2020年3月31日火曜日

【大阪杯2020の有力馬診断(前篇)】~癖馬に乗らせれば別格のスミヨン騎手騎乗でエリ女激走のラッキーライラック、G2マイスター横山典騎手騎乗で中山記念激走のダノンキングリー~

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【大阪杯の有力馬診断(前篇)~癖馬に乗らせれば別格のスミヨン騎手騎乗でエリ女激走のラッキーライラック、G2マイスター横山典騎手騎乗で中山記念激走のダノンキングリー~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
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回避ヴェロックス牡4浜中57中内田(栗東)
中内田厩舎は早期詰め込み教育とスピード志向教育が特徴的で、若駒戦での成績優秀・中長距離レースでの成績不振の傾向があります。
それは皐月賞以降に、中長距離路線4連戦で一度もパフォーマンスを上げられなかったヴェロックスに、そのまま当てはめて考えられる話です。
前走小倉大賞典では久々の距離二千以下レースというのは好材料としてありましたが、それでも前進できなかったとなれば成長力の問題にフォーカスを当てて解釈するのが妥当でしょう。

本年も若駒3歳馬では複勝率6割近い好成績を収めていますが、古馬に於いては3連対のみで単複回収率も20%程と危険人気馬を量産しています。

新馬戦で衝撃的な走りをして、3歳春皐月賞でベストパフォーマンスを見せて以降は一度もパフォーマンスを更新できていないヴェロックスについては、今回を含めて今後の更なる活躍についても相当懐疑的に見られます。


―カデナ牡6鮫島駿57中竹(栗東)
一瞬の脚を生かしたいタイプで、あまりペースが流れない中での軽い上がり勝負の方が自身の本領。
昨年好調期に『軽い・一瞬の脚型だけにスローペースでの上がり勝負の方が自身の本領という3連続好走目。次走以降も脚が鈍る急坂コースではなく、脚が続かない外回りコースでなければそれなりに信頼が置けそう』と記しましたが、前走小倉大賞典では内回り巧者を存分に発揮する内枠イン追走から直線で器用に外に持ち出して一脚繰り出しての勝利でした。
それはあまりに鮮やかだったのは適性の高さと言うしかなく、逆条件でのモロさは相変わらず抱えているはずで…引き続き内回りコース設定は良いとしても、G1の底力求められるレースとなって浮上は難しいだろう。


△ダノンキングリー牡4横山典57萩原(美浦)
前走中山記念で騎乗した横山典騎手は、レース後に「行く馬が2頭いてあの位置になったけど考えていた通りでした」とコメントしていましたが、他の人気馬が前哨戦ということで必要以上に下げる競馬をする中で、前目で勝負するという戦略(有力馬勢の中では実質的には一番前に行きたい意思)を持っていたというのが大きな勝因として指摘できます…いわばG2マイスター横山典Jの手腕で勝利を手にしたとも言えます。

そのG2マイスター横山典Jですが、騎手もその騎乗馬も次走G1では振るわない傾向が強いです。
G2など前哨戦に於いては、G1至上主義ではなく馬本位の勝負をしてくる横山典騎手の乗り方は非常に優位性が出てくるワケですが、その逆でG1など本番レースに於いてはその前段階で無理をしていない人馬の方がメリットが生まれるというコトだと考えています。
一覧表の中には元からG1ではどうにもならない馬も多く含まれていますが、G1でチャンスある馬でもリオンリオンやミスパンテールやアエロリットやミッキースワロー…などは横山典J特有の前哨戦で出し切る騎乗の反動で、本番でパフォーマンスを下げた側面も指摘できるはずです。

ダノンキングリーの場合にも前哨戦で勝ちに行く競馬をした後という点、そして馬自体が仕上がり早のタイプだけに状態面での上昇は見込め辛い点から、決してG1で大本命的な扱いはできない一頭と見ます。


―サトノソルタス牡5藤岡康57堀(美浦)
3歳春にはスプリングSも皐月賞も直前回避という経緯もあった様に、血統的にも虚弱体質という馬。それで休み休みのレース起用となっていますが、間隔をキチンと空けて予定通り使えたレースでは5戦5好走という良績の持ち主です。
前走金鯱賞も良血らしく休み明け初戦で更にパフォーマンスを伸ばして足りたという結果でしたが、そこから間隔詰まるココはやや危ぶみたいタイミングになります。


▽ラッキーライラック牝5Mデムー55松永幹(栗東)
4歳時以降は基本的にはパッとしない成績が続いていましたが、その中で1つだけ極端にパフォーマンスを上げたのが3走前エリザベス女王杯でした。
もしあれと同等のパフォーマンスを発揮できればココでも相当怖い一頭となるのですが、そこで一つ考えなければならないのは当時はスミヨン騎手が騎乗していたという点です。

かつてはそれまで燻っていたエピファネイアをジャパンカップで圧勝劇に導いたり、昨秋来日時も富士Sでレイエンダを激走に導くなど、気難しい馬にスミヨン騎手が騎乗すると別馬の様に走るケースは多数あります。
ラッキーライラックでも、それ以前は揉まれ弱さからスンナリ先行抜け出しでしか勝ち負けしていなかったラッキーライラックを、新境地を開く追い込み競馬で勝たせたのは、スミヨン騎手マジックという側面が強かった印象です。

先ほど例に挙げたエピファネイアやレイエンダはその前後のレースでは別騎手が乗って案外な成績に終わっていましたが、同様にスミヨン騎手が乗らないラッキーライラックがG1級の馬なのかは疑問の方が大きいです。


―レッドジェニアル牡4酒井学57高橋忠(栗東)
3歳春シーズンには阪神コースの自己条件戦を敗れた後に、京都コースの重賞激走もありましたが、過去の好走歴の全てを当地で見せているように京都コース適性が非常に高い馬です。
前走日経新春杯は内有利バイアス馬場の前有利展開を後方から追い込めなかったもので情状酌量できる敗戦でしたが、見直せるとしても京都コース限定で、不得手とする急坂阪神コースでの躍進は望み薄です。

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凱旋門賞遠征の影響か、又は母系の血(きょうだいの行き着く所はダート馬と道悪巧者ばかり)なのか…年齢を重ねてからのコノ馬の領域は低速決着戦です。
スピードが問われると一昨年天皇賞秋&昨年天皇賞秋みたくカラッキシ駄目で、5走前京都記念や前走ジャパンCのような馬場悪化して速力問われなくなって浮上という近況で…まともに時計が掛かる馬場になるというのが唯一最大の浮上ポイントであると言えるはずです。

またそういう低速レース参戦ならばG1善戦級くらいはやれるはずで…パンパン良馬場ならば消しですが、渋化馬場になる様ならば一発警戒。

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