2019年9月30日月曜日

年度別種付け情報 - 1993年その1

続いて1993年。トータルの種付数および種牡馬数自体は減少傾向にあるのですが、それまでは多くても年間100頭超えが3頭までだったのが、この年は一気に6頭にまで増加。年を追うごとにこの「100頭超え種牡馬」は増加の一途をたどっており、このあたりから種付数の上限に対する考え方が変わってきたように思います。かつてはリーディング級の種牡馬はどちらかというと種付け数を抑えており、多くの牝馬を集めるのは「数付けてナンボ」というような種牡馬が多かったような印象ですが、この年の上位陣は*トニービン、*リアルシャダイ、*サンデーサイレンスとそうそうたるメンバーがそろっています。背景には戦略的なもののほか、医療技術の進歩なども理由に挙げられるでしょうか。

<種付け基本データ 1993年度>

種牡馬数 579頭 新種牡馬 56頭 種付数 13947頭 生産数 9747頭
外国産 238頭 外国産 21頭 外国産 7998頭 外国産 5672頭
内国産 341頭 内国産 35頭 内国産 5949頭 内国産 4075頭
外国産率 41% 外国産率 38% 外国産率 57% 外国産率 58%
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