2020年6月4日木曜日

【安田記念2020の有力馬診断(後篇)】~[グランアレグリア]雨×エリート藤沢和厩舎馬でありながら、21世紀に芝道悪重賞を好走した稀有馬はその後7頭中5頭がG1制覇(スピルバーグetc.)~

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【安田記念の有力馬診断(後篇)~[グランアレグリア]雨×エリート藤沢和厩舎馬でありながら、21世紀に芝道悪重賞を好走した稀有馬はその後7頭中5頭がG1制覇(スピルバーグetc.)~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
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★グランアレグリア牝4池添56藤沢和(美浦)
藤沢和厩舎の馬が、極端に芝道悪条件を苦にしているというのは何度も記してきた話です。
実際に2005年以降では芝重不良の重賞で連対したのはグランアレグリア1頭のみで、そのグランアレグリアにしてもルールの不備で2着になっただけで本来ならば4着だったというのが正当な結果です。
ただ、4着だったとしても、この厩舎の馬が芝道悪でそれだけ走ったというのは相当評価すべき結果で…実際に21世紀に道悪重賞好走した馬は7頭いるのですが内5頭は後にG1勝ちを収めています。
グランアレグリアも東京良馬場なら更に走れるはずで、厩舎の先例を思えば再度G1勝ちできて然るべき馬だと言えるはずです。


★インディチャンプ牡5福永58音無(栗東)
コノ馬は少頭数立てのヌルいレースだと折り合いを欠いたり、すぐ抜け出してソラを遣ったりと取りこぼす競馬になりがち。逆に多頭数激戦レースの方が、折り合いも付けやすいし、併せ馬に持ち込めてソラを遣う面を出させないで本領発揮できるという傾向です。
前走マイラーズCは完勝でしたが、それでもベステンダンクを一気に抜け去ってからはベステンダンクと同じ脚色で…それは手綱を緩めたのもあるでしょうが、コノ馬は着差を付けて勝てる馬ではないという表われでもあります。
前哨戦でそういう余力残しの競馬ができたのはプラス材料で、多頭数激戦G1レースこそコノ馬の本領発揮が望めるレースで…横綱アーモンドアイ相手でもコノの持ち味をフル発揮ならば楽しみはアリと見ます。


△ダノンキングリー牡4戸崎58萩原(美浦)
近走で安田記念特有の速い流れを経験していない中距離馬というのは、去年も大阪杯組は全滅しましたがあまり良いとは言えません。ただ、コノ馬の本質はマイラーとされていて、(経験という側面以外では)この距離条件変更も寧ろプラスに転ぶ可能性も全然あって…特段強調点はありませんが、過去9戦8好走のほぼ崩れぬ馬としての扱いは当然必要。


―クルーガー牡8石橋脩58高野(栗東)
これまで東京コースでは[0-0-1-4]、中山コースでは[2-0-1-1]…近2走の東京新聞杯5着→ダービー卿CT1着の戦績推移もそのコース適性が反映されたと見るのが妥当でしょう。
東京コースでの唯一の好走は不良馬場時で、そういう馬場悪化でパワー競馬になる恩恵でも無い限りは足りないか。


▽ダノンプレミアム牡5レーン58中内田(栗東)
この厩舎は色々な意味で仕上げが早くて高い完成度でレースに出走させるので、そういう若駒のレースとか休み明け初戦では強いのですが、古馬になってからとかレースを叩いてのノビシロはあまり無い傾向です。
実際に今年の厩舎成績を見ても、3歳馬では例年通りの勝利数を稼いでいますが、早期育成された世代の馬が不振でリーディング苦戦中。
ダノンプレミアムはその中内田厩舎お得意の早期仕上げを施されて2歳6月に衝撃デビューを飾った馬で、コノ馬の株価が最も高かったのはやはり2歳時だったのは間違いないでしょう。
その後に4歳秋でも秋天2着など一線級の活躍をしているので例外的な馬という可能性もありますが、それでもこの厩舎の馬が5歳世代馬になっても活躍が持続した例は少数派ではあるので…そろそろ賞味期限切れの可能性も考えなければなりません。

例のレーン騎手とディープ産駒の不相性ですが…それはレーン騎手の特徴を語る上で最も分かり易いデータを紹介しているまでで(いわゆるなディープっぽい馬とレーン騎手は合わないという趣旨)、別にディープ産駒なら何でもかんでもダメの様なデータ予想家的な視点での提示ではありません。
スタートもキチンと出て、前で競馬してこそのディープ産駒ならば…そのマイナス点はほぼ無いでしょう。


▽ノームコア牝5横山典56萩原(美浦)
妹のクロノジェネシス同様に間隔を空けたタイミングでパフォーマンスを伸ばしてきている馬です。
2走前高松宮記念は早々に諦められた分で次に余力を残せて前走VM好走に繋がりましたが…そこから間隔が一気に詰まって中2週というのはコノ馬が走れてきた間隔ではない分で…。

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ダイワメジャー産駒の基本は瞬発力勝負よりも持続力勝負が得意で、実際にダイワメジャー産駒のG1勝利8例の内6例が前傾ラップ戦です。
コノ馬も例に漏れずそういう上がり掛かる競馬が得意で、中京2歳Sや朝日杯FSやNHKマイルCなど高いパフォーマンスだったレースは軒並みそうでした。その一方で上がりが速い競馬では敗戦か勝ったとしても辛勝ばかりでした。
それが前走香港マイルは、その本来苦手だろう高速上がり勝負での勝利…そもそも短距離王国の香港のマイルG1勝利というのは価値が高いですし、馬が化けている可能性も考えられます。
ペースが流れるのが基本の安田記念ならば、その前走香港マイルよりももっとパフォーマンスを上げられる可能性があり…3歳秋以降は出走数が少ない分でブラックボックス化していますが、実は世間評価以上にもっと強い馬になっている可能性はあります。

?ミスターメロディ牡5北村友58藤原英(栗東)
?ヴァンドギャルド牡4岩田望58藤原英(栗東)
藤原英厩舎の最新の取捨方法など…完全版限定とさせて頂きますm(__)m

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to79@
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