続いて1976年。ついにここで*ノーザンテーストの登場です。当時の日本はまだノーザンダンサー系自体がマイナーな存在で、全体的なシェアもわずか1%に過ぎませんでしたが、たった30頭の初年度産駒からアンバーシャダイを出すなどAEIは驚異の5.79をマークし、その後10年以上に渡る絶対王朝を築き上げました。直系はもはや日本には残っていませんが、母系での影響力は今なお計り知れず、何より同馬がいなければ今のような社台グループの発展はなかったでしょう。そうなれば歴史的名種牡馬*サンデーサイレンスが日本に来ることはなかったはずで、そういう意味でも日本競馬界のレベルを大きく引き上げた最大の功労者ということができるでしょうね。
<種付け基本データ 1976年度>
種牡馬数 481頭 | 新種牡馬 66頭 | 種付数 13174頭 | 生産数 7967頭 |
外国産 271頭 | 外国産 32頭 | 外国産 10501頭 | 外国産 6453頭 |
内国産 210頭 | 内国産 34頭 | 内国産 2673頭 | 内国産 1514頭 |
外国産率 56% | 外国産率 48% | 外国産率 80% | 外国産率 81% |
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