2020年6月23日火曜日

ヘロド系 - サイアーラインで辿る日本競馬

ということで記念すべき「サイアーラインで辿る日本競馬」シリーズ第一弾はヘロド系。日本のサラブレッド生産の歴史はこの系統から始まりました。日本に初めて輸入されたとされるサラブレッドはレキシントンの孫にあたる*ダブリンなる種牡馬で、いろいろな資料によれば同馬は米国のクラシック路線が形成されるまで3歳牡馬の主要レースとして位置づけられていたウィザーズSの記念すべき第1回勝ち馬であるようです。当時このレースにどれだけの価値があったのかわかりませんが、当時の日本にしてみれば随分贅沢な話ですね。

この系統に限らずですが、競馬黎明期の日本ではほとんどサラブレッドという概念がなく、例えば今の天皇賞に繋がる帝室御賞典ですら平気でトロッターや半血種が勝ち馬に名を連ねていたりします。そんな時代よりさらに遡る1800年代に輸入されたサラブレッドが、直系ではないにしろまだ辛うじて血統表の片隅で見つけることができるとは、本当にすごいことなんだと実感しています。 続きを読む


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