今回はＣＢＣ賞2020の過去10年のデータを分析予想していきます。
注目はやはり前走高松宮記念で強い走りをしたクリノガウディ―。58kgと斤量は見込まれましたが、実績は最上位でしょう。
レッドアンシェル、アウィルアウェイといった重賞馬や、ここ４戦で３勝と勢いのあるタイセイアベニールも参戦しています。
そして今年は阪神開催ということでデータは参考にならない部分が多いでしょうね。
一応念のため、人気、枠順、脚質などのデータを見て、どのようなレースとなるかを考えていきましょう。
人気データ
１番人気馬の複勝率は50％とそこそこ。
２～５番人気馬の複勝率は高め。人気馬は活躍しています。
６～10番人気馬は７頭馬券に絡んでいて、複勝回収率は82％。
11番人気以下の馬は１頭馬券に絡んでいて、複勝回収率は21％。
人気馬から中穴馬を狙っていきたいですね。
枠順データ
１枠の複勝率が０％ですし、２枠の複勝率も7.7％と不振。
内枠は不利なレースと考えて良いでしょう。
３～８枠ではそこまで偏りがありませんから、
外枠に入ったからと言って評価を上げる必要はないですね。
ただ今年は阪神開催。どうなるか。
脚質データ
逃げ馬の複勝率が50％と高め。
勝ち切れないものの３着以内には入っています。逃げ粘りには注意ですね。
先行馬の複勝率は21.4％、中団馬の複勝率は17.9％。
先行、差しで大きな差はありません。
後方になると少し厳しいですが、ノーチャンスではないですね。
上り３Ｆデータを見ると勝ち馬は上り上位馬が多いものの、
２・３着には上り６位以下の馬も結構入っています。
先行力生かすタイプの馬が馬券に絡むことも想定しておきましょう。
年齢データ
複勝率が高いのは５歳馬。37.8％ですね。
３歳馬はここは厳しいですし、７歳以上も普通に厳しい。
今年の人気馬ではタイセイアベニールが５歳馬です。
馬体重データ
馬体重はあった方が良さそうですね。
480kg～539以上の馬の複勝率は全て25％以上と好調です。
459kg以下になるとかなり厳しい感じか。
今年の有力馬は結構馬体重のある馬が多いですね。大丈夫でしょう。
斤量データ
斤量が重いほど複勝率が上がっていきます。
特に57.5～59kgの馬は複勝率60％と驚異的。
今年はクリノガウディ―が該当しますね。
調教師データ
出頭頭数が多いのは断然栗東所属。
さらに複勝率を見ても栗東所属が優勢です。
今年の登録馬もほとんどが栗東所属ですね。
馬主データ
特に馬主で目立つところはありません。
種牡馬データ
ディープインパクト産駒は複勝率44.4％と好調。
この短距離重賞でも意外と成績が良いようです。
コース種牡馬データ
中京芝1200mの種牡馬データを見ていきます。
複勝率が高いのはディープインパクト産駒、キンシャサノキセキ産駒、ロードカナロア産駒。
特にロードカナロア産駒は複勝率50％とかなりの成績。
今年の登録馬で言えば
ディープインパクト産駒
ディメンシオン、ミッキースピリット
キンシャサノキセキ産駒
出走馬無し
ロードカナロア産駒
エイシンデネブ、イベリス、アンヴァル
種牡馬データ的にはこんな所ですね。
さらに前走データも見ていきます。
前走着順データ
複勝率が高いのは前走１着馬と前走４着馬。
特に前走４着馬は複勝率57.1％、複勝回収率144％とかなり妙味もあります。
データを更に見ていくと高松宮記念４着馬はここでもしっかりと好走しています。
2012年ダッシャーゴーゴーは59kgで３着に、2015年サドンストームは57kgで３着に。
斤量が重いせいか勝ち切れてはいませんが、馬券内にはきっちり。
今年は高松宮記念で４着に降着した58kgクリノガウディ―が該当します。
前走人気データ
続いて前走人気データを見ていきます。
好成績なのは前走１番人気馬と前走４・５番人気馬。
前走１番人気馬は前走ＯＰ・３勝クラスで１番人気だった馬が、ここでも好走するパターンが多いですね。
今年は前走朱雀Ｓを１番人気で勝ち切ったミッキースピリットが該当します。
前走脚質データ
さらに前走脚質データも見ていきます。
先ほどの今回脚質データでは逃げ馬の複勝率が50%。
先行差しで大きな差はありませんでした。
しかしこちらの前走脚質データを見ると、逃げ馬は不調気味。
対して先行馬の複勝率が30.6％と高いです。
さらに深くデータを見ていくと
前走先行していて今回逃げ・先行した馬の複勝率は50%と高い。
前走先行していて今回中団・後方に構えた馬は20％以下となっています。
狙い目なのは前走先行→今回も先行の馬。
今回重賞の速い流れで先行できそうにない馬は狙わない方が良いということでしょう。
今年の登録馬で前走先行した馬は
クリノガウディ―、ミッキースピリット、ロケット、グランドロア、ディメンシオン辺り。
ミッキースピリット、ロケット、ディメンシオン辺りは1200mだと出足が速い方ではないのでどうでしょうね。
前走レース名データ
前走レースデータを見ると、
複勝率が高いのは高松宮記念組、鞍馬Ｓ組、安土城Ｓ組辺り。
特に鞍馬Ｓは2018年１着アレスバローズ、３着セカンドテーブル、
2017年３着アクティブミノルと近年活躍が目立ちます。
今年は鞍馬Ｓ勝ち馬のタイセイアベニールが該当しますね。
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