2019年8月26日月曜日

年度別種付け情報 - 1986年その2

1986年の続き。この年は社台ファーム生産馬として初めてダービーを勝ち、暮れの有馬記念も制したダイナガリバーが年度代表馬に輝きました。牝馬三冠をはじめ重賞6勝をあげたメジロラモーヌが有馬記念での直接対決で9着に敗れたため、実力ではダイナガリバーに軍配が上がるのでしょうが、年度を代表するという意味ではメジロラモーヌこそが受賞しても良かったのかもしれませんね。しかしメジロはこの年の種付けでメジロマックイーン、メジロパーマー、メジロライアンと歴代で見てもエース級の競走馬を次々輩出しており、まさにメジロ牧場としてのピークを迎えた年だったと言えるでしょう。

<系統別種付け数 1986年>

父系 種牡馬数 種付数 前年比 割合 増減
エクリプス系 7頭(0頭) 112頭 ▼44 1.0% ▼0.4
ハンプトン系 13頭(3頭) 588頭 ▲93 5.1% ▲0.8
ハイペリオン系 56頭(5頭) 1339頭 ▼2 11.7% ±0.0
ベンドア系 9頭(0頭) 224頭 ▲45 2.0% ▲0.4
ファラリス系 23頭(2頭) 443頭 ▲6 3.9% ▲0.1
ナスルーラ系 138頭(24頭) 3269頭 ▲183 28.5% ▲1.5
ターントゥ系 23頭(2頭) 778頭 ▼30 6.8% ▼0.3
ノーザンダンサー系 53頭(5頭) 2234頭 ▼3 19.5% ▼0.1
ネイティヴダンサー系 12頭(3頭) 237頭 ▼70 2.1% ▼0.6
フェアウェイ系 15頭(2頭) 402頭 ▼29 3.5% ▼0.3
ブランドフォード系 17頭(1頭) 96頭 ▼14 0.8% ▼0.2
セントサイモン系 33頭(1頭) 451頭 ▲6 3.9% ±0.0
プリンスローズ系 30頭(4頭) 530頭 ▼99 4.6% ▼0.9
ヘロド系 30頭(4頭) 580頭 ▼30 5.1% ▼0.2
マッチェム系 14頭(3頭) 196頭 ▲45 1.7% ▲0.4
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