続いて、中京の東海Sを振り返ろうか。
■テイエムジンソク【想定通りのワンサイドゲーム】
追い切り診断でも絶讃したけど、やはり想定通りの完勝だったね。少しリズムを崩す場面があったものの、道中はほぼ問題なく流れに乗れていたし、直線も本当に強い内容。コスモカナディアンが競りかけてきたところで、手前を替えてもうひと伸びするんだから、着差以上に力量差があったといっていい。どんな競馬にも対応できるから、次のフェブラリーSも楽しみだね。
■コスモカナディアン【器用な競馬ができるのは強み】
馬群の中でじっくり脚を溜める競馬。最後の競り合いはテイエムジンソクに劣ったけど、4コーナーを絶好の手応えで回って、3着以下は突き放しているあたり、この馬もなかなか強い競馬をしていると思う。器用に立ち回れるのは強みだし、今後もメンバー次第で重賞を勝つチャンスはありそうだよ。
■モルトベーネ【展開が向いての好走とも見える】
テイエムが作る厳しい流れを、前々で粘り込んだといえば聞こえがいいけど、個人的にはダラダラ脚を使ってなだれ込んだだけのように見えなくもない。外を回した馬が届かなかったことを思うと、ポジションが有利に働いたと考えることもできそうだね。
UMAJIN.net「競馬サロン~本物に触れ、本物を知る~」
see more info at 元騎手・坂井千明の乗り役流儀~騎手にしかわからないことが、ある。~