いよいよ1970年代に突入。この年はついに外国産率が80%を越え、種付数上位100頭のうち内国産種牡馬はわずか8頭しかいないという状況になりました。しかもそのうちの4頭は持込馬ですから、純粋に日本で配合された種牡馬はたった4頭しかいないということになります。まさに「外国産馬にあらずんば種牡馬にあらず」という状況ですが、逆に言えばそれだけ多様性に満ちた時代だったということで、内国産馬が強くなったとはいえ社台一色の今と比べてどちらが良いかといわれるとなかなか難しいところですね。この年注目の新種牡馬は*フォルティノ、*ヴェンチア、*リマンドあたりでしょうか。
<種付け基本データ 1970年度>
種牡馬数 271頭 | 新種牡馬 49頭 | 種付数 7648頭 | 生産数 5065頭 |
外国産 135頭 | 外国産 25頭 | 外国産 6289頭 | 外国産 4251頭 |
内国産 136頭 | 内国産 24頭 | 内国産 1359頭 | 内国産 814頭 |
外国産率 50% | 外国産率 51% | 外国産率 82% | 外国産率 84% |
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