2018年3月31日土曜日

ダービー卿CT 予想

おはようございます。競馬の前に将棋の話。昨日は棋王戦最終局が行われました。勝率4割台と今期大不振だった渡辺棋王と、勝率7割越えの勢いに乗る永瀬七段によるタイトル戦で、大方の予想では永瀬有利と見られていました。そんな中、共に先手番で勝利を収めて2勝2敗で迎えた最終局。どちらが先手を引くかに注目が集まりました。振り駒の結果、先手番を得たのは渡辺棋王でした。対局は序盤早々、永瀬七段が工夫をして未知の局面へ。それに対して慎重に対応する渡辺棋王。それが功を奏して、中盤では渡辺リードとなりました。その後、リードを拡大していき、午後6時前に渡辺勝利で決着。戦前の予想に反して、渡辺防衛6連覇となりました。どんなに調子が悪くても、相手がどんなに勢いがあろうとも、先手番をキープして、最終局の土壇場で底力を見せる、久しぶりに渡辺将棋の真骨頂を見ました。昨年は羽生竜王が、菅井七段(現王位)、中村六段(現王座)に立て続けにタイトルを奪われ、タイトル挑戦者には斎藤七段(棋聖挑戦)、稲葉八段(名人挑戦)、豊島八段(王将挑戦)と、次々と20代の棋士が登場、藤井六段フィーバーに沸く中、20代の棋士の活躍が目立ちました。まさに世代交代の波が押し寄せてきていました。そこを跳ね返したのは、40代の久保王将と30代の渡辺棋王、「まだまだ譲れない」、1~2月の王将戦、2~3月の棋王戦ではそんな思いを感じました。この後は羽生竜王がリベンジをかけて佐藤天名人に挑戦する名人戦、そして、金井六段と高見五段による初のタイトル戦となる叡王戦が開幕します。藤井六段の活躍も含めて、今年の将棋界も要注目と言えます!

続いて、一昨日のエントリーについて。コメントいただきました、まささん、ブラウンさん、yamayamaさん、きいちろうさん、ピサ子さん、くららさん、玉ちゃん、cantonaさん、ばぶおさん、ありがとうございます。予想企画を楽しみにされていた方が多くいるのは、企画者としては大変うれしいもので、是非、みなさんで盛り上がってもらえたらと思います。yamayamaさんにコメントには「結婚前からのブログファン」とありまして、私が結婚したのは4年前なので、長らくご覧いただいて、ほんとうれしいです。妻も競馬には理解がありまして、「ブログを更新する」と言うと、嫌な顔ひとつせず、「どうぞ」と言ってくれます。自分の楽しみで書いているブログではありますが、色々な方の気遣いとサポートがあることに感謝しないといけないなと思います。

それでは本題へ。このエントリーではダービー卿CTの予想をお送りします。

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