けない圧勝となった。


 このレースでは決して低調なメンバー構成というわけではない中で突き抜けたのは驚いた。2着馬はその後走っていないが新馬戦もプレトリアに半馬身差の2着、3着馬は勝ち上がっている。その中でこういう競馬ができたというのは正直かなりの驚き、というところだろう。少なくとも新馬戦からは明らかにパフォーマンスを上げてきている。新馬もゆったり入っていたと思うが、叩き2戦目で絞って激変したとみるべきだろう。かなり上がってきた。


2017新潟2歳ステークスに向けての展望

 父はダイワメジャー、母ダークサファイア(父Out of Place)で、全兄にサフィロス、半姉にはローガンサファイアがいる。短距離戦線で活躍できそうな血統。サフィロスも京王杯2歳ステークスで後方から鋭く伸びてきたんだが、この馬は今の段階では前半そこそこのペース、そこから動いていく意識の方がいいだろうと思う。基礎スピードも今の段階なら優位に運べるレベルにあると思う。前走は遅すぎないペースを作ってそこからの一足で突き抜けきった。あのパフォーマンスは相手関係を考えてもかなり立派。マイルでも良いペースを刻んでしっかりとリードを取って直線に入ってこられれば面白い。ただし、新潟2歳ステークスの傾向的にはこういう前半しっかりと引っ張って器用さで勝負するタイプはあまり結果を出せていない。上手く噛み合わせきれないとTS持続力で高いレベルのものを見せている馬たちに呑み込まれるリスクは高いだろうと。個人的には後方一手の馬よりこういうタイプの方が好きなんだけど、このレースではシビアに判断したいかな。一応連下候補としておく。



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過去10年、同レースでの好走馬は、ロードクエストがNHKマイルC(2着)、京成杯AH(1着)、ウインファビラスは阪神JF(2着)、ハープスターは阪神JF(2着)、桜花賞(1着)、オークス(2着)、札幌記念(1着)、イスラボニータは皐月賞(1着)、ダービー(2着)、天皇賞秋(3着)、マルCS(2着)、ジャスタウェイは天皇賞秋(1着)、ドバイDF(1着)、安田記念(1着)、ジャパンC(2着)、セイウンワンダーは朝日杯FS(1着)、皐月賞(3着)、菊花賞(3着)、エプソムC(1着)など、GI勝ち馬や連対馬を多数送り出している出世レースである。

人気馬の成績では、1人気[4.2.0.4]、2人気[0.0.2.8]、3人気[3.0.0.7]となっており1人気で勝ったのはロードクエスト、ハープスター、シンメイフジ、セイウンワンダーの4頭で後にGIでも活躍している実力馬だ。

平均配当では、馬連1万2620円、3連複5万6780円、3連単34万2450円。二桁人気馬が6頭馬券圏に好走しているように人気薄が馬券に絡むレース。3連単では最高配当142万馬券が出ているように、荒れる2歳重賞戦。

過去の傾向では先行馬よりも差し、追い込み脚質の方が成績上位となっている。上がり3ハロンの時計が速い馬の連対率も高くなっており終い切れる脚を使える馬が有利。上がり3ハロンで1~2位の連対率は9割となっている。

年度 優勝馬      上がり3F(順位)
16年 ヴゼットジョリー 33秒2(2位)
15年 ロードクエスト  32秒8(1位)
14年 ミュゼスルタン  33秒4(2位)
13年 ハープスター   32秒5(1位)
12年 ザラストロ    33秒4(1位)
11年 モンスール    32秒7(2位)
10年 マイネイザベル  33秒5(2位)
09年 シンメイフジ   32秒9(1位)
08年 セイウンワンダー 34秒4(1位)
07年 エフティマイヤ  34秒0(5位)

また、昨年の勝ち馬ヴゼットジョリー、一昨年の2着馬ウインファビラス、13年の勝ち馬ハープスターなど牝馬の活躍が多く、夏に強い牝馬が好走している。

長い直線の外回りコースで約659Mある直線。逃げ馬には厳しい条件だが、穴を開けるのは逃げ・先行馬だろう。2歳若駒とあってキャリアが少なく、まだ未完成な馬が殆どで、現時点での完成度と新潟コースに適した脚質の馬に勝つチャンスがあるだろう。

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