2019年5月8日水曜日

【ヴィクトリアM2019の有力馬診断(前篇)】~[ソウルスターリング]有力産駒はどれもこれも“連戦連勝街道→一度崩れると連戦連敗街道(復活例無し)”のプッツン血統フランケル産駒~

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【ヴィクトリアマイルの有力馬診断(前篇)~[ソウルスターリング]有力産駒はどれもこれも“連戦連勝街道→一度崩れると連戦連敗街道(復活例無し)”のプッツン血統フランケル産駒~】
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※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
△アエロリット牝5横山典55菊沢(美浦)
まずは昨年安田記念時の有力馬診断を参照↓
『左回り大箱コース替わりというプラス要素はありましたが、それ以上にこれまで全戦騎乗横山典Jの手綱が離れるというマイナス要素と、それに加えて馬の持ち味を引き出せない戸崎Jの手綱というマイナス要素があり…騎手のさじ加減一つで激走まであったと見ていますが、出た結果としては4着止まりという残念なモノに。
まあ、戸崎Jじゃなくても暴走馬にテン乗りでは誰でも慎重な騎乗になるのは仕方無いですが、あんなスローペースを2番手からという正攻法競馬では…それが難なくできる馬ではありませんので折り合い面で怪しい所は見せつつでしたし、そしてそんな位置取りから数多のキレ自慢馬を抑えての最先着が本当に想像できたのでしょうか???』

・・・
昨春シーズンはVMではSペース先行で4着止まり、安田記念では相手強化にもかかわらずMHペース先行で2着激走…コレがコノ馬の本質です。
昨秋シーズンでも後続を待たずのモレイラ流騎乗の毎日王冠では逃げ切り完勝で、逃げ競馬に不慣れな(昨秋来日時も逃げたのはこの時のみ)ムーア騎乗のマイルCSでは良さを引き出せずの完敗。

もう一つのポイントは輸送云々で、それは以下のツイートの通り

あとはブラックボックスの海外遠征帰り初戦での状態面だけ・・・。


―アマルフィコースト牝4坂井瑠55牧田(栗東)
前走阪神牝馬Sは前哨戦らしく有力馬ほど様子見ムード満載の一戦で、結果的には超スローペースからの先行勢がそのまま雪崩れ込むという決着に。
それを2番手追走から2着入線というコノ馬の競馬の価値は決して高くなく…ここで足りる馬だとは?


―カンタービレ牝4Mデムー55角居(栗東)
その前走阪神牝馬Sでは前が詰まっての不完全燃焼敗戦だっただけに、デムーロ騎乗も含めて本番での巻き返しが期待されていますが…そのレースに於いてはデムーロ騎手は意外なほどに勝負を投げない騎乗をしていて、確かに詰まった分もありましたがそれを差し引いても馬の脚力不足も指摘しなければならない敗戦だったと見ます。

昨秋ローズSも秋華賞も低レベル戦での好走で、エリ女では古馬の前に力負けを喫した馬…能力上位の一頭とは認めません。


―クロコスミア牝6戸崎55西浦(栗東)
コノ馬も前走阪神牝馬SS組で、前目でスムーズなポジショニングを確保した4頭がそのままなだれ込むという決着を、位置取りが一列下がった分で直線でも捌けずの0.1秒差負けでした。
その前の中山牝馬Sも同じく内枠で窮屈な競馬をしての0.1秒差負けで、2戦連続での不完全燃焼敗戦となっています。

昨秋エリ女では思い切った逃げ競馬で2着激走している通り、自分の形でさえあればチャンスは有しているはずの馬ですが…。

ただしそのエリ女の前の府中牝馬Sではスンナリ2番手競馬もキレ負けをしている通り、東京コースでの並の逃げ番手競馬での勝機も見出せません…相当思い切った騎乗が欲しいですがこの優等生騎手だとそのイメージは湧かず…。


―ソウルスターリング牝5武豊55藤沢和(美浦)
~フランケル産駒の本賞金順ベスト5~
ソウルスターリング(デビューから6連続好走→7戦6凡走中)
モズアスコット(デビューから12戦連続4着内善戦→3連続凡走中)
タニノフランケル(例外)
ミスエルテ(デビュー2連勝で3戦目G1四着善戦→8連続凡走中)
シグナライズ(デビュー4連続好走→11連続凡走中)

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直近で言えばマイラーズCモズアスコットが「フランケルの血が出てきたせいかテンションのスイッチが入りやすく」との気性難噴出で惨敗を喫しましたが、上記のネームを見れば一目瞭然でタニノフランケルを除けば全馬が「連戦連続好走街道→連戦連続惨敗街道」の戦績になっています。
これにはフランケル産駒としてのプッツン(気性的な限界)を指摘せざるを得ません。

結果的には有力馬診断タイトル「ソウルスターリング・ミスエルテ・シグナライズ…プッツン危惧血統フランケル産駒で初不振からの即立て直しは果たして?」の通りで、右回りや矢作厩舎休み明け云々や展開不利もゼロでは無かったかも知れませんが、何よりも根本にはフランケル産駒としての気性的限界を指摘せざるを得ないです。

2走前クイーンSは3着と格好を付けていますが、それもティーエスクライの馬鹿逃げでペースが流れてくれたコトで何とかなった感で、それでも相当に折り合い面での苦労が見えての3着止まりとなると、それ以上は中々求め辛いと言えます。


―メイショウオワラ牝5秋山55岡田(栗東)
過去5走中4好走は休み明け初戦で、叩き2戦目以降になると大きく崩れる例が多数という馬。
3走前うずしおSはHレベル戦でしたが、それも休み明け初戦での激走でした。
そこから間隔詰めて使った阪神牝馬SとマイラーズCは共に惨敗でしたが、それにしてもまた中2週に詰めて使う今回もポジティブな展望はできません。


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本文で最有力前哨戦阪神牝馬Sについて色々書きましたが、昨年阪神牝馬Sも同様の超スローペース前残り展開で、その阪神牝馬S組から次走VMで着順を上げたのは脚を余して負けた組というよりは阪神牝馬Sを叩き台として挑んだ組でした。
阪神牝馬S5着ジュールポレールは展開利ありながらも5着に敗れた馬でしたが、それが次走VMではG1制覇を飾りました。レッドアヴァンセも阪神牝馬Sを2番手競馬から2着入線という地味な競馬でしたが、次走VMでは更にパフォーマンスを上げて来ての3着でした。

これくらいの特殊な展開レースだと脚を余した云々はどの馬にも言えることなので、それよりも状態面だったり適性面だったりが上げ下げファクターとして注目すべきと見ます。

その観点で言えば、不適正を承知で阪神牝馬Sを使って、見え見えのVM本番思惑の〇〇〇〇〇は巻き返し筆頭候補と見られるでしょう。

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