2017年10月3日火曜日

【毎日王冠2017の有力馬診断(前篇)】~9月終了時点での上級条件・3歳古馬混合戦に於ける3歳牡馬活躍数は近年最悪レベル(⇔3歳牝馬は水準超レベル)~

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(※昨日記事で『その他の先週結果(PAT画像等)は次回更新記事上にて』としていましたが、もう1日ズラします…。
レジマグ上では的中開示されているのでご存知の方も少なくないと思いますが…決して勿体ぶってるワケではなく単に時間の都合(それよりも予想や回顧が優先なので)なのですが、先に文字で書きますと日曜阪神メイン[印:◎ムーンクレスト9人1着→△マイネルハニー3人2着(※相手2頭)]で[買い目:複勝1点8.1倍・ワイド2点27倍・馬連2点98倍]のヒットあって完全版予想2戦2勝、ツイッター予想は8人1着あって2戦1勝、ブログ予想は買い目不的中と既報通りG1ガミ的中でした…以上。)

【毎日王冠の有力馬診断(前篇)~9月終了時点での上級条件・3歳古馬混合戦に於ける3歳牡馬活躍数は近年最悪レベル(⇔3歳牝馬は水準超レベル)~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
▽ウインブライト 牡3 松岡 55 美南 畠山吉
▽ダイワキャグニー 牡3 北村宏 54 美南 菊沢

先週米子S予想に於いて『9月終了時点での3歳古馬混合の上級戦における3歳世代馬の活躍数というのは本年が近年最低レベルになっている・・・このポートアイランドSは例年に於いても3歳世代と古馬世代が初めてまともにぶつかる(両者共にそれなりの頭数がぶるかる)OP特別になっているが、近年は古馬優勢で、3歳人気馬は危険人気馬傾向にもなっている。』と書いた通り、やはり現3歳世代(牡馬)の古馬通用期待値は低いというのは前提として据えるべき要素になるだろう。

その上、OPクラス級の初ぶつかり合いの米子Sに対して、重賞クラス級の初ぶつかり合いとなるのがこの毎日王冠だが、このレースに於いても近年では3歳馬の不振傾向が認められる。

そんな中で果敢に古馬G2挑戦する3歳牡馬2頭…ウインブライトは結果的にはレベルが低かったと言わざるを得ないスプリングS勝利のみの馬だし、ダイワキャグニーも敗因はあるとしても一線級(ダービー)では歯が立たなかったという戦績の馬。
前者は晩成ステイゴールド産駒で、後者は春段階では全く未完成だった点で共に秋以降に化ける可能性はありますが、現状見せている部分だけでの評価では現段階で古馬G2通用の馬だとは見做せない。


△ソウルスターリング 牝3 ルメール 53 美北 藤沢和
上述の通り(現時点で)3歳馬の古馬戦活躍が乏しい世代なのだが、その中でも特に牡馬の方は最悪レベルである一方で、実は牝馬については水準超レベルあるという…そんな3歳牝馬世代横綱格の立場から、古馬挑戦するコノ馬についてはやはり素直に実績を評価すべき所だろう。

3歳牝馬と言えば先のローズSで実績上位馬が軒並み崩れた通り、3歳春時点での能力が秋以降に全く通用しない個体の存在も決して珍しくはない。
ただ、そのローズSの件については、半分は早枯れ馬によるモノだとしても、残り半分は状態面・態勢面の問題による崩れ事例だったはず。
その点、藤沢和師が言うに神戸新聞杯完勝レイデオロ以上の秋初戦仕上がりだと言われれば、大きな半分の不安要素についての懸念はあまり要らなそうだ。また、現に春初戦チューリップ賞でも即結果を出した様な鉄砲駆けしそうなタイプでもあるし、得体の知れぬフランケル産駒の成長力は半ばブラックボックスでもありますが…。

前々走桜花賞の敗因の一つである右回り条件でも無いココは、あとは同じく桜花賞の敗因の一つであるフランケル自身&フランケル産駒不得手傾向ある雨馬場でもなければ…素直に好走期待して良い馬だと思う。

▽ヤングマンパワー 牡5 石橋脩 56 美北 手塚
不器用さと気難しさがあって、スンナリと先行する形が理想。
逆に言えばマイルCSがそうであった様に馬群内で揉まれる競馬では最悪だし、安田記念がそうであった様に先行する形でも急かして行かないといけない様なペースだとどうかという面もあるし、あまり速い上がり勝負にも向いていない。
前走関屋記念ではH過ぎでもないS過ぎでもない得意範疇のラップレースで、同じくだった前年関屋記念に引き続いての外枠スンナリ先行競馬で善戦結果に至った。それでも昨年1着に対して本年4着で、やや前年比で劣化は否めないという近況。
今回は守備範囲距離千八で、スンナリも叶うだろうし、見え見えの展開利得られる先行競馬も叶うだろうが、かと言って安易なスロー競馬をしてしまえば瞬発力に秀でた人気馬の餌食になるのも目に見えている。
昨秋3連勝は何れも戸崎Jの手綱で、石橋脩Jに乗り難しいコノ馬での理想ペースコントロールができるのか否かに懸かっている。

▽リアルスティール 牡5 Mデムー 57 栗東 矢作
福永J時代は差しに拘っていたが、矢作調教師は「ディープインパクトの子にしては、伸縮してからの切れが足りない。切れを生かすのではなく、長くいい脚を使うタイプ。好位付けの競馬をしたほうがいいと思っている」という考えを持っていた。それはジャパンCでのムーアJも初めて乗った時に上記の感触を掴んだとの話(さすがトップジョッキー)。
その両者の一致で昨秋ジャパンCでは一転して積極策に打って出て、但し古馬になってからより筋肉質になっている体型・ピッチ気味の走法・前向きな気性からして今となっては距離2400は許容範囲外だったという5着止まりのパフォーマンスだったか。

その一方で、昨秋デムーロJ騎乗の秋天では、「前に馬を置いている時は一生懸命走るけど、パスすると少しフワフワする時があるのは、これまで見てきて分かっている」という癖を重視した、意図的に仕掛けを遅らせる騎乗をしての2着だった。

今回はそのデムーロが鞍上という点で、近2走の先行競馬から再び位置取り下げた競馬になるかも。

どっちが正しいのかは何ともだが、もしも差し脚勝負に徹するのならばコノ馬とは違ってキレる方のディープ産駒に軍配が挙がりそうな…。

―ワンアンドオンリー 牡6 横山典 57 栗東 橋口慎
横山典Jの進言によって前走初距離マイル起用、そして今回も引き続き距離短めの1800起用に。
名手がそう言うならばある側面でのマイル適性(短中距離適性)はあるのかも知れないが、結論から言えば適性を発揮する以前の問題としてこの距離では十中八九置かれるはずなので、そこからどうやっても間に合わせてくれるイメージはできない。
その根拠としては…5走前AJCCではコンビ3戦目でコノ馬のコトを掴み掛けていた田辺J騎乗で、やはり先行してこそとの考えからスタートを押して出して行って一時は前目に取り付こうとしながらも、結局は中団以降に置かれて差し遅れる形になっていたのが印象的で。
一度位置取りを下げたら(前目を確保できなければ)馬群内で気難しさも出すので道中で巻き返すのは相当難しそうで、幾ら奇術師横山典J騎乗だとしても追走時点で楽ではない距離千八にて一体何の奇策が打てるだろうか…何もできない以外の想像はあまりできなくて…。

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デビューから3走前までは9走連続でマイル戦を使われたが、そこでの好走歴はスローペースのヌルいレースばかりで、本格的にマイル適性を求められるレースになると常に一歩及ばずの結果になっていた。そこから距離延長してパフォーマンス良化している経緯からも、正に今回の東京千八条件辺りがベスト条件に思える。
それでも近走も勝ち切れぬ結果が続いているが、それは能力不足というよりも馬の気難しさに起因するモノなので…ココも勝ち切れる云々については厳しい見方をしなければならないが、ザ・相手ナリ馬としてOP~G3級よりもG2級で相対的にパフォーマンスを上げて来られそうなだけに、そんな相手強化の一戦となるココでも馬券に組み込むのは必須の一頭と見る。

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