おはようございます。昨晩、将棋の棋聖戦決勝トーナメント1回戦、中村七段ー広瀬竜王戦のネット中継を観戦、結果は中村七段の快勝となりました。広瀬竜王と言えば、昨年12月に羽生九段から竜王位を奪うなど今期大活躍した棋士の一人。竜王戦の後は、棋王戦の挑戦者にもなり、渡辺二冠に挑んだのは記憶に新しいところです。しかし、結果は渡辺3-1広瀬で、渡辺二冠の勝利、広瀬竜王の二冠はなりませんでした。今期は勝率7割越えで、8割に手が届くほどの活躍をしていた広瀬竜王ですが、羽生九段とのシリーズが終わった後に調子を落とし、6連敗を喫した後、3連勝をはさむも、昨日の敗戦で再び3連敗と、対局過多による疲労か、それとも、研究されて得意の形を封じられているのか、調子は下降線をたどり、現在は勝率6割半ばまで下がってしまいました。タイトルを獲った後に調子を落とすのは将棋界ではよくあることで、昨日、広瀬竜王に勝った中村七段も、実は一昨年、羽生九段から王座のタイトルを奪った後に調子を落とし、今期、王座のタイトルを失っています。同じく一昨年、王位のタイトルを羽生九段から奪った菅井七段も今期の勝率は5割程度で、豊島二冠との戦いに敗れ王位失冠と、こちらも不振の一年となりました。広瀬、中村、菅井ともに勝利7割越えをマークできる棋士の不振、私の中では「羽生の呪い」ではないかと思っています。というのも、羽生九段とタイトルを争うと、多くの棋士はその後にこうした反動が受けているからです。「呪い」と言うと、聞こえは悪いですが、それだけ羽生九段というのは棋士の目標となる特別な存在ということです。羽生九段とのタイトル戦は自然と注目が集まり、挑戦者にとってはまたとないチャンス、まさに「棋士人生を懸けた勝負」となります。競馬で考えれば「激戦のG1の疲労」のようなものは当然、残る訳で、それが反動となって出ていても何ら不思議はありません。そう考えると、28年間、タイトルを獲り続け、未だ第一線で活躍している羽生九段はほんと化け物と言えます。一年間を通して状態をキープするのですら難しい中、めまぐるしく変わる主流戦法と、AIの導入による変革の時期、そして、次々に台頭してくる若手棋士、そんな時代にしっかり順応して結果を出し続ける、つい「天才」という言葉でまとめてしまいますが、改めて、凄いことだなと感じます。「続けていくことが才能」、羽生九段はそうおっしゃっていますが、何事でも、同じペース、同じモチベーションで続けていくことは、ほんと大変なことです。ただ、大変なことばかりではなく、そうした姿勢を持つことで、ある時、ふと理解される、という嬉しい瞬間もあります。私で言えば、先日からスタートした読者予想企画の新シリーズ。70名を越える方に参加していただきまして、改めて、ブログの先にたくさんの方がいること、そして、続けていくことの大切さを感じました。今週の第2戦大阪杯も、どうぞよろしくお願いします。
それでは本題へ。今回は「ひたむきに向き合うということ」と題して、この10年間をを振り返りながら、ブログの今後について書かせてもらいます。
続きを読む
see more info at ひたむきに競馬と向き合うブログ