2017年10月31日火曜日

柏木集保「キタサンブラックを賞賛するには、もう方策は尽きている」

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1: 名無しさん@実況で競馬板アウト 2017/10/30(月) 18:04:35.46 ID:VUGexhub0
初夏の宝塚記念では他を威圧する存在感を欠いていた5歳キタサンブラック(父ブラックタイド)
は、この日、またいつものように堂々と闘志あふれる姿で登場した。

こんな不良馬場はどの馬にとっても歓迎ではないが、出負けしても鞍上の武豊騎手とともにまったく平気。
馬群は最初からバラけている。道中の進出にも苦心することはなく、
開いていた隊列の内からいつの間にかスルスルと上昇し、直線に向いて抜け出しながら少しずつ外へ。
ゴール前、最後まで必死に差を詰めた2着のサトノクラウン(父マルジュ)との差は「クビ」でも、
必死のサトノクラウンに対し、すでに勝利を確信したキタサンブラックは、「もう無理することはない」。余裕すら感じられた。

いま、またキタサンブラックを賞賛するには、もう方策は尽きている。
また、春秋の天皇賞通算54戦【14-7-8-25】となった武豊騎手の騎乗を称える語彙も、もうない。

キタサンブラックに対しては、「ジャパンCでも評価するのか?」「そして有馬記念でも買うのか?」。
これは歴代の名馬に対峙し、競馬ファンがみんなそうしてきたのと同じように、一人ひとりが静かに、自分で決めること。
これだけは、隣人も友人も関係ない。キタサンブラックと競馬ファンの、ふたりの時間である。

http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=A01

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