2019年10月15日火曜日

年度別種付け情報 - 1996年その2

1996年の続き。この年はGI戦線で大幅な改革が行われており、高松宮杯が1200mに短縮されてGIとなったほか、エリザベス女王杯の古牝馬への開放、さらにNHKマイルCや秋華賞が新設されました。高松宮杯はまさかのナリタブライアンの参戦、NHKマイルCはマル外によるワンツースリーフィニッシュ、秋華賞は勝ち馬*ファビラスラフインがジャパンCでも激走、そしてエリザベス女王杯は菊花賞出走のため3歳時に出走しなかったダンスパートナーが1年越しの勝利とそれぞれにドラマが生まれましたね。なお、系統別では昨年まで細々と種付けを行っていたリードホーユーがこの年は牝馬が集まらず(アラブは1頭)、ついにエクリプス系種牡馬の種付け総数がゼロになってしまいました。

<系統別種付け数 1996年>

父系 種牡馬数 種付数 前年比 割合 増減
エクリプス系 0頭(0頭) 0頭 ▼3 0.0% ±0.0
ハンプトン系 11頭(0頭) 261頭 ▼66 2.1% ▼0.5
ハイペリオン系 23頭(1頭) 140頭 ▼62 1.1% ▼0.5
ベンドア系 3頭(2頭) 132頭 ▲113 1.1% ▲0.9
ファラリス系 7頭(0頭) 80頭 ▼79 0.7% ▼0.6
ナスルーラ系 117頭(10頭) 2736頭 ▼190 22.3% ▼1.1
ターントゥ系 38頭(7頭) 1315頭 ▲283 10.7% ▲2.4
ノーザンダンサー系 155頭(19頭) 4599頭 ▼197 37.5% ▼0.9
ネイティヴダンサー系 38頭(10頭) 1954頭 ▲285 15.9% ▲2.5
フェアウェイ系 6頭(0頭) 14頭 ▼43 0.1% ▼0.4
ブランドフォード系 4頭(1頭) 9頭 ▼40 0.1% ▼0.3
セントサイモン系 11頭(0頭) 262頭 ▼76 2.1% ▼0.6
プリンスローズ系 8頭(1頭) 35頭 ▼52 0.3% ▼0.4
ヘロド系 20頭(2頭) 654頭 ▼91 5.3% ▼0.7
マッチェム系 3頭(0頭) 62頭 ▼18 0.5% ▼0.1
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