2020年4月14日火曜日

【皐月賞2020の有力馬診断(前篇)】~ベストアプローチ・エンジニア・リッチーリッチーetc.…日本では“相手ナリの善戦ホース(格上戦〇)”を多数輩出するガリレオ系のダーリトンホール~

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【皐月賞の有力馬診断(前篇)~ベストアプローチ・エンジニア・リッチーリッチーetc.…日本では“相手ナリの善戦ホース(格上戦〇)”を多数輩出するガリレオ系のダーリトンホール~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
pk
―ラインベック牡3岩田康57友道(栗東)
母アパパネのネームによって過大評価され続けている現状。
4走前中京2歳Sは2着以下は未勝利馬ばかりという実質未勝利クラス戦レベルの一戦で、3走前東スポ杯3着も2着馬アルジャンナよりも0.7秒差付けられた完敗で、2走前ホープフルSも前走若駒Sも全く大したコトのないパフォーマンスでの敗戦。
実態よりも見栄え良い馬柱(着順)に収まっている分だけまだ一部で期待を集めるのでしょうが、冷静にパフォーマンスを評価すれば何てことも無い一頭としか言えません。


―レクセランス牡3北村友57池添学(栗東)
当初はデビューから3戦手綱を取っている川田騎手で挑む予定でしたが、急遽阪神での騎乗を優先するとのことで騎乗予定破棄。
それは単純にレクセランスへの評価・期待度の低さの表れだと受け取れます。
レクセランスはこれまで3連勝中ですが、馬自体は相当乗り難しいタイプだけに、何れにしても川田騎手が相当に慎重に乗っての辛勝でした。そういう意味では底を見せていない魅力はありますが、それ以上に激戦フルゲートG1になってテン乗りになって、まともな競馬ができるのか…特に騎乗停止に敏感になっている北村友一Jにとっては勝利云々よりも真っ直ぐ走らせるコトに大分神経を使わなければならないはずで…。


―クリスタルブラック牡3吉田豊57高橋文(美浦)
キズナ産駒ですが、まるで典型的なエピファネイア産駒の様なこれまでのレース振り。
初戦も2戦目も最内枠を引きながらも大外一気の競馬での勝利。前走京成杯ではスタート後に馬込みでは激しく行きたがるシーンがあって、そこから一歩下げてほぼ単独最後方の様な位置取りになってようやく馬が落ち着きを取り戻した形でした。その上で外差しが利く馬場だったので、こういう豪快な勝ち方に至りましたが…鞍上が吉田豊騎手という点からも、恐らくこの後方で何とか折り合いを付けて、外に持ち出して末脚勝負という形は固定されるはずです。
今回は陣営は中団策を示唆していますが、恐らくはそういう器用な競馬はできないタイプで…それでいて非外差し馬場のフルゲート戦で大外一気オンリーキャラで足りる為には相当恵まれない限りは…。


―ブラックホール牡3石川裕57相沢(美浦)
ゴールドシップ産駒は平坦且つタフ馬場の札幌函館小倉では好走率5割級と走りまくっており、その次点で走るのが福島京都で、阪神中京中山の急坂コースでは振るわないというここまでの傾向。
重賞勝ちを収めた札幌2歳Sは、ゴールドシップ産駒がワンツーを決めた通り相当向いていた条件だったのに違いなく、その実績は過信禁物。
この中山二千コースでは、良馬場だったホープフルS9着から、道悪だった弥生賞では4着にまでパフォーマンスを上げて来ましたが…そういう得意馬場になっても好走圏内まで届かなかった馬と見れば更なる期待は難しくて。


―ビターエンダー牡3津村57相沢(美浦)
前走共同通信杯では、巷ではエンの逃げが想定されていたが、本来は逃げ戦法を好まないラフィアン系馬(岡田繁幸氏所有馬)且つ指示遵守騎乗の柴田大知J騎乗だけあって無理に控える格好に…それでビターエンダーが押し出される様に逃げる格好でした。
ミナリク騎手については、昨年「芝では位置取りゲームでしか来ないミナリクJ(芝2番手以内[複勝率32%]⇔3番手以下[複勝率7.6%/複回値29%])」というデータも紹介してきましたが、後者で率が低いのは下手だからですが、前者で率が高いのは上手いからではなくて(自ら前に行く騎手ではないので)こういうラッキーが含まれるからです。
このレースでも前意識低めのミナリク騎手は逃げる意思は全くなさそうでしたが、押し出されて(抑えられなくて)やむを得ず逃げる格好で…自ずと超スローペースで展開利が得られたという好走でした。
先週NZTではミナリク騎手リターンのウイングレイテストの激走がありましたが、ビターエンダーの場合にはミナリク騎手騎乗でも十分に恵まれての好走だった点でそれと同列には扱えません。


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札幌2歳ステークス回顧で『バイアス不利最内枠から、やや前目の位置取りから、道中退かされる“3重苦”の競馬。同じ父の産駒ではベストアプローチがいるが、例の日本馬では善戦ホースを多数輩出のガリレオ系馬だけに、次走以降もレベル低いレースでは取りこぼしが・レベル高いレースでは健闘結果を残して行きそうなタイプ』と記しました。
2走前の自己条件戦での取りこぼしは正にソレで、そこから前走共同通信杯ではタフなレース質の重賞レースになって相対的にパフォーマンスを上げてきたのもソレらしい結果でした。
その前走程度のパフォーマンスではG1級では厳しそうですが…この血統ならではの“相手ナリ好走力”を発揮できれば圏内のチャンスが見込める一頭とも見られます。

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ytiou9
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