2017年9月21日木曜日

【オールカマー2017の有力馬診断(後篇)】~昨秋マイルCS浜中事件の後遺症に苦しむディサイファ/ハンデ戦メルボルンC遠征を見据えた一戦に石橋脩J起用なら頭無しアルバート~

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【オールカマーの有力馬診断(後篇)~昨秋マイルCS浜中事件の後遺症に苦しむディサイファ/ハンデ戦メルボルンC遠征を見据えた一戦に石橋脩J起用なら頭無しアルバート~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
▽カフジプリンス(中谷騎乗停止→丸田)
毎度ズブさ満点であるが故に届かずの競馬がパターン化しているコノ馬。
前走新潟記念では、前半と後半の直線が大半を占める新潟外回りコースだからこそ位置を取り易いという側面の効果は絶大だったのと、コレも同様に新潟の長い広い直線コースだからこそノーブレーキ―で追い続ける形で最後に間に合わせてくる形を作れたコトによる久々好走。
とは言えども、もしもスタート直後に位置取れない事象あったならば大きくパフォーマンスを落としかねなかったし、ノーマーク12人気だったからこそ良かったもののもしも人気馬だと見られて直線で少しでも窮屈強いられていれば勢い途切れて大きくパフォーマンスを落としかねなかっただろうし…やはりリスクの方が大きい馬との見解は変えられない。

そんな馬の人気薄激走後のタイミング、新潟コースよりもレース振りが難しくなるだろうコース形態替わりと右回り替わりあるココでの前走再現激走は容易ではなさそうだが…。


▽アルバート(石橋脩)
長距離路線では一線級馬に違いないが、距離二二まで短い距離ならば大した馬ではない可能性が高い。
前々走ダイヤモンドS勝利時にしても4走前ステイヤーズS勝利時にしても超長距離を自ずとゆったりと競馬するのが身に付いており、その上で少し距離が短くなった3走前有馬記念を見て貰えれば分かると思うが[10-12-15-16]の通過順の通り後半のスピードアップに対応できない不器用な取り口になっている。
これ見せられてしまうと、今となっては本物の長距離戦以外では手を出し辛い。
まして、ココは豪州メルボルンC遠征の為の調整レースという意図での参戦だろうから、逆に国内の距離二二重賞で激走となれば(次走に向けて)それが不安材料にもなる位だろう(※確かに呆気なく凡走となると遠征取り止めになりかねないですが、逆にココで勝利となるとハンデ戦のメルボルンCでもトップハンデ級(過去の日本馬出走時の斤量を踏まえると)にもなりかねないという難しい局面)。


―ディサイファ(柴山)
例の浜中事件が起きた昨秋マイルCS。
(この手の話については陣営から「問題ない」とのポジティブコメントが出るのが常なのですが)その後遺症(精神的なダメージ)はやはり問題になっている雰囲気はあって、3走前大阪杯では包まれない様にとの指示での大外回し競馬でしたし、前々走安田記念では距離マイルのHペースでもあそこまで出して行く競馬というのは何かの裏返しなのかも知れないともココで書きましたが、ついに前走札幌記念後に陣営は後遺症の存在(後遺症が主な敗因)を認めてきました。
その札幌記念では外目枠順を引き当てて、概ね外々の競馬をしながらも他馬を気にして力を出せないというのは結構な重症で…。
良績は内枠引いての立ち回りレース振り時に集中している馬だけに、(能力足りない上に)その形が不可能な状況であるならば魅力度皆無の馬になっている。


―マイネルミラノ(柴田大知)
4走前OP福島民報杯ではHペース展開を大外枠からロスある形の超積極策により、後の重賞馬ステイインシアトルやシャイニングレイを捻り潰していく圧巻のパフォーマンスでの激走。
それを以て復活かと思いきや、ただし輝きはその1度限りで、その後の重賞3戦では見せ場なく沈むレース続き。

振り返ってみると、上記の様に強敵相手だと簡単に沈んで、逆に弱メン相手だと上記福島民報杯の様な強い競馬での完勝という激走凡走を繰り返してきたOP昇級後2年間なので、コレをコノ馬のキャラとして受け入れるべきなのかも知れない。

これまでの経緯からも再びどこかで一発はあるはずだが、それが夏場無理ローテから間隔空けずのタイミングと、そして何よりもG2相手関係では期待できないというのがコノ馬なのであろう…。


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前々走目黒記念では最内枠条件を引いて、直線でも内から外からプレッシャー掛けられる形になり、それで他馬を気にする面から力を出せなかった印象。
3走前大阪杯でも距離不足により同じくの負け方。

前走は少頭数の長丁場レースで、前2走の敗因が一切消え去っての一変激走だった。
その前走は順当勝利だろうが、上記した通りの敗因さえ無ければ重賞級の地力を証明したと言えるだろう(つまりは、それだけ上記敗因の持つ意味が小さくないコトも読み取れる)。

今回は気持ち短い距離二二条件で、前走とは一転して頭数揃う一戦。その上で前々走目黒記念みたく極端内枠を引くと万事休すになりかねないが、逆に外枠競馬ならば通用以上あって当然とも思える馬…それを後押しする当地名人騎手起用もプラスですし、前々走以前のイマイチ戦績による実力懐疑的に見られている今回辺りは妙味有りの一頭と見る。


△ショウナンバッハ(柴田善臣)
まずは前々走福島民報杯(10人5着)時の推奨文を参照↓
『ココは何走も温め続けてきた6ショウナンバッハをいよいよ狙い撃つ場面にできるか。
15年10月から小回り向きのステゴ産駒だと言い続けてきた馬。

OP昇級後の唯一の馬券内好走歴は16年1月のAJCC3着で、その次に走ったのは16年9月の同舞台のオールカマー6着だった。
そのオールカマーは直線入口でのコース取りミスでの小さくない不利と、前方には「展開恵まれ4着クリールカイザー&3強の存在」もあって、不運とやや能力不足で馬券内までは届かず。不運がなければ4着まではあった。
直線の長くないコースで、インに拘る競馬をして一瞬の末脚を生かす形ならば、そのG2でも善戦してきた馬というコト。

そのAJCCからオールカマーまで5走続けて不向きな外回り系のコースばかりに使われて、持ち味である短い直線向きの一瞬の脚では通用しないレースばかりだった為に馬柱が汚れまくっていたモノ。

そのオールカマー以降も大敗凡走続きだが、5走中3走が不向きな外回りコース。
3走前AJCCは前崩れ展開を無茶な早仕掛けで当然の失速。
2走前京都記念は不得手とする道悪。
前走ダービー卿CTは不得手とする道悪と、距離不足マイルながら、やはりラストに賭ける競馬ならば良い脚は使うという所を見せる上がり最速競馬。

小回り二千条件で…内枠で…イン差しが嵌まり得るシチュエーションで…あとは騎手の好騎乗頼みですが一発可能性ある馬と見て。』
・・・
結果的には3着まで0.1秒差の5着…上記の通りもし好騎乗があったら3着まであったはずで、但しその幸運は無く直線詰まった分もって掲示板止まりの結果に。
ただし、やはり小回り条件への高い適性は更に裏付けてくれたと言えるだろう。

その後の前々走福島TVオープンは外有利馬場をイン差しで上がり最速0.2秒差4着ならば及第点で、前走関屋記念では不向き条件で上がり32秒台計時も届かずというはこれも自分の競馬はできている上での止む無しの敗戦結果だと言える。

今回の中山二二条件は、OP昇級後にコノ馬にとっての数少ない重賞健闘歴2つ(昨年オールカマー6着・一昨年AJCC3着)と同舞台条件である。
その内訳は[完璧騎乗3着]と[詰まり6着]なので、これまた幸運の好騎乗頼みになってしまうが、内枠引いてインを捌く競馬が失敗なく敢行できた場合には無きにしも非ずの計算は可能と言える爆穴候補だ。

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