2017年12月31日日曜日

【中山金杯2018の有力馬診断(前篇)】~実は古馬OP好走実績は0例…既に社台スタリオンから放出の失敗烙印ヴィクトワールピサ産駒(古馬になり再浮上は困難アウトライアーズ)~

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☆PAT収支成績=事実上の買い目回収率
(※危険人気馬から基準買い目までの全ての予想成績は、集計中につきもう少々お待ち下さい)
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私は8月に毎週PAT収支報告を開始して以降は、馬券購入は提供予想のみで、常に提示買い目or(提示買い目が無い場合には)基準買い目に統一しています。
ですので、このPAT収支は、一般的な賭け金で-ウチの予想を忠実に参考にして購入した場合には、大凡この様な回収率に至るとの意味合いになるはずです。
※PAT収支報告宣言後=基準買い目設定後(購入開始後)の8月開催以降のみの掲載です…ご覧の通りの年間トータル赤線なので7月以前は悪いから出さないとかではないのですが、基準買い目設定前なので必ずしも実態を反映しない数字も並ぶというのと、色々と語弊を招く可能性あるので差し控えるという意図です。また、それ以降はほぼPAT購入に統一していますが、ごく稀に紙馬券購入時もあり、それは反映されていない数字というコトをご容赦下さい。
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【中山金杯の有力馬診断(前篇)~実は古馬OP好走実績は0例…既に社台スタリオンから放出の失敗烙印ヴィクトワールピサ産駒(古馬になり再浮上は困難アウトライアーズ)~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
―アウトライアーズ 牡4 蛯名 54 美南 小島茂
既に社台スタリオンステーションから放出された父ヴィクトワールピサの出世株。
ヴィクトワールピサの仔は牝馬の方が大物が出ているが、牝馬にしても牡馬にしても古馬(4歳以降)になってからOPクラスで実績を残した馬は1頭も居ないという有り様。
ネオユニヴァース産駒も難しさを抱えていたが、それがヴィクトワールピサ産駒にも受け継がれている印象…正にそんな性質と戦績を歩むコノ馬の復活可能性については疑問大と見るべきだろう。


△ウインブライト 牡4 松岡 56 美南 畠山吉
まずは3歳春スプリンングS時の◎推奨文を参照↓
『まず、コノ馬は早期デビューをさせたコトは間違いだったと思います。
コノ馬の父ステゴの牡駒(オス)は、基本的には2歳早期では走れない晩成型。具体的には、過去5年でも2歳時に2勝したのは後の菊花賞3着馬レインボーライン僅か1頭だったり…。
実際にコノ馬のケースでも、2歳早期には見るからに貧弱な体で走れずに、そこから休養を入れて見違える様に馬体が充実してきた2歳終~3歳初に掛けて一気に強くなっている印象…。
その2歳暮れにそれなりの結果を出せた時点で、近い将来化ける期待値が高い大物ステゴ牡駒の資格アリと言えます。
つまり、そこから更に一息入れたタイミングの今回見込める成長力でも他馬を上回るレベルが無いだろうかとの期待感は並以上です。』

・・・
それに該当するステゴ牡駒は、過去5年ではレインボーラインだけで、その前に遡ってもオルフェーヴルやナカヤマナイトやナカヤマフェスタなどG1級~準G1級ばかり…それを根拠にスプリングSでの激走と将来的な出世を予告した馬でした。

そのスプリングSでは上のアウトライアーズと互角の競馬でしたが、両者の血統背景を鑑みれば今となっての明暗は当然の成り行きとでも言えるでしょうか。

3歳春は体調不安抱えつつのクラシック戦線完走での連戦疲労により最後ダービーは息切れ凡走で、3歳秋初戦毎日王冠はキレ負け凡走しましたが、ついに前走福島記念にてステゴ牡駒らしいローカル二千条件での激走を果たしました。

前々走までは松岡Jが嘆くほどの外枠運、そして前走は一転して内枠を引いたコトも勝因の一つでした…中山金杯も概ね内枠優勢のレースですので、ココでも内枠を引ければ今が伸び盛りの馬の能力的にもチャンスでしょう。


―ジョルジュサンク 牡5 吉田隼 54 栗東 鮫島
上のアウトライアーズと同じく父ヴィクトワールピサの仔で、実はコノ馬がヴィクトワールピサ牡駒で最も賞金を稼いでいる馬になっています。

3走前の準OP勝ちはレースレベルDの楽逃げ切り勝利でその一戦以外では準OP連対歴が無い馬…意外と昇級してもすぐに人気になっていましたが、そんなヴィクトワールピサ産駒にとって大きな古馬OPの壁を突き破れる程のスケールは感じられませんのでジリ貧戦績になると見ていますが…。


▽ブラックバゴ 牡6 岩田 56 美南 斎藤誠
折り合いを付けられなくなっている内田博Jは折り合い難馬に騎乗だと極端な後方位置取りになりがち…前々走オールカマーはそんな内田博Jの恐る恐るの騎乗でスローペースを最後方追走上がり最速のトンデモ騎乗だった。

前走アンドロメダSでは直前乗り替わり池添Jでしたが、先入観無く乗れたのも功を奏して前々走とは別馬の様なまともな競馬で一変勝利を掴みました。

その前走はペースや馬場が向いた面は否めないのでまだ全幅の信頼を置けないのと、あとは今の岩田J乗り替わりはもしかしたらウチパク騎乗に近い意味合いにならないかと…。

前走アンドロメダSは完勝でしたが低レベルOP特別でしたし、それを勝利したことでハンデ2キロ増の重賞挑戦となると馬の能力的にも結構微妙だと思います。


―トーセンマタコイヤ 牡7 内田博 54 美北 加藤征
そんな苦境にあえぐ内田博J騎乗馬。
内田博Jの17年の中央芝重賞成績は[1-0-2-46]と散々…3好走の内2つは雨馬場でのモノでした。
馬もミッキークイーンの全兄で外回り向きですし、それを良馬場小回り条件で持って来られる鞍上ではないと見るべきでしょう。

▽デニムアンドルビー 牝8 川田 54 栗東 角居
脚元の不安から15年宝塚記念2着を最後にCW中心の追い切りは手控えられていた経緯だったが、前々走アルゼンチン共和国杯にて久しくそれを解禁で、そこから2週続けて長めの追い切りの更に強化されていたのが前走金鯱賞で…脚元不安小康状態で満足な攻めが課される様になってから復調歴然という近況である。

今回中間にも既にCW2本を消化しており、今の上昇気流の流れのままの調教過程にあると言える…頭数増と全体的に相手関係強化は楽ではないが、ココでも善戦以上は窺える状態にありそう。

危○○○○○○(←中山金杯の危険人気馬)の馬名は人気ブログランキングへランキングで公開中!
コノ馬は不器用な走りをする馬で大箱コースを大味な競馬でしか力を発揮できないのと、体質と気性的に連戦に耐え得る馬ではないというのが大きな特徴です。
実際にこれまでの戦績は…「広い東京コースではほぼオール好走、それ以外ではオール大敗」「休み明け初戦ではほぼオール好走、それ以外ではほぼオール凡走」となっています。

それに加えて例の重賞レースでの〇〇〇騎手×△厩舎ですので…このコンビはほぼ用無しという近年の極端な劣悪成績になっています。

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