2017年10月2日月曜日

【スプリンターズS回顧】レッドファルクスの力は一枚抜けていた/メラグラーナは4コーナーの進路選択が勝負の分かれ目

それでは先週の重賞を回顧していこう。まずはスプリンターズSから。

レッドファルクスは、着差以上に強い競馬だったね。道中の走りはモタつき気味で、直線を向いた時の位置取りも決して良くはなかったんだけど、それでも力任せに差し切ってしまった。春以来のぶっつけであの脚を使えるんだから、力が一枚抜けていたんだろう。1週前から当週の追い切りの良化が素晴らしかったのは、やはりさすがGI馬といったところ。おそらくレースが近いのを馬がわかっていて、自分で体を作るんだと思う。こういうタイプは乗っていても楽しいだろうな。

レッツゴードンキは、岩田は最高の競馬をしていると思うよ。スタートを決めてインでじっくり待機して、抜け出すタイミングも完ペキ。彼としても「勝った」と思っただろうけど、今回は相手が悪かったね。ちょっと言い訳みたいになってしまうけれど、個人的には追い切りの動きを見る限り、やはり昔ほどの迫力は感じない。もっとキレの良い脚を使っていた印象が根強いんだよな。まあ、年齢を重ねて走り方が変わってきているのかもしれないけどね。

ワンスインナムーンは、思ったよりペースが上がらなかったぶん、単騎でじっくり運べたのが何よりの好走要因。この馬自身は逃げ前提のゲートの出し方をしているんだけど、番手のダイアナヘイローあたりもあまり競りかけてこなかったから、道中はほぼ文句なく運べている。終いは甘くなったものの、初GIでこれだけやれれば上出来だろう。GIIIあたりはいつでも勝てそうだね。

スノードラゴンは、内をロスなく運べたのが好走に繋がった印象。もったいなかったのはメラグラーナ。GIにしては流れが遅かったせいもあるけど、4コーナーで一旦インに色気を出したのが良くない。あれで僕は「ダメだな」と確信した。そのあとインを諦めてもう一度外に持ち出しているんだけど、この1~2頭分のロスはあの時点では致命的だったと思う。実際、最後は脚を余し気味の入線だったからね。セイウンコウセイは、やはり状態面が本調子ではなかった気がする。道中の行きっぷりがまず悪いし、直線で追われてからもイヤイヤ走っている感じだったね。


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