2019年12月24日火曜日

【ホープフルSの2019有力馬診断(全篇)】~当初描かれていた東スポ杯2歳から3歳クラシック路線直行の青写真が崩れ、似非G1ホープフルS出走に方針転換(下方修正)のラインベックなど~

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【ホープフルSの有力馬診断(全篇)~当初描いていた東スポ杯2歳から3歳クラシック路線直行の青写真が崩れ、似非G1ホープフルS出走に方針転換(下方修正)のラインベックなど~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
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―ヴェルトライゼンデ牡2マーフィ55池江寿(栗東)

2戦目萩ステークスでOP勝ちを飾っているが、そのレースは早期2歳OP特別レースらしく並の1勝クラス戦レベルという名ばかり上級レース。
そこで辛勝のレース振りでは、G1挑戦での通用結果は想像し辛い。


―オーソリティ牡2池添55木村(美浦)
2戦目芙蓉SでOP勝ちを飾っているが、ヴェルトライゼンデの見解と同じくそれの価値は大して見出せない。
昨年の芙蓉S勝ち馬ミッキーブラックも、その後にG3→G1→OP特別とソコソコ人気し続けたが、結果は3連続凡走だった。
ヴェルトライゼンデよりもレース自体に見所があった点では評価できるが、現時点ではG1で通用するレベルの走りは一度もしていない馬と見るしかなく。


△ワーケア牡2ルメール55手塚(美浦)
これも2戦目アイビーSでOP勝ちを飾っているが、それ自体は超低レベル戦なので価値は認め辛く…ただしそれもワーケアを他陣営が恐れて有力馬が軒並み別レースに歩を進めたせいなので、それはそれで勲章とも考えられますが。
そして、ヴェルトライゼンデ・オーソリティとも異なるのは、コチラは新馬戦も屈指のHレベル戦で、そこで圧勝劇を演じている点です。
それら2戦合わせた評価で言えば、コントレイルに次ぐ2番手評価にはなります。


△コントレイル牡2福永55矢作(栗東)
まずはアイスバブル号の小倉記念時の有力馬診断を参照↓
『福永騎手は今もトップクラスの成績を挙げている日本人トップ騎手の一人ですが、その中でも成績を落とすのが前走短期免許外国人騎手騎乗馬です。
≪18年から19年夏までの芝[前走その他騎手の馬での複勝率45%>前走同騎手の馬での複勝率45%>前走短期免許外国人騎手の馬での複勝率16%]≫
このアイスバブルもモレイラ・アブドゥラ・マーフィーという剛腕中の剛腕外国人騎手5連続起用5連続好走してきた馬ですが、そういう当たりの強い騎乗・強引な騎乗に慣れた馬にとって、一転それとは方向性の異なる福永騎手騎乗というのは良い方向には転ばないのではないかと・・・。』

・・・
前走東スポ杯2歳Sは衝撃的なパフォーマンスで、まともならばコノ馬が力量的に一枚以上抜きんでている可能性が高い。
懸念点としてはその前走が鞍上ムーア騎手のハードワークだったのから、今回は前走外国人騎手騎乗馬と相性悪い軟投派福永騎手への乗り替わりですが…それもまだ馬が柔らかく動ける2歳馬ならば大丈夫か(例のハーツクライ産駒×外国人騎手も2歳馬よりは古馬の方が高効果だと思います)。


▽ラインベック牡2岩田康55友道(栗東)
その東スポ杯2歳Sでは完敗の格好の3着に終わったのがラインベック。その前の中京2歳SでOP勝ちを収めているが、そのレースは2着馬&4着馬も現状未勝利クラス馬という殆ど未勝利戦みたいなレースで、実質的には未勝利戦を2度勝って重賞挑戦では歯が立たなかったという見方ができる。
また、陣営は前走東スポ杯2歳前には、そこで一度東京の経験をした後は、休養に入り来春クラシック戦線(弥生賞→皐月賞)に備えるとの青写真も描いていた。
それを破棄してホープフルS参戦というのは、馬自体への期待値が下がった証(難易度は皐月賞よりもホープフルSの方が大分下)とも捉えられる。


―ディアセオリー牡2三浦55高木登(美浦)
2走前札幌2歳Sは展開不利8着、前走葉牡丹賞は外を回るロスが響いた6着。
芝鈍足タイプを多く輩出するサムライハート産駒で、そういう舞台での自己条件戦ならば出番有りと見ますが…さすがにG1でどうこう言えるレベルの馬ではなく。


―パンサラッサ牡2坂井瑠55矢作(栗東)
母父モンジューは不良馬場の凱旋門賞勝利して、その次走に東京ジャパンカップに挑んで4着に終わったという馬。
その血を引く馬は日本だとリリエンタールやマテンロウハピネスなど、芝道悪・鈍足レースに適性を示す馬も少なくない。
バンサラッサの2走前未勝利戦(不良)での2.5秒差圧勝劇は正にソレで…まともな馬場状態では前走自己条件善戦止まり辺りが相場という馬なのだろう。


―ブラックホール牡2石川裕55相沢(美浦)
前走札幌2歳Sはゴールドシップ産駒のワンツー決着。その後に中央場では大して活躍できていない同産駒だけに、当時の洋芝・最終週・渋化馬場という重い方向性のレースへの適性面での激走との解釈が妥当だろう。また外差し決着に上手く乗れての激走という側面もあって…普遍的な強さが求められそうな本年スプリンターズSの好走馬のイメージとは異なる。


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ホープフルSが重賞昇格して以降の5年で、前走新馬未勝利組は6頭好走・前走500万下組(1勝クラス組)は3頭好走・前走OP特別組は1頭好走・前走重賞組は4頭好走で、前者2つの健闘が目立つと言って良いでしょう。
早期OP特別レースが名ばかり上級戦の巣窟となっている現状ですので、価値の面でも妙味(世間評価<実態)の面でも1勝クラス組の取捨がキーとなってくるというのは前年も散々扱ったネタです(Hレベル1勝クラス組がクラシック前哨戦戦線で穴をあけがち)。
その観点で言えば2戦続けてHレベル1勝クラス戦に出走して連続善戦…前走は展開不利と馬場バイアス不利もあっての敗戦だった〇〇〇〇〇に穴候補の白羽の矢を立てたいです。
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