2020年7月29日水曜日

【関越ステークス2020の有力馬診断(後篇)】~独自路線で高収益馬を量産する近藤英子オーナーのホームブレッド馬らしく“急坂コース・タフ馬場・非根幹距離”でこそ輝くフランツ~

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【関越ステークスの有力馬診断(後篇)~独自路線で高収益馬を量産する近藤英子オーナーのホームブレッド馬らしく“急坂コース・タフ馬場・非根幹距離”でこそ輝くフランツ~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
いうぷい9お

―フランツ 牡5 Mデムー 56 音無(栗東)
近藤英子オーナーは自身で血統と馬体を勉強して馬を選んでいると言われていますが、好みのタイプなのか所有馬のタイプは非常に偏っていて、大体芝中距離馬で母系にノーザンテーストやロベルトが入るパワータイプの馬ばかりとなっています(リンカーン・ヴィクトリー・ヒストリカル・アンビシャスetc.)。
それで阪神を筆頭に急坂コースを得意とする馬が多く、逆に新潟や東京などの軽いコースでは不振傾向があります(以下画像は同オーナー馬の17年以降の芝コース別成績)。
フランツ
実際に近藤英子オーナー馬が最も走らないのは新潟コースですし、またフランツの近親でも最も成績が悪いのは新潟コースです(単回35%・複回32%)。
騎手・厩舎・血統・馬主のブランド面から惨敗続きでもそれなりに人気するはずですが、その新潟コースではそこまで評価できません。

△ザダル 牡4 川田 56 大竹(美浦)
まずは2走前中山金杯時の有力馬診断を参照↓
『菊花賞組からは勝ち馬ワールドプレミアが有馬記念でも通用しましたが、それ以外の次走出走組は全て馬券外に沈んでいます(ヴェロックス以外は全て条件クラス戦)。
その菊花賞のトライアルレースだったセントライト記念も同じくで、古馬相手の準OPクラスで好走以上を収めた馬は一頭も居ません。
この時期の4歳馬はハンデ恩恵&急成長時期で有利な立場ではあるのですが、ザダルはそこまで強調できる程の位置の馬でもないだろうと。』

・・・
そのセントライト記念組はニシノデイジー然り、サトノルークス然り、基本的には古馬相手の重賞路線では過大評価禁物という付き合い方が結果的にも正解だったはずです。
ザダルについても中山金杯と前走メイSは共に人気未満の走りで、基本的には過大評価されている馬と見ますが…ただし、それでも流石に今回の相手関係に入れば一、二を争うレベルの強い馬と見るしかありません。


―ソールインパクト 牡8 吉田豊 56 戸田(美浦)
3年前には七夕賞での3着実績こそありますが、基本的には距離を延ばしてから重賞善戦常連となったという馬。
2走前七夕賞では追走できず8着止まりで、前走七夕賞では長欠明け初戦での大敗で…もう8歳馬だけに復調できるかも怪しくて仮にそうだとしても更なる距離短縮路線では怖さも乏しい。


△トリコロールブルー 牡6 岩田望 56 友道(栗東)
3走前オクトーバーSはドン詰まり競馬…その後にG1での有力馬騎乗を控えていたスミヨン騎手も無理にこじ開けることなく、結果的にはその分だけ間に合わなかったという0.0秒差2着。
2走前アンドロメダSはそこからの連戦ローテで、イレ込み目立ち必ずしも能力発揮できたとは言えない状況での3着。
4走前は長欠明け初戦でコース追い1本など手緩い調教過程での凡走、5走前と6走前と8走前と10走前と11走前は好走、7走前はアンドロメダS同様に間隔詰めたローテが響いた敗戦、9走前も同様の間隔詰めたローテだったのと直線詰まった分の敗戦。
ちょいちょいワケ有り敗戦がありますが、それを除けばほぼ常に好走して現級好走歴7度という実績上位馬と位置づけられます。

前走鳴尾記念は得意休み明け初戦ローテではありましたが、さすがに半年以上の実戦となると勝手が違ったのか…そこから適度に間隔空いた中7週ローテは良さげで、この最多現級好走歴馬が舐められるならば押さえ以上には。


★ウインガナドル 牡6 松若 56 上原(美浦)
今年の芝古馬重賞レースの注目すべき傾向として、上がり馬(前走条件クラス戦出走馬)の強さが指摘できます。
古馬G2・G3・オープン特別レースの前走出走クラス別成績データでは、前走条件クラス戦出走馬が単勝回収率100%超・複勝回収率150%超というベタ買いプラス回収率を叩き出しており、好走率でも他よりも頭一つ抜きん出ているという逆転現象が起こっています。
先週アイビスSDはそのビリーバーが9人3着でしたが、その上がり馬が複数頭数いたレースにおいては、そのほとんどで同該当馬が馬券内に突入している程です。
それだけ準オープンクラスとオープンクラスの壁が小さくなっている状況があり、馬券的な狙い目としては過小評価されがちな上がり馬にあるというのが今のトレンドです。

今回関越Sの該当馬はウインガナドル1頭のみ…この馬自身も地味なタイプで人気しないはずですが、上記の通りの今の重賞OP路線の現状と今回関越Sの低調相手関係ならば、この馬こそ最も好走圏内に近い存在にすら思えます。

また、冠名ウインの先行馬というと小回りコースでこそのイメージがあるかも知れませんが、コノ馬の場合には寧ろ大箱コースで気分良く逃げてこそ高いパフォーマンスを発揮するタイプです。
実際にコース別成績を並べると以下の通りで、この新潟コースでも3歳時に重賞で人気薄ながら0.1秒差4着の大健闘歴の持ち主。
〇東京[2-1-0-1]&〇新潟[2-0-1-2]>△他コース[0-1-2-8]
同型不在のココは単騎逃げが濃厚で…開幕週はやや差し有利傾向が認められましたが、2週目で逃げ粘れるバイアスでさえあれば一発の可能性も十分に。


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3走前はこの新潟コースで重賞好走。それも1着馬メールドグラースはその後豪州G1勝利、2着馬ミッキースワーローはその後重賞2勝、4着馬ルックトゥワイスは次走重賞勝利など相当Hレベルメンバーに交じっての高パフォーマンスでした。
2走前七夕賞はその新潟重賞とは対照的な小回りコースでの消耗戦決着に対応できずは度外視可能で、前走関屋記念は得意新潟コース替わりでしたがレース中の故障が要因でやむ無しの敗戦でした。
今回は長欠明けが鍵となりますが、その3走前だけ走れば勝機という低調相手関係戦だけに当然要注目。

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